配信の謎は残っていますが、取り敢えずソフトウェアの更新が無事に終わったので、中身を見てみます。
今回の更新は、以下とのこと。
・(ドライブレコーダー装着車のみ)ドライブレコーダーの録画状況を表示するアイコンの追加
・地図画面の道路及び推奨レーンの表示を改善
・地図表示で一部建物を立体表示する機能を追加(地図の縮尺が100m以下のとき)
・動作不良の解消
・動作安定性の向上
見た目で判るのは、上の3つですね。
ドラレコの録画状況表示は、見た通り、
ドラレコ自体は内蔵だけど外付けっぽいドラレコアイコンが増えています。
まぁ、判りやすさという点では、このアイコンしかないでしょうね。
・地図画面の道路及び推奨レーンの表示を改善
これは、今回はあまり長い時間試していないので、割愛。まぁ、運転していればそのうちジワリと気が付くかな?
・地図表示で一部建物を立体表示する機能を追加(地図の縮尺が100m以下のとき)
上の画面は縮尺200mの画面なので、立体表示なしです。
で、縮尺を100mにすると、
大きな建物が立体表示されました。良いですね。
さて、色々、触っていて面白いところに気づきました。
機能改善の説明PDFには、記載がなかったのですが、なんと、縮尺50m表示は、2種類あります。
大きな建物がないところで、「+」をタッチして、縮尺を100mから縮尺50mに変えるとこんな感じ。
で、ここから更に「+」をタッチすると…、縮尺は50mのままで、小さな建物が表示されました。
面白い仕様ですね。
因みに、更に「+」をタッチして、縮尺を25mにすると
さらに、主だった建物の名前が表示に追加されました。
住宅地などで、家を探しながら走るときに便利に使えるかな?
さて、今回のアップデートで何がすごいのか?
私が考えるに、立体表示の外観が割と実物に近いってところ。
つまり、表示する一軒一軒の家屋の立体データをそれなりにちゃんと持っているということ。
また、それを表示させても画面表示の滑らかさがそんなに失われていないということ。
ナビ用のCPUパワーも搭載メモリにもかなりの余裕が有ったということですね。
もしかしたら、まだまだ、余裕が有るかもしれません。
アップデートしながら進化させるナビを考えるに、どのくらいハードウェアに余力を持たせるのかは、設計時にしっかり考えないといけないとても重要なポイントです。
5年先、もしかしたら、7年先くらいまでの表示の進歩を織り込んで、ナビアプリのアップデート用のメモリ領域も、ナビデータの保存用のメモリ領域も、CPUのパワーも余裕を持たせた設計をしているのでしょう。
8インチのディスプレイオーディオの場合、5年分のホストサーバ運用費を含めて3万円です。
もしかしたら、主だった表示データの構築は、センターのホストサーバ側でやっているかもしれませんが、それでも、最終表示は、ローカル側のディスプレイオーディオでやっているでしょうから、それなりに、余力は必要だと思います。
エントリレベルのスマホよりもちょっと良さ目のスペックな気がするので、
かなり頑張っているものと予想します。
更に10.5インチ版のディスプレイオーディオ+は、通信が切れていても自立してナビ出来ますし、その上で立体表示に対応できているということは、それなりに奢ったスペックを持っていると考えます。
こう考えると、価格差で5万円以上お高いのもこちらはこちらで納得できますね。(私だけ?)
Posted at 2024/02/25 18:21:06 | |
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新型シエンタ | 日記