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誰もがご存じの洋楽名曲、
TVやラジオにも流れない隠れた洋楽名曲を
aba-buフィルターを介してご紹介します♪
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各曲をナンバリングします。
お気に召した方はYoutubemusic等でリスト化すれば
ドライブに最適なセットリストの出来上がり♪
70’s 80’sR&B AOR ROCK POPS
JAZZ HOUSE COUNTRY等順次ご紹介します♪
AOR初回は
⓵
Rupert Holmes - Escape (The Pina Colada Song) (1979)
アルバム「パートナーズ・イン・クライム」(1979)より。
ルパート・ホルムズ(1947-)は
英国生まれニューヨーク育ちの
シンガーソングライター。
アルバムタイトル
「パートナーズ・イン・クライム」→「犯罪の相棒」って、
なかなか物騒な表現だと思ったけど、
イデオム(元の単語とは違う意味を持つ表現)だそうで、
「親しい仲間」や「恋のパートナー」を意味するらしい。
ちなみに、日本でも矢沢永吉
「共犯者」(1988)がありましたね♪
「エスケープ」といえば
ジャーニーの
「エスケープ」(1981)もありましたね。
こちらは1981年、全米アルバムチャート1位を記録した。
いずれ、ロック編で詳しくご紹介したいと思います♪
さて、ルパート・ホルムズの「エスケープ」は1979年、
全米1位を記録した。
また、映画「ガーディアンズ・オブ」・ギャラクシー」(2014)の
エスケープシーンに使われていた。
サブタイトルが(ピニャ・コラーダ・ソング)
ピニャ・コラーダは
カリブ発祥のトロピカルドリンク。
レシピ
・ホワイト・ラム30ml
・パイナップル・ジュース60ml
・ココナッツミルク20ml
・生クリーム10ml
出典「ラルースカクテル辞典」♪
「エスケープ」の歌詞あらすじ
長く連れ添った妻に飽きていた男。
寝ている妻の横で、
男は興味をそそられる
新聞の個人広告欄の
メッセージを見つけた (゚Д゚)
「ピニャ・コラーダが好きで、
雨に濡れても平気で、
ヨガに夢中でなくて、
多少頭がキレて、
真夜中、岬の砂浜で
メイク・ラヴしてくれる。
そんな人を探しています。
お手紙下さい、
そして、一緒にエスケープしましょう♡」
男はうしろめたさも感じないまま、
個人広告で返事を書いて
めちゃくちゃ期待しながら
バー「オーマリーズ」で
浮気相手と待ち合わせをしていると、、
そこに現れたのは
なんと、、、男の妻!(笑)
「まあ、あなただったの!?」
二人は互いに笑い転げた。
「なんだ、知らなかったよ、
君がピニャ・コラーダが好きで、
真夜中の岬の砂浜で
メイク・ラヴしたいだなんて!
君こそ、僕が探していた人だよ、
さあ、一緒にエスケープしよう♪」
おやおや、、
いったい誰からエスケープするつもりだったのやら、、(笑)
話が捻じれて元に戻って
まるで「メビウスの輪」みたいだね(笑)
突っ込みどころ満載の物語だけど、
リゾート感のあるアレンジと
「ピニャ・コラーダ」の語感が持つ
トロピカルな雰囲気が相まって、
なんだか、「まあいいか」と
おおらかな気分にさせてくれるような気がします(笑)
そしてこのストーリーは
ルパート・ホルムズ自身が、
当時の新聞の個人広告を見て、
この手のメッセージに興味を持ったことが
切っ掛けとなり、
書かれたものなのです。
そういえば、1980年代、
あれ系雑誌に交際希望欄って、
確かにありましたよね(笑)
編集部に送るやつ♪
いえ、私はやっていませんがっ、、!(笑)
つまり、1970年代、
ヨコシマ願望があっても、
実行する勇気はない、
ごくフツーの男達が
皆興味を持っていた、
新聞の交際希望欄をネタにした歌で、
浮気の罪悪感をトロピカルなメロディと、
「ピニャ・コラーダ」で上手く中和して、
笑えるオチに仕上げた、
メッセージ性の強い歌。
というところでしょうか(笑)
なんとなく、共感できました(笑)
さあ、今夜はピニャ・コラーダでも飲もうかな(笑)
次回はFar Cry - The Hits Just Keep On Comin'です♪
関連情報 ルパート・ホルムズ公式HP
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ドライブのBGMは洋楽70’s AOR | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2022/03/12 07:06:43