旭川を後にし,まずはサロマ湖に向かう。
サロマ湖はオホーツク海との境が途切れていて,湖か?と思う形をしている。
地図で見ると楽しい形だが,実際に現地に行ってみるとそうでもない。
かつて同僚と3人で北海道を旅したとき,サロマ湖畔の「船長の家」というペンションに泊まった。
ペンションというよりはユースホステルに近い内容だと思うが。
とにかく安くて,夕食の量が凄まじかった。
一人用の皿は「みんなで取り分けて下さい」と言えるような大きさと量で,コロッケが三つ並べてあったのが印象的だった。
船長の家は,施設を拡大してまだ健在だった。
サロマ湖と言えばホタテだ。実は貝類はあまり好きでは無いのだが,ホタテの刺身は柔らかいし甘いので割と好きだ。
ということで道の駅「愛ランド湧別」に寄った。
なんとこの道の駅,小さいながらも遊園地を併設していて,観覧車があった。
レストランのメニューを見ると,ホタテを使った定食はフライかバター焼きになる。
「ホタテの刺身は無いのか?」と訊いてみると「生ものは扱っていません」とのこと。悩んだ末,フライをチョイス。
タルタルとトンカツ,そして醤油と3種類のソースが付いていた。タルタルが好きだよ。
サロマ湖のすぐ隣に,能取(のとろ)湖がある。この湖畔にサンゴ草の群生地がある。
サンゴ草とは塩湿地帯に咲く小さな花で,花は8月に咲くのだが小さくて分かりづらいらしい。9月になると全体が赤く変色,つまり紅葉のようなことらしいが,サンゴ草は葉が無いので茎が赤くなっているのだ。
まだ時期が早かったようで,鮮やかな赤は観られなかった。
写真は上がノーマルで下は着色してみた。ガイドブックの写真はもっと鮮やかな紅だったよ。観たかったなぁ。
網走の博物館網走監獄へ寄った。以前にも来たことがあるが,時間が余ったので。
ここの建物は昭和40年代まで実際に使っていたものとのこと。
「臭い飯」と呼ばれた食事が500円で体験出来るとのことだったが,時間が遅くて食べられなかった。
番外地とは,番地も付かないほどの外れにある,ということだが実際の網走刑務所は今では住所がちゃんとある。
Posted at 2007/09/04 19:42:32 | |
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