閲覧注意⚠️ちょい長めのブログですので...まぁ、暇な方だけ見て下さい。(^_^;
2020年6月15日(日)の夜🌃から翌月曜日の早朝にかけて全国的に天気予報は
雨☔だったのですが...
ブログのタイトル通り、雨にも負けず,風にも負けず,夜の闇にも負けず,20キロのダンベル?には負けてしまいましたが...真夜中🌃✨の登山に行って来ました。
それで今回、私がナイトハイク(夜に登山する事)で登った山は東北地方の太平洋側に位置し、北上山地南部に在る山の五葉山🗻(標高1,351m)です。因みに三陸沿岸に在る山では最高峰の山です。
この五葉山は、
↑の図を見ても判るようにかつては伊達家(仙台藩)の領土の一部であり、戦略的に重要な山として伊達家が直轄で管理する山で「御用山」と呼ばれていたことが山名の由来とされていて、
当時は地元民の利用が一切禁止され、狩猟や樹木の伐採は御禁制だった場所で、この五葉山で産出される檜の皮は鉄砲の火縄の材料となり、欅は銃の台尻(肩に当てる部分)として利用されていたそうです。
因みに火縄の生産量は全国の諸藩で最高の生産量だったと云われています。
日本史好きや信長の野望をプレイした事がある人には伊達の騎馬鉄砲隊はわりと有名な話ですよね〜
って宮沢賢治も言ってましたが...正直なところ,実際に全てその通りにするのは難しいところもあると思いますが...
それでもそう云う者に私もなりたいと思うので...その雨にも負けず,風にも負けず,ってところを実際に真夜中🌃の五葉山🗻登山で体現すると心に決めて、挑戦してきました。
因みに五葉山に登るは初めてです...と云うか登山の経験自体、数回しかないんですけどね( ̄▽ ̄;)
まぁ、でも昔から「男は度胸,女は愛嬌」って言いますしね。
と云う事で、私の地元で在る栗駒山🗻周辺から雨と霧の中、車を走らせ...
途中の峠のコーナーでは軽トラドリフト状態になったりしながら
(3桁近い速度で雨の中コーナーに進入すると嫌でもドリフト状態になります(^^;))
走る事,約1時間半、五葉山の登山口が在る
赤坂峠登山口に到着しました。
途中、災害により道路の法面が崩落していて通行止めに為ってましたが...
ほらそこは敢えて軽トラで来てますし、得意の?土手の斜面を斜め走りで駆け抜けたりしたとかしないとか?┓(゚~゚)┏
そして、午前2時半頃,赤坂峠登山口の駐車場からナイトハイクの開始です。
この日の装備は長靴に上下共に雨合羽、手には懐中電灯と登山ルートを表示する登山用のスマートウォッチ、そして何故か?20キロのダンベルです...
やっぱり?普通に山🗻に登っても面白くないので...最初の方はダンベルパンチ👊(((ง'ω')و三 ง'ω')ڡ≡シュッシュ三とかやってましたが...
山を登り始めて数分後、ヤベ(° ∇ °;)これ,けっこうキツいかもって為ってきたので...
一旦、ダンベルを置いてケータイから音楽を流し始めました。
曲は...
ロッキーでお馴染みの🐯虎の👀目ですよ(笑)
音楽🎶聞きながら再び、ダンベル登山をする事...数百m、遂にその時は訪れました...
右手,左手と持ち替えても無理💪腕の(;´Д`σ)σ【限界】です。
と云うか...既に暑すぎて合羽も脱いで上半身、裸で登るか?ってくらい暑いので...結局、タンクトップですし、おもわずマジでクソ重いわ!!って叫んでしまいました。
それで(;-ω-)ウーン...これ20キロダンベル背負って登るならまだしも、✋手に持って登るのは無理だなと悟り...今まで根性で登ってきた登山道を距離にして400〜500m戻ります...orz
駐車場の軽トラまで戻ってきましたが...北斗の拳で云うところの既に「お前の💪腕はもう死んでいる」状態だったので...
ちょっと休憩☕しながら、長靴からもう濡れても関係ねぇわって運動靴に履き替え、合羽も脱いでタンクトップにハーフパンツ姿になり、
再び登山口から夜🌃に山を駆け抜ける獣が如く...懐中電灯片手に💢怒りの猛ダッシュ🏃💨💨💨💨ですよ。
途中、夜霧が深くてちょっとルートがキョロo(・ω・ = ・ω・)oキョロ??判らなくなったりしましたが...
スマートウォッチのルートナビが示す方向に進み...登山口から登り始めて1時間後の午前4時過ぎ頃、
五葉山🗻の山頂に無事に登頂成功しました。
山頂付近は霧雨でしたが...☁雲の中に居る様な感じで風が強く、ただ立って居ると風に煽れて飛ばされそうでした(^^;)
五葉山🗻の山頂から北東方向に数百m行った所に
日の出岩と呼ばれる岩が在るそうなので折角ここまで来たので行ってみました。
風が強かったですが...もちろん岩の上に登りました。
(岩にしがみつきながら写真を撮ってます(^^;))
風がめっちゃ強いので日の出岩が在るコメツガの原生林の辺りから正直、山の稜線部分に出たくありません...
