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埴方白光のブログ一覧

2021年03月13日 イイね!

歴史に学べ!兵站は兵法の基本。脳筋、根性論は害悪。

私は基本合理主義者なので、体育会系の精神論や根性論は全否定しています。
そして、それを悉く論破してきました。

大体ね、

気合や根性が通用するんだったら、日本は太平洋戦争でアメリカに負けてないわ!!

これに限ります。
だって、かつての日本人の根性は世界随一でしたからね。そりゃそうでしょ、結果的に白人の有色人種差別をやめさせ、植民地を解放するきっかけを作ったのですから。欧米の総スカンで立場が悪くなるのを顧みず「人種差別撤廃」を世界で初めて唱えたのも日本です。
もっと言えば、己が命顧みずに爆弾抱えて空から、魚雷抱えて海中から敵艦に突っ込んだりするの日本だけですよ。

日本がスポーツの多くの分野で世界に通用しないのは古く害悪な体育会系の指導法にあると確信しています。そして、それはブラック企業にも言えます。そんなだから従業員が逃げ、倒産するんだと。

まず、恐怖で支配する、これが論外です。
それこそ歴史に学べ!!ですよ。
恐怖政治と言えば、アドルフ・ヒトラー、ヨシフ・スターリン、毛沢東、ブラッディ・マリーなどが挙げられますが、長続きした例がありません。

部活や会社では、ミスをしたり、サボったり、上司、先輩、教師に逆らったり、ルール違反があれば罵倒、懲罰が当たり前になってますが、何故かその上司、先輩、教師自身が、自分の指示、指導、あるいはルール作りマニュアル作りが適切だったかどうかは問わないことが私の経験では殆どですね。
大日本帝国軍では上官に逆らえば体罰でしたしね。
体育会系部活でも、「~が出来なければ、罰として腕立て20回」などが横行しています。
これがまず問題。罰によって苦痛を与えることで余計体力を消耗するだけになり、より実力を発揮しにくくなります。その罰が体罰で、もしケガをすればそれが原因で働けなくなるわけですし、全くもって非合理的です。

また、罰が怖くなくなれば、あるいはその罰を下す人間がいなくなればその指示や規律を守らなくなります。
そうならないように、カルト宗教やマルチ商法などでにおいては、言葉巧みに信者を精神支配する洗脳が行われているわけです。それが世の中にとっていい方向に進むものであれば悪いことではなく、そもそも「常識」というもの自体が社会に洗脳されて得たものなのです。
もちろん、最低限の規律、罰則は必要であることが大前提ですが。

例えば、会社において残業が発生するも、それを受けるか断るかの選択権がある場合(物理的に無理な状況は除くという意味で、法的には断る権利があります。)、
「今日は疲れたので帰ります」
と断った時、結構な確率で
「なんだよ、根性ねえな」
「仕事なめてるのか」
「みんな残業するって言ってるのに帰るのか?」
と詰め寄られませんか?これ、普通に犯罪ですよ。立派なパワハラです。
残業は会社が労働者にお願いするものであって強要してはいけないものです。
「残業代弾むから」とか、「1時間休憩してからでいいから」とか、「明日は早上がりで良いから」とか、会社の利益ではなく、労働者にとって利益になることを提供してこそ、「仕方ないな、やるか」「それならやる!」となり、能率を上げるはずなんですよ。
私が会社員だったころなんか、「終わったらメシおごってやるから」って言葉に見事に引っかかって本気出しました。で、しっかり遠慮なくおごってもらいました(笑)その時、「助かったわ、ありがとう。お疲れさん」って言ってもらえたので、次の日も頑張るかとなり、実力を発揮できました。
そう言えば町道場で空手やってた時も、おごってもらう目的で稽古を必死でやったことがありましたね。そりゃやる気出しますよ、腕立て50回出来たらジュースおごってやるとか言われたらね。

今のブラック企業の在り方なんて、まさにガダルカナル島の戦いですわ。
部活だってそうですよ、体育会系で、朝練や土日返上の練習など練習時間を増やせば増やすほど逆に疲弊するだけなんですよ。私も高校時代運動部でしたが、それで消耗しきってついていけず退部しました。
「根性がないんだよ!」って叱責されたけど、いくら根性を出してもね、体力には人それぞれ限界があるんですよ。そして個人差も大きいのです。まぁ体育教師って概して脳筋であまり賢くないからね、しょうがないね。

ホント、言いたいわ!根性で何でもできるなら、日本は戦争でアメリカに負けてないから!

逆に根性論こそ、その人の根性を叩き直すのじゃなくて、叩き潰してるだけなのです。
逆に問いたいですよ。
「根性ねぇな」と言って、相手は実力を発揮してくれますか?
重いものが持てずにいる人に向かって「んだよ、力ねぇな」と言って、その人が持ってくれるんですか?

まったくもってその一言一言が、要らない口なんです。
また、人間は実力以上は発揮できません。
だから体育会系思考の人間ってバカなんです。

運動すればまず水分が失われるのに、水分補給しないと実力発揮どころか倒れてしまいます。だから水分補給できる準備は絶対必要。これを根性で乗り切れとか絶対無理です!
また、何かをすると必ず体力を消耗します。適度に休まないと実力発揮どころか倒れてしまいます。だから、しっかり休養、休日は必要です。これを根性で乗り切れとか絶対無理です!

そんなブラック企業ばかりだから日本は万年不景気なんですよ。

そんだけ根性、根性っていうなら、燃料補給なしで1000km運転してみてください。勿論、途中のトイレ休憩はおろか、水分補給も食事も禁止です。そんなのなくても根性で乗り切れるんでしょ?ならやって示してくださいよ。
100%無理ですけどね・・・間違いなく途中ガス欠で止まりますわ(笑)
まぁ太平洋戦争って日本にとってはそういうもんだったんですよ。勝った負けたじゃなく、やったことに歴史的意味があったんですけどね。

もっとも、クルマの運転は、気合と根性でするもんでもなければ気合と根性で巧くなるものでもないから根性論は論外!

もちろん同じ条件で同等の能力の人が二人いて、片ややる気がある人、片ややる気がない人だったら、間違いなくやる気がある人の方が実力を発揮しますよ。

しかし、やる気がない人もいつどこでやる気を出すかはわかりませんし、やる気がある人もいつどこでやる気をなくすかはわかりません。

何故なら、感情のある人間ですからね・・・。

私がやる気のない人を見つけたら、
「どうした?」
「悩みでもあるの?」
とまず問いかけることから始めますね。
「やる気あんのか!?」
とか頭ごなしに怒鳴りつけるのは論外です。
やる気をなくす理由がなければ、やる気を出しているはずですから。

よく食べ、よく休むから、よく働けるのです。
勝算があるから、やる気を出して戦えるのです。
自分に利があるから、本気で取り組めるのです。

索敵や戦線を大事にしないと。索敵とは事前調査のこと。戦線が保たれている状態というのは、労働においてはしっかり休みが取れて(毎日睡眠時間7時間以上確保は当たり前!)、生活がしっかりできる給料をもらえていながら効率よく仕事が回せている状態です。それが出来ないなら「撤退作戦」を実行せざるを得ません。

人を指導する時、使う時は、そこんところよーく考えないといけないと思います。
Posted at 2021/03/13 13:15:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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