旅の4日目。
前日の天気予報では台風の影響で雨…となっていたものの、午前中は良い天気!
それならば今日は気合いをいれて湯廻りをしよう!ということにしました。
…実をいうと、前の晩あたりから酸ヶ湯の強い酸性のお湯に入りすぎて肌が荒れてきており。。。俗にいう湯ただれってやつ?(-_-;)
酸ヶ湯の湯治は「三日、三廻り十日。」が基本なんですが、私のヤワなお肌は一巡りで限界のようです。。。(;´Д`)
てなこともあり、ここからは「酸はアルカリで中和!」ってことでアルカリ性の温泉狙いでいきます。
まずは。。。前回入り損ねた蔦温泉へ。
さすがにここは透明のお湯で足元湧出のいいお湯♪
お風呂で一緒になった八戸からきたというおばさんが「たちより湯800円は青森としては高すぎる!」といってましたが、どうやら午前中だと名物の「九安の湯」と、男女別の「泉響の湯」、両方入れるらしい♪ので、女性がいくならここは午前中がおすすめです♪(^w^)
…で、九安の湯を堪能した後、泉響の湯にいってみると。。。そこにはビニール製のベビーバスとギャン泣きする赤ちゃん、母親とばーさんの3世代家族が。。。(´д`|||)
あぁ...せっかくのステキな温泉タイムが子供のギャン泣きで台無しだよ。。。しかも子供泣いてもばーさんも母親も動じないし。。。(-_-;)
やはりここはちゃんと泊まってゆっくり楽しむ温泉宿だなぁ。。。高いけど。
ちなみにこちら、増築した休憩室が麦茶、リンゴ酢、ミネラルウォーター飲み放題のすてきなお部屋でさすが蔦温泉!でした。(*´ω`*)これなら800円は安いかも♪
さて。ここからが本日のメインイベント。
弘前の宿の主人に教わったハチクロ温泉。。。しらべてみたら八九郎温泉だった。。。が気になり、行ってみることにしました!
前日いろいろネットで調べてみると、温泉近く…秋田の小坂の町中にあるホルモン焼きのお店のおばちゃんを訪ねると、いろいろ現地情報が入手できるらしい。。。
ちょうど小坂につく頃にはお昼時だし、よし!今日のランチはホルモンだー!
…と、高速使って秋田の小坂まで。お店をナビにいれて行ってみると。。。あれ??なんかここ、この間通ったような???(@_@;)
そうです。。。ホルモン屋さんはまさに一昨日、十和田にいくときに通った県道入り口にありました。。。
うーん。この店構えはなかなか…地元感MAX!で東京から来た中年おなご一人旅にはアウェー感ハンパないっす。。。( ̄▽ ̄;)
でも勇気を出してとりあえず入店!
…したら。店内はさらに地元感あふれる佇まい&地元のおっさんたちが昼から酒盛り宴会やってた。。。(;´∀`)
しかしここはひるまずに名物ランチ、ホルモン定食600円を注文。
しばらくするとお店のおばちゃんが、卓に置かれたジンギスカン鍋の上に、いきなりモツ全量とキャベツを豪快にのっけた!えっ!!Σ( ̄□ ̄;)少しずつ焼くんじゃないんだ!
