皆さんにご心配戴いたワールですが、激しい症状は落ち着き、ステロイド剤での炎症治療も終わって、なんとか平常運転となりました。
後ろ脚がぷるぷるしたり、歩くとちょっとフラフラしたりする時もありますが、概ね16歳間近の老犬としてはこんなもんかな?程度には元気な感じで、絶賛昼寝ばっかりしていますw
いつもご心配、応援してくれる皆さんには、改めて御礼を申し上げます。
さて、我が家のもう一方のヨボヨボと言えば、
ミドリゲスw
御年16歳。ワールと同じくらいですw
4月6日に納車されてから、
アレや
コレや
ソレを経て、6月23日にセルが回らなくって再々入院した所までをブログにしました。
いやぁ、本当にオンボロですね(;´Д`)
そんなミドリゲス、遂に決着がついたのか!?今回は、その辺のお話です(
おやびん、今回もミドリゲ話でスミマセン)。
マーキュリーに入院し、セル不動の原因究明に入った結果は、わりと早くに出ました。
その原因は、なんとAT用シフトポジションセンサー!
何度も書いていますが、ミドリゲスはATからMTに載せ替えた個体。メーターランプの件もそうでしたが、元々ATだったのが今回も悪さを…うーん、正確には、以前のオーナーの誰かはわかりませんが、MT化した時の作業が中途半端というか、適当だったのが悪かったと言うべきですかね?
マーキュリーのメカニック、ゴッドハンド久保田さんによると、こんな感じ。
「ATのギアがどこに入ってるか(PやDやR等)を取ってるセンサーがあるんですけど、これがミッションの横でぷらぷらしてましてぇ。
ATって、PかNじゃないとセルが回らないじゃないですか。なんで、MT載せ替えた時にこれを加工しておくんですけど、ちゃんと固定されてなくてぷらぷらしてたから、おかしな情報拾ってたんですよね。
走ってる最中にリバースに入ったってよっし~さん言ってったじゃないですか。あれもコレのせいですね。
ちゃんと加工やり直して、しっかり固定したので、これで大丈夫だと思いますよ」
(*゚Д゚)φ))ナルホド!!
まぁ、要は、ATのシフトの位置をチェックしてるセンサーをちゃんと固定してなかったから、Rに入れてないのにRだと認識されちゃったり、Nだと認識してもらわなきゃならないのが別な位置だと誤認されてセルが回らなかったんですね。たぶん、そんな感じだと思いますw
さて、セル不動についに決着がついた所で次です。
100km/hを超えると、昔のキンコンならぬ、ピーピーと鳴る件。
尚、制限速度越えがどーのこーのと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全体の流れに乗って走れば(それが一番安全)多少超える事もありますし、サーキット走行中に鳴られるとゲンナリする事請け合い(;´Д`)
しかも、レー探のGPSスピードメーターと比べると、ミドリゲスのメーターは常時8km/hくらい高い速度を示しています(保安基準誤差範囲内)。これはおそらくタイヤ外径のせいだと思いますが、実速度100km/hで走ると、ミドリゲス的には108km/h走行って事になるので、ピーピー鳴りまくりですw
閑話休題。
年式的にそんなもんついてないはずなので、後付けのそういうアクセサリーがついてるもんだとばっかり思っていたのですが…
「よっし~さん、ピーピー鳴ってるのは、オドメーター裏の基盤に最初からついてるスピーカー(上画像矢印)ですね。リバースに入れるとピーピー鳴るのと同じやつです」
「えっ?じゃあ、100km/h超えでピーピー鳴るのは、純正の機能って事!?」
「そういう事になりますね…」
と、佐藤師匠も不思議そうな顔。
年式的には取り付け義務が無い(NAロードスターでも無い)上、オプションでもそういうものが無い事はマツダDにも確認済みです。
一体どーなってるのだ!?
