元々バイクツーリングを中止した日に、本屋さんで偶然本棚の一冊が目に留まり購入した本です。
ブログに出すタイミングを逃しましたが…良書ですから是非ご一読を。(^o^)/
現在86&BRZの話題てんこ盛りで、数少なくなった小型FR車の復活・復権として、それはそれで喜ばしい事です。
チョッと思い出してみて下さい。このマツダから産まれた一台のクルマ、バブル景気最盛期の当時は、二人乗りFR車のライトウェイト・オープン・スポーツカーなんて、“時代遅れの骨董品”とまで揶揄されていた程の時代。
しかし、販売されたこの『ユーノス・ロードスター(ミアータMX5)』が、全世界の自動車メーカーに与えた影響は計り知れない位物凄くエポックメーキングな出来事でした。
ユーノス・ロードスターが世界的な大ヒットをしなければ、その後に誕生した“ロードスター・イーター”である、BMW・Z3も、ポルシェ・ボクスターも、その他多くのライトウェイトスポーツカーも、もしかしたら誕生しなかった“カモ”しれません。
そのクルマの開発に関わる事になった自動車エンジニアである著者『貴島孝雄』さんの、熱い情熱とクルマへの想い入れを感じます。
個人的にある種羨ましいとすら思います。だって…、理想を掲げてソコに向かって邁進し、その想いを形にした製品が出来て世界的に称賛されるなんて、素晴らしい事じゃないですか!\(^-^)/
残念ながら自分には出来ませんが、形の残るモノ造りには、絶対に作った方の熱意や“魂が宿る”と思っています。
その魂に触れて共感出来るからこそ、タダの機械とは思えない感動を味わえるのだと。
そんな風にあらためて感慨深かったです。
日本にはマツダ・ロードスターがまだ有るんです!
ソレは幸せな事カモしれない?(笑)
(b^-°)
Posted at 2012/05/09 00:02:44 | |
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