まー@木更津のブログ一覧

おはようございます。

表記につき、色々勉強していますが最も深刻で共通トラブルなのが
ヒューズボックス劣化による数々のトラブルと判断しています。

車両のヒューズボックス劣化によるトラブルは私が所有している
TVRキミーラでも有りましたが、主な原因はヒューズの主基板が
経年劣化→多層構造がショート→ファンやその他の負荷が不動→オーバーヒート→エンジン破損
や始動不可能となります。

ヒューズボックスは世界欠品のようですし、在庫あっても60万？
修理は後付け配線等で行っても他の回路がいずれ破損しますので全く意味が無いです。


当方輸出入業務をしていますがEUの業者に問合せしたところ
ヒューズボックスASSYを発送して一週間程度で基盤を完全に作り替えして
返送してくれるとの事で費用も新品の1/3以下程度なのでさっそく納車前のテスタロッサから
ヒューズボックスを当方に発送してもらい、完全修理する事にしました。

下記が経年劣化したヒューズボックス基盤の画像です。
これで大分安心して乗れるようになると確信しています。


これがショートするとコネクタ側も完全に焼損しますので
このような場合は基盤に問題が有るのでコネクタを交換しても意味が無いです。

※関連情報URLにほかの業者さんの例をリンクしました

おはようございます。

フェラーリテスタロッサ選びですが昨日までは以下の状況でした。

①山形のテスタロッサ(1987年式）
・走行8万キロ弱
・EU新車平行
・15年前にエンジン載せ替え多額の費用でOH
・整備状況は5年前にタイベル交換等を実施
・外装それなり
・クーラー不動、ミッション不調、ダッシュボードbox開かない
・片側ドア修理及びガラス非オリジナル（塗装色差あり）
・②の状態にするには400－500万程度掛かると想定（価格差は200万程度）
・エンジン載せ替え、フルオリジナルでは無い

②仙台のテスタロッサ(1991年式）
・走行4万弱
・EU新車平行
・一年前にコーンズ出身のメカさんにより、エンジン下ろし、ベルト類全交換、ホース類全交換、シリンダーヘッドカバー塗装、ボディ飛び石リペア、その他電装系含め全体的に徹底整備。
・クーラー修理済
・タイヤ新品
・外装は素晴らしい
・マフラーのみ品の良い快音マフラー
・マフラー以外はオリジナル
・価格は③と同等

③群馬のテスタロッサ(1991年式）
・走行2万弱
・フルオリジナル
・8年前にタイベル交換したのみ
・外装は多分綺麗
・②と同様の整備を行ったらおそらく300位は掛かる）
・価格は②と同等

以上の状況で検討した結果、②の仙台のテスタロッサになりました。

価格的には想定していたより大分上に行きましたが、今後の整備費用を考慮したら全く問題ないと思慮します。

今回も宮城の友人のお蔭で素晴らしい車を入手出来そうです。

下の写真が今回入手予定のテスタロッサのエンジンルームです。
新車のようです。


購入先の振込口座を確認したら、当家の本家が仙台でサニーランドというオモチャ屋チェーンを手広くやっていた会社が取引してた銀行支店と同じでした。縁を感じます（笑

おはようございます。
私は今月一杯山口県に出張に来ておりますが昨日は岡山市のSLお友達と一杯やりました。
その一人の方は会社経営者でブラバスB55SLを700馬力にして乗られている猛者です。
色々お話が聞けて楽しい夜でした。

さて、山形のテスタロッサ ですが来月初旬に契約と自走で移動させて貰いたい旨をオーナーさんに伝えたのですが昨晩電話があり、自走移動は辞めて欲しいと。

オーナーさんに、それはミッション不具合等で自走出来ないコンディションと言う事でしょうか？とお聞きした所、タイミングベルト交換してから5年経過しているからとの事で。

自走移動するつもりでしたのでちょっと戸惑っている状況ですが、スーパーカーを購入する場合にはこのような事が普通なのかなと。。。。

ミッション不調もクラッチ調整不足では無くミッションohが必要だった場合はタイベル交換、聞いて無かったクーラー不調修理と合わせて300-400万位は必要になります。。。

うーん。。。

テスタロッサのオーナー様は70過ぎ？の紳士で、色々話を聞かせてくれました。

テスタロッサの購入にあたって、当家から25分の近所の芝山町に有る元コーンズのメカ様経営の整備屋さんにも相談に行ってきました。

●良い所
・現在7万キロオーバーですが現在から2万キロ前に横浜コーンズで〇〇〇万掛けてエンジンoh済。
今までの整備記録が全て残っている。（金額明細も）
完全オリジナル。
エンジンの調子良さは助手席に乗せてもらって近所のドライブで解りました。
現在のオーナーの元で十数年間、天塩に掛けて維持されてきたのだなと。

エンジンの始動性もとても良く、変な音も皆無なのを感じました。
元コーンズのメカ様曰くフルオリジナルなのはとても価値が有るとの事です。
しかも、そのメカ様は今回のテスタロッサを知っていました。
その頃、コーンズ内で「エンジンOHに〇〇万円掛かった車両が有る」と噂になったそうです（苦笑）

今回の車両はヨーロッパ仕様と聞いて居ますが、メカ様曰く、
ヨーロッパ車両も純粋なヨーロッパ仕様だと純正触媒がついておらず
スイス仕様も有って、その場合は純正触媒が付いているのだそうです。
恐らく、今回のテスタロッサはスイス仕様ではないか？と。

●悪い所
・ローギアが少し入りずらい。
これはミッション本体の不具合だと修理に相応の費用掛かる事が予想されますが
入りづらくなったのは5年前にタイベルとクラッチ交換の際からなので
ミッションのリンケージ調整で治るかもしれない。
元コーンズのメカ様に聞いたら、ミッションリンケージ調整は結構難しく
リンケージの締め具合で微妙に具合が変わるのとの事（汗

・クーラーガスが抜ける。
これもメカ様に聞いた所、30数年前の車両なので、各部から漏れる事は普通に有ると。
エキスパンションバルブ交換もコンソール全バラが必要らしいですが
これはオーナーの同意が得られればコンソールの底部蓋を切り欠いて可能と。

基本的に、このテスタロッサに決める方向です。

購入したら、さっそくエンジン降ろし整備に入ると思いますのでまた状況を御知らせ致します。