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ミッション不調により再々度修理のため入庫していたアルピナB3S。

埼玉の「つたえファクトリー」での約1ヶ月半の作業を経てようやく戻ってきました。

入庫前の症状は、走行中のミッションからのショックと共にミッション警告灯が点灯、セーフモードに入り4速固定のまま変速しなくなるというもの。

まずはステイタス点検の結果、①EGSの回転数検知不良、又は②ミッション内部の回転数センサー不良のどちらかに起因するものと推定。

①を確認するために、中古のEGSユニットに載せ替えてチェックするも、症状は改善せず。

同時にミッションからEGSユニットまでのコネクター及びハーネスを点検するも、これも異常無し。

従って原因は、②ミッション内部のセンサー不良と判断、これを交換することとなりました。

ところが、作業開始の段階で当該センサーのメーカーのストックが無いことが判明。

仕方なく部品をストックしているミッション修理業者に作業を依頼することになり、問題のあるセンサー交換とともに、ついでにミッション全体のオーバーホールもやってもらうことにしました。

ミッションを分解して点検したところ、センサー以外にクラッチ等も相当痛んでいることが判り、それらも全てリフレッシュ。

次に、入庫時に同時に依頼してたトラクションをかけたときのリアアクスル回りからのバイブレーションについて。

これはミッションOH後にメカが試乗したところ、症状が出ず！

ミッション不調と関連していたとは考えずらいですが、再発しないものはしょうがない。

念のため下回り点検するも異常なし、唯一、リアショックのプリロードがマイナス過ぎてスプリングがルースになっていたものを調整するに留まりました。


ということで、一連のB3Sリフレッシュ計画の「最後のおまけ」みたいに行ったミッションのオーバーホールでしたが、不調箇所は本当に問題なく治ってくれたのか。

ショップからは完治したとのお墨付きをもらいましたが、もちろん自分でも確認しました。

帰りの首都高で少し攻め気味にオンオフを繰り返したりしながら50kmくらい走ってみたところ、ミッションは変速も極めてスムーズで正常に作動、リアからの振動も出ず。

どうやらようやく駆動系や足回りの不具合は完治してくれたみたい。

帰りの首都高で、久々にクルマに気をつかわず思い切り踏み込んで、B3S本来のスムーズかつ切れのある走りを堪能しながら帰ってきました。

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今回の作業は、ミッションOHまでいったのでそれなりに大掛かりにはなりましたが、さほど期間もかからず私としては「思ったより軽く済んで良かった！」という感想です。

かかった費用は、交換部品は少なかった代わりに外注したミッションOH代がさすがに高額で、全部で70万円程度になりました。

安くはないですが、最初にディーラーで「軽く言われた200万円超」の1/3以下、「不必要に高額な料金」を払わずに済んで、大変気分良しです！

エンジンや足回りはフルOHしたのでもともと最高の状態、今回の駆動系のリフレッシュで不具合や不安材料も解消され、当分はは通常のメンテナンスでやっていけると思います。

（嬉しくて、今日は雨なのに洗車！）