今年のオートサロンに、水素エンジンとEVの二種類のAE86が展示され話題になった。
水素エンジンは既存のエンジンが使え、将来的には僕の場合ならMR2GTを水素仕様にして乗り続ける事が出来ると言う。
夢のある話だけど、僕はこの構想の実現にはトヨタがMR2のような旧車のパーツを出し続けてくれる事が前提だと思う。
展示してあるAE86なんて僕のMR2GTより遥かに古い車、多分パーツも廃番だらけだろう。
エンジンは水素仕様に出来ても、純正パーツが無ければ維持は難しい。
ましてや水素仕様の実現は今の話ではない、今開発している技術だから市販化はかなり先になるだろう。
現在でも入手困難なパーツが沢山あって、言わば誰が脱落してもおかしくない廃車チキンレースをしている中、「水素仕様が発売された時に何台の旧車がその恩恵を受けられるのだろうか?」と考えてしまう。
旧車の象徴としてAE86を選んだと思うが、トヨタが本当に旧車乗りの事を考えてくれるなら、「純正パーツも復刻して欲しい」と言う場末のMR2乗りの思いも汲み取って欲しい。
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Posted at
2023/01/18 20:04:47