ステアリングを変えない世の中になって久しいですが、私が免許を取った80年代〜90年代は、車を買ったらまずステアリングを変えるのが車好きの定番でした。
メーカーはmomoやナルディ 、イタルボランテ、パーソナルなどがありましたかね。
オートバックスやオートテック、個人経営のカー用品店など、店頭で実物を見比べることが出来ました。
今は昔。
エアバッグの普及と共に風習がどんどん廃れてステアリング交換などする人は稀になってしまいました。
そんなご時世に、しかもカングーでステアリングを変える物好きが私なんですが、今回カングーで2つ目のステアリングへと交換しました。
今回はこれ。
momoのコンペティション。
momoの中でも太い部類に入ると思います。
実はこれを買うのは2回目です。
前回のはゴルフ3売却で車に付けたまま売ってしまいました。
momoの刺繍が好き嫌い分かれそうですが、安くて良いステアリングだと思います。
今までのmod.08。
こちらはmomoの中でも細い部類。
ディープコーンでステアリングがかなり手前に来るのが運転しやすかったので、コンペティションも同じポジションにします。
用意したのはこれ。
パッドを増やす
格安の50mmのボススペーサーです。
格安だけにネジ部分はこの有様。
バリが邪魔でボルトが貫通しません。
しかも穴がキツキツです。
タップで修正
使わないナルディピッチまで含めて12穴分やりました。
切り粉がこんなに出ました。
中国の製造元はタップの摩耗限度を超えて使用しているのでしょうか。
ネジ穴が小さ目です。
スペーサーの修正が済んだところで
ホーンボタンの加工です。
左は今回付属してきたホーンボタン。右は私の所蔵品。
裏側
コンペティションが1極式
所蔵品が2極式
カングーの場合は2極式の方が都合良いので加工する手もありますが、分解して入れ替えることにします。
黒いホーンボタンでもいいのですが、コンペティションは黄色かなと。
爪3箇所を外して上蓋を入れ替えるだけ。
ちなみに所蔵品は95年式。
mod.08とコンペティション。
太さの違いが分かりますでしょうか。
ほぼ同じ深さになりました。
車両への取り付け
あまり気は進まなかったのですが、スペーサー付属の六角棒レンチ(対辺4mm)を使います。
気が進まない理由はレンチの寸法精度にあります。
一般的な何かに付属していた六角棒レンチは実測4mmでしたが付属のレンチは3.9〜3.95mmと微妙に細い。
キャップボルトで少しガタつきますし、ボルトを痛めるので使いたくなかったんです。
でも使わざるを得ない理由は
ここの隙間に入れるためには短い首下でないといけないのです。
次回のためにまともな六角棒レンチをショート加工します。時間があるときに。
ちなみにボルトは付属品を使用せずに別で調達しました。
ホーン配線を延長加工してスペーサー取付完了。
一眼レフのレンズみたいです。
ステアリングを取り付けて完了ですが、
微妙に芯がズレているんですよね〜
走った感じは違和感無かったので、このままでいきます。
ボルトのPCDが合っていただけでも良しとしましょう。
さて、私のステアリング史
1番 momo ギブリ3=A31セフィーロで使用。
お手入れしながら大切に使いました。今は車検用。
2番 momo オリンピック3=30ソアラで使用。
ソアラの木目調に合わせた選択です。友人に売却。
3番 momo ミレニアム=ゴルフ4で使用。時は西暦2000年だったかな。それでミレニアム。これも友人に売却。
4番 momo コンペティション=ゴルフ3で使用。車といっしょに売却。
5番 momo mod.08=カングーで使用。これからも登板機会はあります。
6番 momo コンペティション=カングーで使用中。
momo好きという結論ですね。
Posted at 2019/02/23 22:26:36 | |
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