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イイね!
2018年11月19日

下地処理って必要なの?

下地処理って必要なの? 「下地処理って何をどこまでやればいいの?」
「コーティング前に下地処理は必ずしなければいけないの?」
とご質問をよく頂きます

下地処理とは、なんなのかを解説していきます。

ブリスコーティングは、自動車のボディをサランラップでくるむような感覚だと考えてみてください。
もしボディに水垢が残っていたり洗車傷がついたままラップでくるんでしまったら、それがラップの下でずっと残ってしまいます。
また平滑性の高いボディはコーティング剤の効果も上がるので光沢が強くなり効果期間も長くなります。

と言うことは、すでにキレイで平滑なボディの車両には「コーティング前の下地処理」は必要ありません。

水垢・スポット・鉄粉・洗車傷がボディに多くついていて光沢感に満足いかない車両に「下地処理が必要」となります。

また下地処理を行うと平滑性が高くなることでコーティング剤の性能を高く発揮できるようになります。
「アイツの車は、俺と同じ色なのに異常に輝いてるなぁ」なんてとき、相手は「下地処理がうまい」可能性が高いです。


下地処理は基本的に「どこまで」と言う基準はありません。
「愛車の光沢感に満足するまで」が正しい解答なのでしょうが
それではわかりにくいので細かく解説して基準点を考えていきましょう。

下地処理フルコースの内容は
1.「コンディショナー」でホコリや汚れを落とし水で流す
2.「洗車用ネンド」で鉄粉除去
3.水で流す
4.水分拭き取り(乾拭き)
5.「ハイブリッドコーティングコンパウンド」で繊細傷を除去し平滑性を高める
6.「オイルバスター」で残留油脂成分を除去

そして水で流し「ブリス」コーティングとなりますが
ここまで時間のかかる下地処理は光沢に相当のこだわりがなければ必要ないのではと感じます。

たしかに初回の「ブリス」施工をしっかり下地処理を行ってからコーティングすると光沢も凄まじくなりますし2回目の洗車も楽になるので、ある程度のボディリセットは必要なのでしょうが簡単にこまめに使えるのが「ブリス」のいいところですので初めてのコーティング施工は

○「コンディショナー」で洗ってから「ブリス」でコーティング

だけでも良いのではと考えてます。
この光沢に満足いかなかったり、さらに光沢が欲しい場合に下地処理を行えばいいのではないかと…




簡単施工の光沢で満足いかなかった光沢マニアの方々は、他の人よりも輝かせるのですから並々ならぬ努力が必要です。

下地処理でキモとなるのは⑤の「ハイブリッドコーティングコンパウンド」での作業です。
この作業を時間をかけてしっかり行うことが光沢感にも効果持続にも影響してきます。
ポリッシャーが使えると作業効率がかなり上がるのですが、もちろん人力施工でもできます。
スポンジやクロスにハイブリッドコーティングコンパウンドをつけて傷が消えるまでこするこするこする

たまにスポンジを洗って汚れを落とし、また液剤をつけてこするこするこする
人力施工の場合、必要以上にこすっても復活できないほどのことには、まずなりません。
それよりも仕上げたと思ってコーティングしたのに、まだ繊細傷が残ってたってケースのほうが多いです。

どうせ研摩作業するなら「繊細傷を除去するまで」が「どこまで」の基準となるのでしょうが「疲れてもうこすりたくなくなった」が基準になってしまうことも…
「疲れたら次の休みに再開しよう」くらいのおおらかな気持ちで作業を始めて疲れたらとりあえず水で流してコーティングしとけば次に再開できますし途中でやめても洗って流して拭いておけば、そんなに変ではないですよ



手抜きしたい方はエッジ部(角やとがった部分)とボンネットを磨いておくだけでもだいぶ光沢感は、変わって見えますよ♪



②の「洗車用ネンド」は、なぜか使用を嫌がる人が多いですよね。
たしかに目に見えない鉄粉の除去等は、やりがいもないですし効果もわかりにくいでしょうが「洗車用ネンド」を使ったか使ってないかで⑤の研摩作業にかかる時間が大幅に変わりますしボディ状態もかなり良くなります。

・洗車用ネンドは、ボディに付着(のっている)している物を除去する
・コンパウンドは、ボディ塗装面よりもへこんでいる部分を平滑にする物です。

ボディに鉄粉や輪ジミがのっている状態で研摩を始めるとそれだけ仕上がるまでの時間がかかってしまいますし液剤も多く使ってしまいますのでもったいないです。
研摩作業とネンドによる鉄粉や花粉の除去はセットで考えておいたほうが良いです。

ネンドでの作業は10分くらいですし特に難しい作業でもないので気楽な気持ちで使ってみてください。

泡の残ったボディにネンドを薄くして全体的になでるだけです。
使ったあとの茶色くなったネンドを見て「こんなに鉄粉を放置してしまったのか」と感じつつ汚くなった面をねりこんで綺麗な面を出して作業してください。



使い終わったネンドはホイールに付着したブレーキダストや虫骸の除去にも使えますので一個持ってても損はないですよ。

ネンドを使うとボディに傷が増えると考えてしまい使用をいやがる方が多いですが、しっかりボディに泡を乗せて泡の上を優しく滑らせればほとんど傷つきませんし、どうせこのあとハイブリッドコーティングコンパウンドで磨くんだから問題ないですよ

「洗車用ネンド」は「使ったとこの手触りがスベスベになるまで」「鉄粉のつきやすいボンネットと天井は最低限やる」が基準となります。



⑥の「オイルバスター」は、水で流しきれない研磨剤の除去が目的となります。
マスキングしてから研摩作業をしない場合、ゴムモールやエンブレム周りの隙間に研磨剤が白く残っているはずです。
逆に白く残っていない場合は、端っこまでしっかり磨けていません。

せっかくボディ状態を良くしても白くカスが残ってると格好悪いのできっちり落としましょう。
もちろん爪楊枝や歯ブラシを使ってちょっとづつカスを落としたり油脂成分の除去に強いカーシャンプーを使ってもいいのですが
「オイルバスター」は「ブリス」の定着を助ける成分も入ってますし楽に綺麗にできますので活用しましょう。



「オイルバスター」は「ブリスの安定定着のために全面に薄くのばす」と「エンブレム周り等の汚れを綺麗に落とす」が基準です。


ここまで下地処理について細かく解説してきましたが
やはり基本は「自分の愛車を自分が満足できる」ことが一番だと思います。
必ずこの方法でやらなければいけないと言うワケでもないですし自分の愛車に合った自分なりの方法を編み出してもいいでしょうし研摩までを施工店にまかせてもいいでしょう。

下地処理はコーティング前に必ず必要な作業ではありません。
自分の愛車に下地処理が必要かどうかは、オーナーである貴方が、どれだけ愛車を愛しているかで決めることなのです。

下地処理や洗車って「車を綺麗にすること」が主な目的なのですが
愛車と長く向き合うことで塗装ハゲや新しい傷やオイル漏れを発見したりと愛車のコンディションがチェックできる大事な時間だと思います。

新しい傷やへこみはないか
ネジが錆びてモロくなっている箇所はないか
パーツ類の取り付けにゆるみはないか
オイルのにじみや漏れはないか

車が綺麗な状態で長く触っていないと気付けないことは意外と多いのです。
洗車を通じて車両をスミズミまでチェックしてトラブルのもとに気付くことで愛車を長くいたわってやることができ愛車もそれに答えてくれるはずです。

皆様が素敵なカーライフを送れることがブリスショップの望みです。
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Posted at 2018/11/19 14:44:24

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