まー@木更津のブログ一覧

昨日仙台（名取市）まで行って、ショップの社長さんに色々話を聞きました。

ヒューズボックストラブルの件は、色々聞いておりましたが、どうやらディーラーから新品部品供給を受けた場合、テスタロッサや456、550マラネロクラスだと、そのお値段が「200万円」らしいと。。。。

噂かと思っておりましたら、先日そのショップのお客さんで横浜在住550マラネロオーナーさんが某ディーラーから「最後の1個です」と言われてヒューズボックスを200万円で購入されたそうです。

200万と言ったら私が先日買った2008年のR230-SL350や、2008年の987ボクスターMTが買えるじゃないですか（苦笑）

おそるべし、強気の値段ですね。

おはようございます。

半年近くに渡る山口県出張がようやく終わり、天気に問題が無い事を確認して
昨日、始発の新幹線はやぶさで東京駅→仙台駅（1時間32分！！）移動、
名取市に有るショップさんにテスタロッサを取りに行きました。

ショップさんに到着、ピカピカに仕上げられたテスタロッサを確認した後に
ショップの社長さんが私を助手席に乗せて近所を15分程度デモランしてくれました。
ちょっと驚いたのですが、デビューが35年前、私の後期車両でさえ
ラインオフして30年！の車ですが、全然速い！運転したのがスーパーカーに慣れた
社長さんというのもあるのですが、正直びっくりしました。

社長さん曰く、テスタは新車の状態を知らずに適当に整備して満足している車両が多く
今回のテスタはフェールデスビまで分解調整したそうです。
フェールデスビ(Fuel Distributer)はKジェトロの肝になるデバイスですが、これは私の愛車メルセデスR129前期SLと同じシステムで、フェールデスビ、アイドルスピードコントローラ、Air metering flap等からなる馴染みのシステムなので一通りの事は知っております。

その後、車を事前確認してくれた友人と共にソファで談笑していると
なにやら整備士さん達がテスタロッサを点検始めました。
確認すると、フェールプレッシャーレギュレータからガソリン漏れを確認したと。
部品の在庫は無いようですが別な場所に保管されている、同じものを交換したばかりの
車両から部品を持ってきて、2時間程度の間に交換して頂き、漏れは完治したようです。

さあ、さっそく初テスタロッサで仙台→千葉県までの高速ドライブです。
箇条書きになりますが、感想を列記します。

・ノンパワステのハンドルは激重を覚悟していたが全然普通に乗れる。
・高速に乗って、感じたのは100キロで流しても全然楽しい！
　昔2台乗った911を思い出させる加速の時にハンドルが、すっと軽くなる感じが面白い。
・純正ホイールが16インチと小さいこともあり？とても乗り心地が良い！
・ショップの社長さんが「調子の良いテスタは100キロクルーズで10km/L位走りますよ」と
おっしゃってたが、本当にガソリンが減らない！（笑
どうやら仙台→千葉の移動で高速だけなら10キロ近く走ったようです。
市街地だとさすがに相当悪いようですが（当たり前ですね）。
・オート空調は流石に35年前のイタリア車、かなり制御が怪しい感じですが
普通にクーラーも効くし問題無いと思います。
・仙台→千葉県を約400キロ移動しましたが、高速を一度トイレ休憩しただけで
全く疲れなく、とても楽しかった！です。最高でした。
・逆に高速を降りてから混雑した市街地ではミッションの入りが悪くなったり
ちょっと手ごわいかなと言う感じでした（最高のミッションオイルを入れるかOHが必要かもしれません）

自宅ガレージに入れる時にベンツSLの感じでラフに車庫入れしたら、リアバンパーを木製扉にこすってしまいました（お恥ずかしい）苦笑。

とまあ、こんな感じですが、総論としてマニュアルミッションのV12スーパーカーは最高です！
なんか「運転してる」感があり素晴らしい醍醐味です。

一番安い時の昔の相場に比べて倍以上の相場になったテスタロッサですが
正直、「買って良かった！！！」と思います。

今後、当家から30分の元コーンズの整備士さんに、色々みてもらおうと思います。

テスタロッサ、最高の彼女です！！！！！

山口県下関市豊田町からおはようございます。

テスタロッサ、ヒューズBOX周りトラブルの件ですが
私のブログを古いお知り合い（元日立製作所勤務のプロ）に診てもらいました。

氏曰く、この症状は瞬間的な過電流では無く
コネクター部の接触不具合部に大電流が流れた→接触部が過熱→
コネクターボディや、プリント基板が過熱損傷になったのだろうと。
下の写真をご覧いただければ御理解頂けると思いますが
メス端子が完全に開いてしまってますよね。これは再使用不可能です。

だとすると、プリント基板を直してもコネクターボディの接触不良を改善させ
回路に高性能ヒューズ等を設置しない限り、同じ症状がでる筈と。

先ずは、コネクター側のメス端子を入手できるか調べていますが
ディーラーからの供給は無理（苦笑。
しかし、例のドイツのサプライヤーが持っていると！

早速数十個を調達する事にしました。

メス端子を交換して、ヒューズボックス側のオス端子は研磨とナノカーボンペースト塗布でごまかせると良いのですが。。。。。

おはようございます。
山口県長期出張中です。

テスタロッサは4月8日に納車予定ですが仕事の都合で仙台に取りに行けません。
恐らく4月20日周辺になるのかと思います。

さて、ショップさんに「ヒューズボックスと接続されるコネクターボディ（プラスチック）のコンディションを確認して下さい」とお願いしていたのですが、返事が来ました！

予想通り、なんと焼けたプリント基板回路とリレーとの間をを電線でバイパスするという掟破りの修理がされていたそうで。（苦笑

燃料ポンプとラジエーターファン、AC等の回路です（リレー二次側回路）。

どうやら、自然に基盤が焼けたのでは無く
★燃料ポンプやラジエーターファンが不調になった→リレー二次回路に過電流発生→接触抵抗が高いコネクター部や脆弱なプリント基板回路が過熱焼損。という感じかと。

しかし、リレー二次回路に過電流が流れた場合、ヒューズが溶断する筈ですが。。。ヒューズ回路設計のミスなんでしょうか？

コネクターボディも焼け焦げているらしく、「焼けてますけど端子は生きてるから大丈夫ですよ」と軽くメールで返事が来たので、さすがに頭にきて「高価な車を購入するのに、「大丈夫ですよ」とはどういう事でしょうか？」とショップさんに電話しました。

コネクターボディはディーラーからも入手は無理だそうで、ネットを駆使して入手するしか無さそうです。

ヒューズボックスの積層プリント基板はやはり、全交換が必要ですね。
現状、深刻な破損状況でもなさそうなので落ち着いたら着手予定です。

下のプラグ焼損写真はネットからの借用、プリント基板は私の実車からです。



ps:コネクター、入手先を見つけたのでオーダー済です（苦笑