……あー、えー。実にお久しぶりです。霧島でございます。ブログを最後に書いたのは2015年3月だそうで、実に4年近くぶりになりますか。もはや霧島と言う名のハンドルネームも忘れかけておりました。
いや……この4年の間、色々ありました……本当に色々と。みんカラを始めた時は20代前半だった自分も、今や三十路に入りました。「30越えたら一気にくるよ~?(ニヤニヤ」と、みんカラの先達の方々から散々聞かされていましたが、本当にそうでした。
2016年には病気で倒れて救急車で運ばれて緊急手術したり。2017年には、結婚を前提につきあった彼女に浮気されて破局したり、それはもう色々と。うん。元気でいたかと言われると、波乱万丈な4年でございました。割と身心ともにボロボロですね(笑)
MR2は、まだまだ元気な感じですね。走行は21万kmに到達しましたが、機関はそれなりに快調です。とは言えもう車齢21歳です。樹脂部品はヒビ割れて、ゴムモールもそろそろ危険。エアコンの吹き出し口も向きが変わらない所があったり。
特に塗装はかなり傷んできており、中でもウレタン製のバンパーは塗装が剥げてアバタのようになっています。そろそろ本気で全塗装しようと思っています。
ちなみに今年は車検です。えーと、アペックスのN1マフラーの劣化が激しいので、車検もそろそろ危ないので換えないとダメなのと。タイヤもリアタイヤがそろそろお亡くなりになりそうなんですよね。さて、今年の車検は一体幾ら掛かるんでしょうか(吐血
……でも、手放す気はゼロです。国産のミドルクラスのライトウェイトミッドシップ。こんなパッケージングのクルマはもう二度と出ないでしょう。え?トヨタが86、スープラに続いてMR2の後継を出すって!?やだなぁ~、出ても全く別物なんでしょう?
真面目な話、この4年でSW20の相場は驚くぐらいに高騰しましたね。ターボの極上車なら300万円とか、もうそれ新車価格ですよね。NAモデルでもかなりの値段がしますし。おそらくMR2を手放したら、二度と乗れなくなってしまうと思います。
逆にMR-Sやアルテッツァなんかは今、本当にお買い得なんですけどね!買うなら間違いなく今でしょう。
そうそう、今、家のクルマはアルテッツァジータのAS200、つまり2000ccの直列6気筒の1G-FEを搭載したモデルなのですが、ボディの剛性も素晴らしくサスペンションの煮詰めも良い。ステアリングの重さも◎。そして直6エンジンとはあんなにも上品に気持ち良く回るエンジンだとは思いませんでした。
アルテッツァジータAS200で島根県の出雲や長野県の野沢温泉まで旅行に行ったのですが、直進安定性も良くて高速道路も快適ですし。大人が4人乗っても山のクネクネ道でもスイスイ走って曲がってくれます。
さすが海外ではレクサスとして売られていただけはあります。直6の2リッターエンジンも4速のATも使い古された部品なのですが。熟成された――枯れた――コンポーネンツを用いて造られた、一つの世代における自動車の完成形だと感じましたね。
他にもこの4年、色々なクルマに試乗に行っておりました。
発売されたばかりだったFK8型シビックタイプR。試乗車が関西において一台しかなかったのですが、それがすぐ近所のホンダにあると聞いて乗って来ましたね。
感想は……これはもう空飛ぶUFOでしたね。300psを越えるターボエンジン、それをFF車にマウント!?何考えてんですかね(白目。そこら辺の街乗りでもトルクステアがグイグイ出ます。ていうかトルクステアというものを初めて体感したレベルです。
走行性能がめっちゃ良いのに加えて、乗り心地も素晴らしいんですよコレ。聞けば1/500秒単位でサスペンションを電子制御してるとか……。基本設計が昭和のクルマに乗ってる身からすれば、もう完全に次元の違うクルマです。20インチのホイール!?シビックRで500万円!?何ですかソレ……
現行シビックハッチバックのMTモデルも、京都府内に試乗車があるそうなので、ちょっと行って来ようと思ってます。とは言っても、京都府のかなり北の方なのですが。
去年出たジムニー。その普通車版となるジムニーシエラです。これまた近所のスズキにMTモデルの試乗車があると聞いて乗ってきました。
