2021年03月08日
今月から仕事の内容が変わったので、営業車も乗り換えました。
今までは軽トラックである日産NT100でしたが、軽バンの日産NV100です。
しかも変速機はMTです。
同業の人から、
「MTって面倒じゃない?左足疲れてこない?」
って聞かれて、
「ああ、左足がだるくなったら使いませんよ、発進時以外は。まぁ強化クラッチ搭載車に乗り慣れてるのでまずないですけどね。」(MTの変速操作が面倒だってなら、クルマ運転すること自体辞めた方が良い)
「え、クラッチ踏まなきゃ変速できるわけないじゃん!」
「出来るんですよね、これが。いやむしろ出来ないMT乗りは運転センスないですわ。」
(注:なめたように言われたことに対するただの軽口です。出来ない人の方が普通なのでお気になさらず)
「・・・・・。どうやってんの?」
「それは、クルマに聞けばいいと思いますよ。(キリッ」
ってことで、仕事帰りちょっと遊んでみました。
私が運転下手?これくらい出来てからそう言うが良い!
もちろんこれ私ですよ。
動画では、発進以外で左足を全く使ってないことが分かるように発進後は左の膝を立ててます。普段はこんななめた姿勢で運転してませんよ。
実はある特定の条件が揃えばクラッチを使わずに変速が出来るのです。
メリットとしてはクラッチ板の消耗を抑えられること、左足の疲労軽減になることくらいで、デメリットは巧くやらないと変速機を壊してしまうこと、加速が遅くなることです。
これができる条件として、繊細で正確なアクセルワークが求められます。
ペダルの踏み加減はmm単位、エンジンの回転数にして100r.p.m.刻みくらいです。特定の回転数に合わせるアクセルワークが必要になるのです。
また、今エンジンが何回転回ってるかを100r.p.m.刻みで聞き分けられる耳も必要ですね。
自慢したところで何になるわけじゃないですが、自慢にはなりますね。上手い下手が分かる基準のひとつにはなります。
これが出来る練習をするってことは、感覚を研ぎ澄ませ、アクセルワークの練習になるわけですから決して無意味ってわけじゃないのです。
しかし、無理にできるようになる必要はありませんし、前述の通り下手にやると変速機を傷めるだけになりますから、正直マネすることはおススメしません。
ただ一つ言えることは、クルマの動きはアクセルワーク主体で制御するのが基本であるってことです。
大体公道で事故ってる人っていうのはアクセルワークがまるでなってないのです。これは間違いありません。
繊細かつ正確なアクセルワークが出来れば、速く走ることはもちろんですが、低燃費化、事故防止にもつながるんですよ。
Posted at 2021/03/08 19:36:14 | |
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