「このスピーカー取り外すなら、基盤のハンダを溶かして外すしか無いんですけど、見てわかると思うんですが、この細かい所をやるのは、基盤ダメにする可能性大なんで、正直お勧め出来ません。
ダメになっても良い前提なら、やってもイイですけど?|ー ̄)ニヤッ」
「(*´・д・)エェェ~」
「それよりは、この穴からスピーカーの中にシリコンボンドを流し込んで、音を出にくくする方が良いと思いますよ」
「そうですね…シリコンボンド使う方でお願いします」
という事で、他には…
シフトノブを交換してシフトパターンが無くなった(純正はシフトノブ上部に刻印)のでシフトパターンプレートを貼り付けたり、ナックルを入れてキレ角上がった分の調整のスペーサーを厚いものに交換したり、前回カムシャフトセンサーを交換したので一緒にということでクランクシャフトセンサーも交換したり、腹下でデフケースがやたら揺れるので強化デフマウントにマウントを交換したりして、7月13日に再々退院となったのでした(´‐ω‐)=з
んで、ピーピー音なんですが、確かにかなり小さくなっていて、音楽をかけてると聞こえないくらいになってました(かけてないと、多少聞こえる)。
その後、セルが回らなくなるトラブルも再発せず、ようやくトラブル系に決着がついたかと思った7月27日…
「あー、なんか、右ヘッドライトが点いてないー(´;ω;`)ウッ」
昼間、トンネルを抜ける時に気付けたのが幸いでした。
停まってチェックしてみると、右だけ点いたり、左だけ点いたり、両方点いたりと、スイッチをON-OFFする度に違う症状が(;´∀`)
ボンネットを開けて配線を確認しましたが、緩んでいる様子はなさそう。しかし、HIDのバラストの取り付けがしっかりされてなくてブラブラしてたんで、ホント、買う前ににされてた作業はどれも適当だったんだな、と…|ω-`*)
マーキュリーに電話して聞いてみたところ、おそらくバラストの寿命だろうと言う事だったので、適当なHID入れといてもらう様にお願いして、電話を切りました。
という事で7月29日、毎度毎度の
マーキュリーエンタープライズへ。
再々々入院?日帰り入院だからノーカウント?w
まずはHID交換。
暴…じゃなくて、
某みん友さんは関係していない模様。
雨の日にドア開けると、雨垂れがボタボタ落ちてくるので、ウェザーストリップも取り付けました。
後ちょっと細々した作業をして…またも100km/hピーピーに取り掛かりますw
ピーピーに気付いてからこっち、『NB8C 速度警告音』などの検索ワードを使ってネット中を検索しまくったのですが、それらしい情報には全く出会うことが出来ませんでした。
しかしある日、「
ランクル100系のスピード警告音の消去法について」というブログが引っ掛かったのです!(どんな検索ワードだったかは忘れたー)
このブログによると、100系ランクルのメーター裏の基盤のある場所にネジが入れてあると速度警告音(しかもピーピー音)が鳴るので、このネジを取れば鳴らなくなるとの事。
『もしかして…?』
藁をも掴む思いで、ミドリゲスのメーター裏を調べてみます。
幾つもネジがあって、その横に「IGN」とか「IN」、「OUT」などの文字が添えられている中で、
真ん中辺りにたったひとつだけ文字が添えられていないネジが!(上画像的にはド真ん中)
あっぷ!
「も、もしや…!?」
しかし、慌ててはなりません。このネジを取って新たな不具合が出てしまっては藪蛇です。
グーグル先生に「NB8C メーター裏側」と画像検索を掛け、件の場所をチェックします…。
「これも…これも…こっちの画像も、ここにネジ無いぞ!」
心の中の修造が雄叫びを上げます!w
ネジを外し、メーターを再度取り付けてもらい…以降、
100km/hピーピーが鳴ることは無くなりました…!(感涙)
遂に…遂に、次から次へとエンドレスだったミドリゲスのトラブル、全て解決か…?(※)
さあ、これで晴れ晴れした気持ちで、心置きなくミドリゲスを走らせる事が出来るゼ!
…で、終わる訳が無いのが僕という存在。続く。
(※)まぁ、走行中にサイドブレーキランプが点灯する(だけの)トラブルはそのままなのですが、これもカットしたABSが悪さをしているのが原因と特定されています(NB8CでABSがついているのはATだけなので、ここでもAT→MT載せ替えの弊害が…)。
つまり、このサイドブレーキランプ点灯を回避するには、ABSユニットを完全撤去すれば良いだけなのですが、そのためには新たにブレーキラインを作るか、MT用のブレーキラインを購入する必要があり、予算的に10万以上掛かりそうなので実害無いという事で無視することにしました。