今では、どの角度から見ても、うっとりして😍いつまでも眺めてしまう、愛しの916スパイダー❣️
しかし、まだ2次元でしか、916系を見たことがなかった頃は、「このクルマのデザインは、全く好みじゃないし、自分が買うことなんて、この先も絶対に無いなぁ」と思っていました😅
その最大の理由は丸目4灯👀
かつて国内で販売された丸目4灯のクルマたちを見るにつけ、常々「自分好みではない」と感じていたためです😚
例えばインテグラだったり、セリカだったり。
もちろん、素晴らしいこのクルマたちや、オーナーのみなさんを否定するつもりなど、毛頭ございません😣
単に私の好みでは無かったというだけの話です😅
(逆に今では好きで、目で追ってしまう程です🥰)
では、なぜ同じ丸目4灯の916系が、こんなにも好きになり、購入するに至ったのかと申しますと、たまたま147GTAの中古を見に行った際、ショップの駐車場にサーキット仕様のgtvが置かれていたことが始まりです✨
初めて生で見る916系のgtv🐍
その非凡かつ、類いまれなるピニンファリーナデザインと、イタリア車特有の妖艶なオーラを目の当たりにして、完全に心を奪われてしまったのです🤩
アルフィスタのみなさんが口々に言う「アルファロメオの良さは、生でないと伝わらない」の本当の意味が理解出来た瞬間でもありました✨
元来、クルマ選びは、エクステリア最優先だったのですが、イタリアの、かの有名なカロッツェリアであるピニンファリーナ(エンリコ・フミア氏)は、2世代目となるアルファロメオスパイダーのデザインを担う際、とことん造形と機能性の融合をつきつめて、優美に仕上げたんだなぁと、発表から30年近く経つ今も、その色褪せることないスタイルを眺める度に、毎日のように感心させられています✨
では、特に916系の丸目4灯は、同類他車のデザインと、どう違うのか?と申し上げますと、やはりクルマを造る上で、機能や効率、整備性や経済性、安全性に「デザイン」が妥協することなく高次元で融合している点に尽きます🍀
つまり、クルマ造りを行う上で、最終的には「デザイン」が二の次にされがちな日本に比べて、916系のデザインは「優先されている」のです✨
もう一度、3台のクルマを正面から見比べて見てください🙂
お気付きになられましたか?
そうです❗️
エンジンフードの開口部です☺️
造形美に妥協がないカロッツェリアは、こんなにも切れ目無く繋がった、デザイン優先の素敵なエンジンフードを実現させてしまったのです✨
対で成立しているライトをわざわざ覆い、左右4箇所も丸目にくり貫いた上に、タイヤハウスの形状に沿ってアーチ型にしたりと、手間が掛かる上に重量が増すダンパー付きのエンジンフードなんて、日本では決して採用されることはないでしょう🍀
もちろん❗️それだけではありません🎵☺️
ボディ側面に、彫刻刀で削ったような彫り込みがありますが、それを前方へ向けて傾斜することで、エンジンフードの開口部、フェンダー、ドア・ハンドル、ソフトトップ・カバーが一連となって、エア・アウトレットなどの機能が表現されているのです。
さらにドア・ハンドルに注目すると、中指と人差し指を揃えて差し込み、親指で鍵穴を押してドアを開けると言う、まさしくデザイン優先のこだわりようです✨
乗員に対するこの儀式的な作業が、「特別なクルマに乗り込むこと」を毎回意識させてくれます🍀
また、機能性の融合にスポットを当てると、ドアミラー直下のフェンダー(ウィンドウ部分)を一連のラインから、より下げることによって、ドライバーズシートから見たドアミラーの視認性を高めるとともに有機的なスタイルを実現しています✨
後に、デザイナーのエンリコ・フミア氏は、「これは"形態は機能に従う"という前提に基づき、スタイルと機能の不可分性を大切にした結果」であると語っています。
さらに驚きなのは、クローズドボディのgtvと、オープンエアーのスパイダー、2種類の916系いずれもが、至高のスタイルでデザイン完結させていることです‼️
後部座席のヘッドクリアランスを意識した4座クーペを実現しつつ、視認性に優れたリアスポイラーを配置した、ヒップラインのキュッと上がった魅惑のgtv🐍
オープンエアーの風の巻き込み軽減を考慮して、gtvとは対称的に、なだらかに下がったヒップラインを採用することで、落ち着いた色気を纏うスパイダー🕷️
いずれもヨダレものの「良い眺め」です✨
こうして、こだわり抜かれたエクステリアに、
上質で官能的なインテリア🍀
さらに、甘美な音色を奏でるアルファロメオ至宝のブッソーネV6の組み合わせとくれば、もう何も言うことはありません😆
最後まで、ご覧頂き、ありがとうございました☺️🎵
Posted at 2020/06/14 15:45:31 | |
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