そこからしばらく。。。あまり余熱の入っていないジンギスカン鍋の上のモツをつついていると、おとなりの団体さんがお帰りに。
さらにしばらくするとようやくモツに火が通ってきたので「早く白メシほしいなぁ。。。」と思いながら焼けた…というか、タレで煮えたモツをつまんでいると。。。
お店のおばちゃんが「さっきの団体さんがご飯ぜんぶたべちゃったのよー。悪いけどウドンでいいよね?」と、うどんを持ってきました。…ああ。。。ホルモン焼きに白メシの夢が遠退く。。。
さらにしばらくすると、おばちゃんがまだキャベツすら載せきってない鍋の上にウドンをのっけながら。「もうすぐ病院に行かなくちゃならないので、悪いけど食べるの急いでくれるー?」と。Σ(-∀-;)
う、うん、頑張るよ!…と急いだものの、そう簡単にモツもうどんも無くならず。。。
お店をひとりで切り盛りしてるらしいおばちゃんが「申し訳ないけど、もうお店閉めないとまにあわないんでうどん入ってたお皿に残りをよそって、車の中で食べて!」と。( ̄▽ ̄;)
…てなわけで、こうなりました。↓
人生初の「車中ホルモンうどん」。なんたる旅の醍醐味。w w w
あ、ちなみに八九郎温泉情報を聞いたところ、あまりネットで得た以上の情報は取れませんでした。。。(´・ω・`)「前の通りを右に曲がったら、ひたすらまっすぐいって、あすなろ荘って看板のとこ右にはいって、山についたら分岐が二つあるから左、左にいくと着くよ!右右、左左ね!」って。。。まぁ、じっさいそのとおりだったんだけど。( ̄▽ ̄;)
でもおばちゃん、「今日病院にいかなけりゃ一緒に行ってあげたのにごめんねー。」とか、「せっかく来てくれたのに急がしちゃって悪かったねぇ。」と、ランチを500円に負けてくれたりととってもいいおばちゃんでしたよ。(^w^)
実際ホルモン焼きも評判通り、かなり美味しかったです。
今度きたときにはゆっくり食べさせてね~(о´∀`о)ノ
ホルモンうどんを掻き込んだあとは、いよいよ八九郎温泉へ。
ところでこの八九郎温泉。正式には「八九郎温泉」「奥八九郎温泉」「奥奥八九郎温泉」と3つありまして。
このうち後者の二つがいわゆる「野湯」で温泉マニアにはかなり有名&夢の温泉らしく、山奥の中、天然のジャグジー状態でお湯がゴンゴン吹き出しているのだとか。( ・∇・)
ただしほんとの「野湯」なので、脱衣所もなんもないらしい。。。しかも春~秋まで、吹き出す炭酸ガスのせいか、アブやブヨがハンパなく発生するらしい。。。
ワタクシ、温泉好きではありますが野湯は守備範囲外なんだよねぇ。。でもそんな「天然ジャグジー」、見てみたいじゃないすか!あわよくば足だけでも!いや、チャンスがあれば入ってもいいか!
…というわけで。凸ってみました。奥奥八九郎温泉に続く林道へ。。。
ここから離合不可な林道を約3キロ進むそうな。。。。
いや、でも今日はFDじゃなくてマーチだし!車高も車幅も余裕だよ!
…と、進むこと数百メートル?前方から車が来た。。。Σ(-∀-;)
対向車は離合困難な道を親切にも100メートル近く?バックしてくれました。。。すんません。。。( ´△`)
申し訳ないのですれ違い様にお礼を言ったら、「この先すぐ通行止めになってますよ。」と。(*_*)
たしかにその先すぐに「通行止め」の標識がありました。
残念!(>_<)!
しかたなくきた道を戻ると、またしても対向車が。
今度はこちらが50メートルほど?バックしてやれやれ。( ´△`)
ちなみに到達できなかった奥奥八九郎温泉はこんなとこです。↓
※画像は温泉niftyより拝借。
林道入り口まで戻ったら、手前の集落にある八九郎温泉へ。
こっちは村の共同浴場なので手前のお宅にいらっしゃったおじさんに一声かけて、お風呂を使わせていただきます。
…その八九郎温泉は、田んぼの奥にあるビニールハウス( ・∇・)♪ひゃっほー!
入り口にある「気持ちの箱」に寸志をいれて、さっそく入湯♪(^w^)
男女別のおふろは脱衣場完備でここもアワアワの温泉がゴンゴンかけ流し&貸しきりで極楽~♪(*´∀`)
泉質は一昨日行った古遠部と似た感じ。山ひとつ向こうは古遠部だもんね。
ただしこちらのほうが炭酸を含んでいるようで、湯口から流れるお湯は炭酸飲料をひっくり返したようなアワアワ具合。
いやー。良いお湯でした♪(*´∀`)
【5日目をとばして6日目につづく。】