プロペラシャフトのAssy交換（NB8C ロードスター）

昨年の11月頃から弊ロードスターで発生している『減速時と後退時のみ発生する異音』ですが、調査の結果プロペラシャフトのミッション側ジョイントの不良で異音が出ていることが判りました。

数々のロードスターを診て来た、ニーレックスのK林メカニックさん曰く、20万キロオーバーのロードスターでジョイントにガタが発生してプロペラシャフトを交換したケースは有るが、弊ロードスターのように走行12万キロ程度で不具合が出たケースは聞いたことが無いとのこと。

一応ネットで調べると、ロードスターで同様の不具合が数件ヒットしましたし、最悪の場合ジョイント部分が破断して走行不能になったケースもありました。

しかも、ジョイントの破断に至ったケースはみんカラのお友達のロードスター（NB1）だったのですが、こちらは10万キロ以内で発生しており、高速道路を走行中にジョイントが破損した為に路肩へ寄せて停車させたそうですが、一歩間違えば大惨事になりかねない状況でした。

今回、弊ロードスターのケースでは、同乗者でも言われなければ気付かない程度の僅かな異音を察知して経過観察していましたので事なきを得ましたが、走行中に異音が発生し始めた場合は当該箇所のチェックが必要と思われます。

昔のクルマならジョイント単体で交換可能でしたが、ロードスターのプロペラシャフトはAssy交換しか方法がありませんが、新品のプロペラシャフトの価格は4万円前後。

この先20万キロ走るなら新品交換もアリですが、その選択肢はあっさり捨ててネットオークションで中古部品を調達。

落札価格は、なんと1,000円でした。

※その後，走行3万キロの部品を入手しました。

部品番号はMF04-25-100で、NA8C,NB8C,NB6CのMT車なら5速も6速も共通です。

入手した中古プロペラシャフトをニーレックスさんで交換してもらいましたが、外したプロペラシャフトのジョイント部はかなり動きが悪くなっており、手で曲げるだけでギコギコ音がする始末。

今回の場合は、元々付いているものが不具合を抱えていたので当然のことですが、組み付け後の試走では異音は完全に消えており、今まで乗る度にイライラしていたのが解消出来ました。

異音が発生し始めた昨年から、大事を取って長距離運用は避けてきましたが、出先で走行不能になる前に処置出来て良かったです。