...山頂付近に戻ってきましたが...足元をよく見ると岩に文字が刻まれています。
たぶん?北北西の方角に早池峰山が見えるようです。晴れていればね( ̄▽ ̄;)ハハ……
南西の方角には今出山と室根山が見えるらしいです。
山頂に行く途中の分岐点の辺りには日枝神社が在りましたが...何かよく判りませんが?独特の雰囲気が在りましたね。
山の稜線は強風の影響もあって、肌寒いのでダッシュで山を下りていきます。
9合目付近に避難小屋が在ったので、少し休憩させてもらいました。
避難小屋には登山者がメモする?ノート📕が在ったので、私も書き込みました。一応、本名でね
山🗻の避難小屋って初めて入りましたが...けっこう広いんですね。
薪ストーブも有りますし、寝袋を使えば30人位,泊まれるみたいです。
避難小屋の傍には山からの湧き水を引いてある水飲み場が在りました。
水が軟らかい感じで少し甘いような?感じでしたね。
この避難小屋、石楠花荘って云うらしいです。あとで検索したら2年前に改築されたそうで、他の山の避難小屋と比べるとめっちゃ綺麗✨らしいです。
避難小屋を出発した後は登って来た登山道を引き返します。
8合目付近?けっこうガスってますが...夜に登って来た時よりはマシですね。
岩が多くて少し走り難かったです。
ヤマツツジが綺麗✨でした。
7合目付近?には小さな社が在りました。
それにしてもガスってますね(^^;)...海から直線距離で13㎞程なのでよく濃霧が発生するみたいです。
登山道の途中には↑のような感じで、現在地は山の何合目に当たるのか?定期的に表示して在りました。
五葉山🗻は巨岩だらけの山ですね。
やっと4合目付近まで下りてきました。
(既に気付いているかも知れませんが...写真は全部、下山中に撮っています。登りの時は🌃夜で暗いですし、懐中電灯で照らして撮るほどでもないので(^^;))
4合目の辺りは畳石と呼ばれる場所で少し開けており、☕休憩用のベンチも在りました。
ここら辺をダッシュ🏃💨💨💨💨で下っている時にチリンチリン?と音が聴こえましたが...
その音の正体は、登山客の熊鈴の音♪でした。
でもやっぱり、すれ違いざまに話し掛けてくるんですよね...💧
ずいぶん早いですねとか...まぁ、人に会いたくなかったので、午前3時から懐中電灯片手に登ってますからって言いましたけど...(苦笑)
いや〜でも絶対,何か?ヤバい奴きたとか思ってたんだろうな〜って感じがしましたね(^^;)
まず格好からして普通の登山者と違いますし、これで20キロのダンベルを持って走ってたら...確実に不審者ですよね(¯―¯٥)
少し眺望が良い尾根に出ました。
その先の賽の河原(別名,三途川)と呼ばれている場所です。此岸(現世)と彼岸(あの世)を分ける境目にあるとされる川のこと
因みに登ってくる時に霧の中で登山ルートが判らなくなった場所はここら辺だったりします...( ̄▽ ̄;)
ヤマツツジが咲いてますね〜その先にはCP巡りの際に1度訪れた事がある鷹生ダムも見えます。
勾配キツめの急坂が続いている辺りです...因みに最初にダンベルを持って登ってきた時にもう無理٩(×_×)۶ってなった辺りです...
もう登山口に近い辺りですね。
やっと駐車場まで戻ってきました。ウチの軽トラ他の1台,多摩ナンバーの車が止まってましたが...さっきの登山者の車ですね。荷台のダンベルは...見られてないよね?(´°ᗜ°)ハハッ..たぶん...
これが赤坂峠登山口の入口です。ちなみに脇の方に何か?薪が積んであったので近づいて看板をみたら...避難小屋への薪の荷揚げに御協力下さいって書いて有りました...
今更ですが、20キロのダンベルを持って登るくらいだったら、この薪を担いで登った方が誰かの役に立ってましたね(ノ∀`)
なので次回、登山をする際には協力したいと思います。
↑はスマートウォッチで計測した避難小屋から赤坂峠登山口までの下山時の高度、ペース、心拍数のデータです。
(登りの時は山頂までのルートナビを起動させていたので未計測です。)
( ゚ー゚) ウン...何か?登山って登ってる時はけっこうキツいし、なんでこんな夜中🌃に山ん中を走ってんだろ(´・ω・`)?って思ったりしますが...
山頂まで登った時の達成感と雲の上からの眺望も素晴らしかったり、体力的にも鍛えられるし、山登りのキツいのを乗り越えると精神的にも鍛えられる気がするので...少し登山にハマりそうな気がしてきたわw
(まぁ、でも車で走る時と同じで単独走行いや単独行、尚且つ真夜中🌃✨に走るのが好きなタイプかも知れないが...?)
あと先日、書店に寄ったらつい山登り関連の雑誌を購入してました...(^^;)