今回から『頭中整理』というお題目を作り、自分が普段クルマやドライビングテクニック等々、頭の中でモヤモヤしていることを記事にしていきます。これで、皆様の何かの足しになれば幸いなのですが。
そんなわけで、今回は、こんなことを見える化してみました。
長々とした記事ですが、お付き合いください(;'∀')。
5/16 いろいろミスがあって修正しました(-_-;)。
■独断と偏見にまみれたチューニングMAP
そんなわけで作ったのがこれです。
※パーツが重なっている部分は、
同じ領域内にあるということを表現しているだけです
※英字を振った理由は特に無いです。気にしないでください汗
パッと見で分かってくれた方、理解力が高くて助かります。
おそらく『?』となるかと思います。
<これって何>
どの部品を変えると、タイムUPとクルマの故障リスクに
どう繋がるのかを図で表現してみました。
詳しい説明は下を読んでみてください。
<作った背景>
GDBで走っていたとき、良くサーキットでたまたま出会った人々から
『どうやってチューニングしていったか?』ということを
良く聞かれました。
自分の場合、正直言って、前のクルマのチューニング過程をあまり覚えていないんですよね(;^_^A。
というのも、ショップがラリー等の競技関係に強かったので、基本的に、自分のやりたいことは、店長に常に相談して決めていったので、ちょっとお任せなところがあったんですよね。
また、店長に良く言われたことは
チューニングにこだわるよりも、ある程度セッティングが決まったら
とにかく考えてないで、まず走れ。
走らないとわからないことが多すぎるから。
だったので、セッティングがある程度決まったら、とにかくがむしゃらに走っていました。
そんなこともあり、『セッティングを試行』するということを重要視していなかったのも事実あり……(これはこれで良くなかったです笑)。
しかし、やはり、チューニングしたことは、自分のクルマ人生の中で、とても有意義でした。どこをイジるとどうなるというのが、なんとなくイメージが掴めてきたかな?というのも事実です。
そんなことを、ふと思い出したこともあり、
『聞かれたら、今の自分は、どうやって答えるのか』
『自分は、どのパーツが、タイムにどれほど効くと思ってるのか』
と、頭の整理してみたわけです。
★表の説明★
●前提条件
これは自分の中で一番言いたいことでもあるのですが、
『チューニングは自分の好きなところから好きにやるのが一番』
だと思っています。
あくまで、自分のクルマは自分のものですので、
自分が満足するのであれば、自分がやりたいことから
手をつけるべきだと思います。
極端なことを言ってしまいますが、色々な情報を見て、
『どれからやれば良いのか……』と考えている時間自体が
無駄だなと思ってます。
ある程度考えたら、まずやってみるのが良いのかなぁ、と。
●縦軸と横軸
タイムUP率:サーキットタイムを狙いやすくなる
クルマの限界領域が上がりやすくなる
故 障 率 :クルマの管理が難しくなる
管理を間違える・怠った時の
部品故障率が上がりすくなる
・この2軸に、クルマの主要部品を載せていき
『どの部品がタイムが上がりやすいのか』
『どの部品が故障率が高いのか』表現してみました。
・グラフ上で、広い範囲を持つ部品は、
部品のチューニング度合いを表現しています。
例えば、冷却系なら、冷却液変更ならば軽度のチューニング、
パイピング変更(インタークーラー上置きを前置きにする)ならば
大変更チューニングといった具合です。
あと、サスなら、軽度ならタワーバー取り付け、
大変更なら伸・縮側を持つ電子可変減衰サス追加とか……。
淡いピンクほど安く、赤いほど高いです。
グラデーションがかかっているのは、
チューニング度合いにより
かかるコストが変わることを表現しています。
●当然ながらですが……
・独断と偏見にまみれた表現ですので、
チューニング経験者であれば、様々なご意見があるかと思いますが、
そこご容赦ください(;゚Д゚)。
ただ、あんまりにも『これは違うのでは?』という部分があれば、
そっと教えてくれると嬉しいです。
また、実は『他の方も、こういう風に表現している』というのを
知っていれば、それも教えてくれるとありがたいです。
勉強になりますので。
