高橋兄弟兄チューンで臨んだまっちゃん、三連勝まことにおめでとうございました。これで残り2戦が盛り上がってまいりました。
まっちゃんは前日練も仕事と家庭で走れず、下手したら2年ぶりくらいのiccでよくもまあ1本目からタイムを出すものだとうなってしまいました。まっちゃんの1本目にはまだ伸びしろがあったとのことなので、こちらは7月、8月と3回練習に来たのですがまっちゃんの背中はまたしても見えずじまいでした。
ノーマルエンジン、ノーマルコンピュータ、触媒以降のみマフラー交換ではそろそろ限界かな~。いや腕だな腕。
さてこのレースウィークは思いのほか涼しく、8月頭のC-i練がウソのような快適さでした(実はそれがかえって熱中症を招きやすいと言うことも思い知りました)。
C-i練でこってり過ぎるこってり味をさんざん頂いたので、前日練コースはぱっと見あっさり風味でした。
しかし本番が終わって思い返すと本番の要素が絶妙にまぶしてあって、実に良い練習コースだったことがじわじわ分かってきました。しかも台数が多い中当初5本予定のところ6本も回してくださり、セッティングをあらためていろいろ試すことが出来て大変助かりました。
本番はあわただしくなる恐れがあるので前日のうちに大好きなからあげ弁当を味わっておきました(これが正解、本番はなんとお弁当の到着が少し遅くなりました)。
前日はC-i練から絶好調のいちかわさんがさらに好調で本番タイヤを1本履いただけでトップタイムをたたき出しました。いちかわさんが笑顔だとこちらもほっとします。
明けて本番は安定感のあるコース。
フリーターンは一見左回り一択かと思いきや朝の試走タイムはタイヤの温まりもあってか右ターンの方が速い結果。確かに減速区間の距離が短くなるのと立ち上がり以降ほぼまっすぐとなり2速にも入るので入りも出も合理的に速いと思われました。ただ、回し切れないと出口で詰まってしまう恐れが想像でき、実際数少ない右選択の人にだけ出口の失敗が見られました(左選択の人は見ていた限り失敗ゼロ)。
ゴール前のフルターンは予想していましたが出口規制までが11歩しかない超狭い間隔で、実際は450度くらい回さないといけないきつさでした。幸いこのパターンはiccフリーの午前に何回か試していたので、とりあえずバックギアだけは避けられるようなほのかな自信がありました。
1本目はいちかわさんがそれまでのタイムから一気に3秒も縮めてくるスーパータイムをたたき出しました。あとでビデオを見たらフルターン超ちっさいの。あんなのもう一度やれと言われても二度と出来ないと思いますが、良ちゃんいわく60点とのこと。厳しい親子だな~。
こちらは1本目はともかくタイムを残すべくPTだけは絶対にしない、あとはナリの方針で臨みました。
フリーターン前でコースが飛んでしまいMCかもとビビりながら超手前でブレーキをかけたのだけが悔やまれ暫定3位。
1位のまっちゃんまで0.8秒もあってどないしようかという気すら起きず、ともかくタカさんやえぼしんさんに抜かれないように考えるのが精いっぱい。
PTはあったものの生タイムは13秒0の薔薇さんに追い付くなんて考えも及びませんでした(薔薇さんのそのタイムは結局四駆の誰も破れませんでした)。
そうは言っても何か策を練らないと追い付きもしないし抜かれてしまうので違うことをしないといけないと考えフリーターン右回りをかなり悩みました。
慣熟歩行で歩数を比較したらほぼ同じなのであとは距離と直線区間とで右有利と結論付けましたが脳内走行するとどうしても出口のミスが想像され、確実さを取って再度左にすることにしました。
大きな改善ポイントが見いだせなくなってしまったのであとは少しずつタイムを削っていくしかないかなと思いました。
他のクラスの2本目に若干のタイムアップが見られたので路面が温まったのかもと思い少しショックを硬くして2本目に臨みました。
いちかわさんが下段でものすごい気迫の走りを見せ身震いがしましたが運悪くパイロン巻き込み。
目の前のタカさんの下段もものすごい気合い。中間タイムもまっちゃんに迫るタイム。
タイムを残すためやはりPTだけは絶対に避ける気構えでスタート。
上段駆け上がりは気合いでベタ踏みしましたが奥で膨らんでしまい帳消し。
フリーターン前のMC懸念ポイントは踏みっきり。
フルターンはどうせ小さく回れないので進入で少しでも距離を稼ぐ作戦。
なんとか暫定2番手でゴール。
後続のまっちゃんがタイムダウン、えぼしんさんが大きくは伸ばせず、2位確定。
とは言ええぼしんさんも13秒台だしタカさんもそーまさんも大きく伸ばしてきたので、今回も宝台樹に続き運が良かっただけと思っています。
表彰式では日も陰り爽やかでした。
試合後みんなで富久美食堂へ行きました。
競技車両が並ぶと壮観・・・。
PN3はカントクが全日本6位入賞の波に乗りまくって試走や鷹の目さんを大きく上回るタイムで優勝。すずきさんも2位入賞おめでとうございました。
S2はさすがSタイヤ、12秒台ラッシュ。iccはSタイヤ速いです。
NTFはやぎちゃんが気迫で逆転優勝。見てるこちらがハラハラしました。良ちゃんも3位入賞でしっかり連続表彰台をキープしていました。
NTR1はまたもカプチ軍団が優勝(PN3でも上位タイム)。上段の直線区間がきついかと思いましたがターンで稼げたのかも(見ちゃうと自分も小さいターン出来ると錯覚するので敢えて見ませんでした)。
NTR2は薔薇さんがシリーズチャンピオンを決め早々と今シーズンを卒業されました。大変おめでとうございました。
今回はオフィシャルの皆さん、運営の皆さんの統率が素晴らしく、驚くようなアクシデントがありましたが素早い復帰となりました。
MC率も少なかったと思いますので競い合える良いコースだったのではと思います。
大変ありがとうございました。
飛び道具は飛ばしちゃうとまずいので使いませんでした(笑)