Mustacheのブログ一覧

実は前々から気にはなっていたのですが、ブレーキング時のジャダーが酷いのです。

気の所為のつもりでいたのですが、手練のSさんも、猛者のFさんも、強者のYさんも、「コレおかしいよ」と仰る。調べてみると、ローターが歪んでるんじゃないか?主治医のSさんに相談してみると「あー、それはロータが歪んだね」とのこと。

それなりにハードなブレーキを繰り返す内に、熱でロータが歪み、アタリが不揃いになって振動を発してるようでした。数ミクロンの歪みでも振動は出るようなので油断は出来ません。
主治医のSさん曰く「不具合があるなら不具合なりの走りにセーブするだろうけど、交換はしたほうがいい」とのこと。

しばらく迷いました。ブレーキはケチりたくない。でも物入りの時期、豪華過ぎるものは奢れない、、、で、特別給付金が出た頃合いを見計らって、選んだセットは後日パーツレビューで出すとして。ブレーキ交換＋分解清掃に出すことにしました。

そもそもup!のブレーキってそんな悪いものじゃないのです。ただ、私の走り方、、、それはブレーキの使い方に依るのですが、それについて行けなくなってきてるフシはあります。
新しいブレーキは果たしてどこまで応えられるか?楽しみに待ちたいと思います。

すっかり夜が明けてしまったようです。

実は自分のクルマについて、一点不満を抱えていまして。
それは「高速でのスタビリティが、もう少し欲しい」と言うもの。
あるポイントを超えると接地感が希薄になり、ちょっとした恐怖を覚えました。
それは自分のドライビングが一段階変わったということも意味するのですが、それはさておき。
要はフロントとリアのリフト量のバランスがあまりよくないような気がするのです。

対処方法を考えてみると
1．サスペンションの硬さを前後で変えてみる
2．前下がりの車高にしてみる
3．空力デバイスで補正する

くらいになるでしょうか。
1．は、硬いスプリングに変える余力はないし、今の車高調は減衰調整も出来ない。
あまり現実的ではないかもしれません。
2．は既に実施済み。これ以上前は下げたくないし、後ろも上げたくない。
となると、3．が現実的な選択肢になってきます。

さて、空力。
どんな手がありますかねぇ…
一晩寝ないで考えました。
フロントのドラッグを減らすには、アンダーフロアの流速を上げてやること。
絶対的に流入空気量を減らすか、スムーズに流れるようにするか。
アンダーパネルが効くことは知ってて、かなり欲しいのだけど、残念ながらリリースされてなさそう。
放熱の問題もあるし。

で、挙げたのが以下3点。
A.フロントリップスポイラーをつける
B.ボルテックスジェネレータを応用してみる
C.アンダーフロアスポイラーをつける

A.は純正でついているエアダムより大きなものをつけることになります。
つけるならCSRのハーフスポイラーかな？
（どのメーカーが良いかだけで数時間は悩んだ気がする）

見た目も変わるし、確実に効くと思うのですが、いかんせん高価なのですね。
ちょっと保留。

B.ボルテックスジェネレータとは、トヨタ車なんかでよく見るイボイボです。

整流効果があります。
これをフロントのオーバーハング下面に6個くらい取り付けてやれば、リフトが抑えられるのでは？
まぁ、これは正直言って博打です。
夜が明けるのを待って、行けそうかフロントを覗いてみました。

…つける場所無いやん。
オーバーハングを切り詰めたup!は、こと空力に関して不利なのは否めません。
少ないスペースの中、空力対策に大きなラバーのエアダムを装着しているあたり、無駄のない設計してるなぁ、とは思いました。
どっちにしろボディ下面のボルテックスジェネレータは、よく考えないと装着は難しそうです。

C.アンダーフロアスポイラー。B.のついでにつけれそうか覗いてみましたが、これはもっと難しい。

フロアの形状が既に空力を意識してるし、羽をつけるスペースは、やはりどこにもなさそうでした。
つくづく無駄のない設計です。

こうして観察してみて思ったのは、up!ってすごく完成度が高いクルマだな、と。
イタフラや日本車とも明確に違う。
ラテンっぽく振舞いながらも、いかにもドイツっぽい思想で作られてるなぁ、としみじみ感じました。

さて、リフト対策。どうしましょうねぇ。