山の怖い話　その6

今日も雨　
もう飽きました

お隣の鹿児島では、例年6月の3倍！の降雨があっているようです


そんな時に役に立つ『ダム』ですが、建設の際にかなりの犠牲により作られているようです

例えば、一ツ瀬ダム

日本で10番目の規模のアーチ式ダムですが、看板には数百人の犠牲者が出たとかいてあった気がするのですが、検索すると40名の犠牲者が出ているようです
どこか別の場所だったかな？

で、それより数年前に完成した『上椎葉ダム』
慰霊碑には105名の犠牲者って書いてあります


若かりし頃、

そんなことを知らずに、このダムに併設してある女神像公園でキャンプしてしまったのです

もう夕刻で、陽もくれてどっぷりと暗くなっていました
バイクでたどり着いて、テントを張って、一夜の宿に…

この公園に来るには、狭くて暗いトンネルを抜けなければなりません
（と思い込んでいたのですが、いま、ストリートビューで探したけどトンネルがありません　何故？）

記憶の改竄？？？

まあ、それまでにもバイクで2～3周程度日本を回っている私…どこでもキャンプしていたり、登山中に何度もビバークしていて、大丈夫なつもりでしたが、ここの雰囲気？はダメでした

不気味というかよく覚えていないのですが、瘴気の塊が周りをビュウビュウ飛び回っていました
尾根を超える雲などたくさんの経験をしてきたつもりでしたが、ここの雰囲気は最悪でした
気分的には地獄の入口って感じるような不気味さでした

怖くなって、近所の公民館？に逃げ込みました

　確か、館長さん夫婦が居て、事情を話して泊めていただきました（なので、時間は20時とかそれくらいだったと思います）
その時、管理人さんから、そこにはダム建設の際の慰霊碑があることや、数百人が亡くなったこと、建設中に流されたり落ちたりしても捜索もされなかったことなどをお伺いし、朝まで厄介になって、テントを撤収して帰りました

捜索されなかったという記憶があったのですが、戦後の建設みたいなのでたぶんそんなことはなくて、台風来襲時でそれどこではなかったという意味だったのかな？と今では思っています

（もっと具体的で生々しかった記憶があるのですが、まあ、今更それを蒸し返してもなので止めておきます）



で、椎葉出身の椎葉くんに聞いた話もありました

家族で不土野の知り合いのところに遊びに行ったあと、夜半に自動車で帰宅していました
ここからさらに10kmほど南下したところあたりで、夜中、歩いているおじさんが居たそうです
一度通り過ぎてから、親父さんと『ヤッパさっきの人、心配じゃが～』とUターンしたら、居なくなっていたそうです