サーキット走行から5日後、ヒトが走ってきました。
初の大会出場です!
『ハーフ39歳以下の部男子』でエントリー。
受付開始となる08:00に駐車場入りしたところ、まだ大会本部前の駐車場は余裕で停められました。
多少駐車場離れてもよければ、もう少し遅くついても問題なさそう。
帰るとき見たら満車にはなってなさそうでした。
受付を済ませてゼッケンをもらい、そのまま参加賞もすぐに交換できるということで参加賞引換に。
ゼッケンは26。
25だったらつちやエンジニアリングだったのになー、色も黄色でGT300っぽいし。
「ベジタブルマラソン」ということで、参加賞は野菜がもらえます。
人参2本とキャベツ1玉でした。他には試供品のシャンプー、モンテローザグループの500円引き券、Phitenのシール。
参加賞はクルマに置いて、クルマのキーや貴重品は手荷物預かり所に預けスタートの時を待ちます。
09:00を過ぎるとスタート進行が開始。
ゲストランナー下門美春選手の挨拶などが本部テント前にて行われました。
スタート15分前より、スターティンググリッドへの整列が開始。
ハーフ・フルの想定完走タイムごとに分けられ整列します。
『ハーフ 1時間40分〜2時間以内』のボードのブロックに整列。
1つ後は『2時間以上』となってて、「後ろから2番目の区分かー」とか思ってしまった。
スタート10分前となり、タイム目安のボードを持った人が退去。前との間隔を詰めます。
そこからは5分前、3分前、1分前、30秒前のアナウンス。
モータースポーツのスタート進行みたいですね。
ここで、『スタート直後コース合流部分に段差があるので注意』のお知らせが。
20秒前、10秒前ときてカウントダウンがスタート。Adidas Runningアプリを起動します。
そして、スタート!
段差のある1コーナー、アクシデントはなくきれいなスタートとなりました。
ハーフは彩湖の周り1周7kmのコースを3周します。
ここからしばらく集団での走行に。
トップ集団はぐんぐん離れていくのですが、それ以降は順位が大きく変動。
各自ペース配分が異なるために、完走想定タイムでスタート位置分けても中段グループ辺りはあまり意味ない感じですね。
周りに影響されず、自分のペースをキープ。
「S耐と同じ、他の人はクラス違いだから直接争う人じゃないし、同クラスでも戦略違うから先行かせていい」と考えるようにしながら走行。
…していたつもりなのですが、周りに引っ張られてしまい2・3km地点通過時のタイムが早すぎる。普段の6km走のときと同ペースか、むしろそれより早い。これ、10km行く前にバテるんじゃ?
4kmや5kmを過ぎた辺りから順位変動が緩やかに。
トラブルなのか序盤飛ばしすぎてガス欠なのか、大きく失速しているヒトを何人かオーバーテイク。
自分はタイムにバラつきがあるものの、4’30前後のペースで走行。
同じくらいのペースで走ってて追い抜いていく人の足音と自分の足音を聴き比べると、大体の人が自分より小刻みなリズムを刻んでた。(=歩幅小さめ?自分が歩幅大きめ?)
フォーム全然違うんだろうな。
心配していた左の大腿骨の痛みは全然出なく、快調に走行を継続。逆に痛みが来なくて、突然ズキンと来るのかが不安。
6km地点の給水所で、初の給水を実施。
ペースを落としたくなかったのでそのままのペースで行ったら、取ることはできたけど中身めちゃくちゃ溢れた。
ポカリスエットだったから右手ベタベタ。
で、飲もうとするんだけど全然飲めない。ネットで見た、『紙コップを潰して縁を尖らせて少量飲む』をやってみたんだけど全然喉通らない。
2口くらいは飲めたけど、どうも走りながら飲んだら甘ったるくて重く感じて「次は水にしよう」ってなった。
そうこうしてる間にゴミ箱設置してあるポイントは過ぎてしまい、道端に投げ捨てるのも気が引けて握りつぶしたまま持って5km先のポイントに捨てることに。
12km地点までのペースはこちら。
全て5分切り達成✨
10km通過地点のタイムも46’51と47分を切っていて、高校3年のときの強歩大会(20km走る持久走大会)の10km地点通過時と同等のペース。まだ衰えてないぞ俺!
最初の給水で学習し、水のコップを取り2口ほど飲んだらゴミ箱に捨てるということを以降の給水では実施。
2周終える時点までは順調そのもの、心配していた痛みも出ず完全に自己ベスト更新ペースで、『これこのまま行けちゃうのか!?』と思いながらファイナルラップへ。
後半ペースを上げてくる人たちにかわされていくが気にしない。(苦しくはないが、ペースを上げられる余裕は全然ないため)
しかし、16kmを超えた辺りから異変が。
ふくらはぎが張ってるような痛みが。
大腿骨ではなく、違うところが痛み始める。確かに、前に家の周りでハーフ走ったときも15km過ぎた辺りから辛くなってきたんだよね、呼吸は全然乱れないのに筋肉が疲労するというか。
今回もそれ。
ペース維持するとつるか断裂かなんかしそうな感じがあり、そもそもペースキープがキツイのでスローダウン。
『これまでに作った貯金があるから歩いても2時間は切れるはず、そもそも今回はタイム狙いじゃない!』
と言い聞かせながら、でも『走れるならゆっくりでも走ったほうが早く着けるし、結果的にそっちのが楽かも?』と思い走り続けた。
17km通過時、5’02/kmのペースのアナウンスが流れついにキロ5分ペースを超えた。でも、
『まだ16kmまでの貯金がある、05’10/kmくらいに収めて走れれば…!』
と、最後まで足を止めなかった。
最後の給水所はスルー。
ここで、残り1kmにして最終の難関の『彩湖管理橋』が。アーチ型の橋で、上り勾配がある。
ゲストランナーの下門選手がこの地点でランナーたちを応援してくれていて、力を振り絞り登り切る。
登ったあとは下り勾配とゴールまで平坦な道のり。ゴールもすぐそこ。
『ラスト1km、橋の上りからは歩くか』とも思ってたけど、歩くことなく文字通りの『完走』を達成しました!
タイムは1時間41分10秒。自己ベストを10分近く更新です👍
当初の目標は「1時間50分を切る・5’00/kmを切る」で、
今回脚を痛めていたので2時間切れればいいやという目標だったのですが、ペースも4’50/kmくらいでどちらも更新しちゃいました。
後半のペースはこちら↓
17km過ぎからの落ち方がすごい。
『ハーフじゃなくて10kmにしておけばよかったな』とか、『フルマラソンなんて一生やんなくていいや、フルだとこのコースをあと3周もするのかよ』とか、『もうしばらく大会はいいや』とかネガティブなことずっと考えながら走ってたw
GPSの精度の問題なのか、距離が違ってしまってますがとりあえずハーフマラソン走破です。
普段1人で走っていて、走るコースも完全に平坦だったので色々と違いに戸惑いましたが良い記録出せてよかったです。
でもしばらく大会はいいかな〜w
クルマと違って公道(歩道)攻めても合法で無料で走れるし。