・当然ながら『何のパーツを変えれば何秒縮む』とか、
そんな定量値も無いです。
クルマやコースによって、なんとでも変わりますから。
・あくまで、こんな縦軸と横軸を使って、
自分の考えていることを見える化してみたまでです。
読んでくださった皆様が『自分ならどうするんだろう?』と
考えてくださって、暇つぶしの役にでも立てるのなら嬉しいです。
『そんなの無駄じゃね?』と言われると、ちょっと辛いです。。
★この表に沿って、安全にチューニングするとなると……?★
グラフの右下領域、つまりは
『故障率』が低く『タイムアップ率』が高い、
基本的なパーツから手をつけていくと、
比較的上手くいきそうな気がしています。
エンジンやトランスミッション等に手を入れる場合は、
非常に強力な武器を
手にいられますが、その分、クルマの管理に気を使う必要が
あるという形になります。
★チューニング順序例★
この表を作って、個人的にチューニング順序を考えてみました。
(1)最低限チューニング(新車)
①センサー →
②シートセット → <とりあえずここで一度走ってみる>
③ブレーキパッド・ホース・ローター →
(④ボディ(タワーバー系)) →
⑤タイヤ・ホイール
(純正ホイール使うのであれば、タイヤのみ)
・初めてサーキット走行に取り組んでみたい人や、
クルマの素性をまず確かめようという方向けです。
自分のメガーヌはあえてここで止め、どれだけ自分が
クルマに合わせられるか(自分の技術で速く走らせられるか)に
取り込んでみたいということです。
・ちなみに、タワーバー等のボディパーツも非常に有効な
武器なのですが、あえて外しています。
実は、今のクルマは剛性が高く、有名なショップの
サーキットデモカーでも、ライトチューニング系にはタワーバーを
入れていないものもあるためです。
・とにもかくにも、まず一度、最低限の部品を交換してから走り、
そこから、様々なことを相談するのが一番だと思います。
自分も実際そうしましたし、やはり実の経験が一番だと感じました。
(2)最低限チューニング(中古車)
…エンジン類、冷却類、足等の主要パーツ類に問題がない場合
①センサー →
②シートセット →
③ブレーキパッド・ホース・ローター →
④マウント・ブッシュ類 →
⑤タイヤ・ホイール
(純正ホイール使うのであれば、タイヤのみ)
・中古車ですので、クルマの状態によって、
修正を優先すべき箇所は当然変わっていきますので、
状態をよく見てショップと相談するのが一番だと思っています。
実際、GDBの時は自分は良く相談していました。
(3)ハイグリップタイヤにより、サスが足りなくなった場合
(1)または(2)→
⑥(ボディ(タワーバー))→
⑦サスペンション
・これがごくごく一般的なライトチューニングの
始まりかと思います。個人差により、当然順序入れ替えは
あると思います。
ここに来ると、クルマが一気に変わってくるので、
楽しくなりますよね!(^^♪
ただ、ここから、終わることのない、
セッティングとの戦いも始まるんですよね。。
(4)②から立ち上がりや吹け上がりが気になり、駆動系追加
(3)→ LSD・クラッチ
・自分のGDBは基本的にこの流れでした。
LSDとクラッチ交換した効果の快感に浸れます。
ただし、普段の走行が、ここからだんだんと
やりにくくなった印象がありました。
慣れてしまえば、全く問題ないのですが、
初めてだと、ちょっと四苦八苦するかもしれません。
(5)今の自分がかつてのGDBのようにチューニングしようとなると
①センサー →
②ボディ(タワーバー系 + ロールケージ)+
シートセット →
③ブレーキーパッド・ホース・ローター →
④マウント・ブッシュ類 →
⑤LSD・(クラッチ) →
⑥タイヤ・ホイール + サスペンション
・チューニング手順が特殊な感じもしますが、自分の場合は、
安全のためにボディ関係から手を出し、
(群サイも走るので、万が一考えて。死にたくないです。。)、
ブレーキ・ブッシュ・LSD等々入れてから、素の足で
まず乗ってみます。
そこから、使うタイヤとサスペンションの関係を相談しながら
併行で決めていく気がします。
全く、正しい進め方な気がしないですね(;^_^A。
とにもかくにも、ショップに相談をお願いいたします笑。