2007年02月12日
本日はようやく休みとあり、突然映画に行く事に。
午後から突然。
すると観るものが限られてくるが、なんとか出かけると、予想以上の渋滞…停滞っぷり。
滞り無く進みそうな、10号線ですら40km/h。
もっとも低速な時で35km/h。これでは間に合うものも間に合わない、と止む終えず進路変更して別の映画館へ。
かくして周防正行監督の『それでも僕はやってない』を観る事に。
ギリギリ冒頭が観れるタイミングでスクリーンへ。
今のタイミングではネタバレになるので感想は必要最低限に止めると、“やっぱ、やるせねぇなぁ…”に尽きる。(止まってない…)
裁判の様子が実際もこうなんだろうな…と生々しく伝わってくる点は○。
今回短かったけど、周防監督作品にはこの人。竹中直人氏の演技期待を裏切らず◎。
終わり方は賛否両論あるだろうが、個人的には何でもかんでもハッピーエンドな邦画が一時期多かった事に比べれば○。
11年振り?の新作として納得の一本。
珍しく今月は邦画が二本続いたが、見応えがあった。
この映画の中で主人公を見舞ったトラブルは、誰にでも起こりうる出来事として十分認識出来た。
その意味で、かなり有意義な作品だと思う。
やるせない気持ちは残るけど、見ておいて損はない。むしろ、見ておくべきかも。
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帰りしなに、地元の書店で(半ば勢いで)美容整形を題材にした漫画『SKIN』1-3巻(全巻か?)と、ガンダムを小馬鹿にしつつも一方ではドラマチックにザクを掘り下げる大和田秀樹氏の『ガンダムさん(2)』を購入。
…どんな組み合わせや。
SKINは全く今時の絵だな、と思いながらも、話は割とスッキリ。
無駄な整形を嫌う腕利きの美容整形外科医の言動が、ある意味、的を得ていて面白い。
ガンダムさんは相変わらず。お気に入りは、中間管理職に悩む隊長を描く“隊長のザクさん”がお気に入り。今の若者言葉を巧みに使って描かれる苦労話は笑わずにはいられない。
Posted at 2007/02/26 18:05:27 | |
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