そして、これまためちゃめちゃ良かったんですよ。何が良いって、味付けが本当に素直なのです。低速トルク重視のエンジン、クラッチミートの分かりやすいクラッチペダル。全くクセのないフィーリングのステアリング……。正直、スズキを見直しました。
スズキにもこんな素晴らしい味付けのクルマが、トヨタや三菱のような「素うどんのような、ベースの造りが良い車が」造れるとはビックリでした。これで200万円は安いですわ。本気で買うことも考えましたが、納車期間がいまだ凄いことになってるので、保留してあります。
ちなみに軽自動車版のジムニーも乗りましたが(ATもMTも)、あちらはかなりクセがありましたね。ガチのオフローダーという感じで、ギア比が街乗りのことを全く考えてないのですよね。あちらはかなり持て余しました。街乗りで使うならATですね。
これにも乗りましたよー。ホンダS660です!ご近所に乗っている方がいらっしゃったので、一日お借りして奈良の野山を走り回っておりました。
軽自動車ながら純正でネオバを履いているのですが、動きにカドが全くなくて、乗り味は極めてマイルド。どこに吹っ飛んで行くか分からない危なっかしさは皆無です。軽でも今やネオバを履きこなせるんだなと驚きました。なお、燃費はどう乗ってもリッター20kmを割らない模様。
……良くも悪くも、過激さみたいなのはほとんど無いですけどね。
他にも沖縄旅行に行って現行プリウスをレンタカーで乗り回したり。東北旅行へ行ってアクアで東北中を回ったり、なんやかやで愉快痛快なカーライフを楽しんでおりました。いや、最近のクルマは本当にどれもよく出来ています。
……でも、90年代のクルマにあったような、低速モリモリのトルクや、紙ぺらのようなボディ、フラフラと吹っ飛んで行きそうになる危なっかしさや過激さは、もうないですね。たぶん70年代や80年代のクルマを知っている人からすれば、90年代のそれですらも同じように感じるのだと思います。現代のクルマに色々と乗る度、ますますMR2が手放せなくなりました。
この4年間。色々な趣味にお金と時間を費やしてきました。カメラにも新車が買えるぐらいの額は費やしましたし、コミックマーケットを始めとした同人誌即売会にも散々行きましたし……。でも最近は何をやっても退屈なのですよね。どれもそこそこにはやり尽くしてしまった感があると申しますか。
と言うよりも、やはり彼女と破局してから、何をやってもつまらなくなってしまったのですよね。身心共にとても弱い彼女で、それはそれは手のかかる子で筆舌に尽くしがたい苦労があったのですが。今までの努力が全て無駄になってしまった。それどころか裏切られた。
以来、何をやっても面白くなくなってしまいました。擦り切れてしまって、疲れ切ってしまって、やりたいこと、挑戦したい趣味も何もなくなってしまったのですよね。ああ、こうして男は齢を取ると無趣味無気力になっていくのか――と。
そして、色々な世界を見て回って来たのですが、みんカラの方々って本当に上品で義理堅い方が多く、自分は本当に良い先達の方々に恵まれていたのだな……とつくづく感じます。そういうことで、久しぶりにみんカラにブログでも書いてみようかなと思ったわけです。
ここ一年ぐらいは、かなり精神的に参っていたのですが、とにかく前に進もうと思って色々なことに挑戦しています。
まずは10年ぶりに自動車学校に通って牽引免許を取得しておりました。24年落ちの日野のレンジャー、通称『ライジングレンジャー』に乗って、先日無事に牽引免許をゲット致しました!
ステアリングも大きいし、車両感覚も掴みにくいし、エアブレーキもクセがありまくりなので、毎回毎回汗だくになりながら運転していたのですが、とても楽しかったです。お金と時間が許せば、運転免許の最難関と言われる牽引二種免許にも挑戦したいですね。
今年に入ってからはフォークリフトの免許なんてのも取りに行きましたね。フォークリフトって、操作の免許と公道を走る免許が別にあるのですが、こちらは操作の免許です。公道走行はナンバーと大型特殊免許が必要だそうで。
前輪駆動で、後輪ステアのフォークリフト。かなり動きにクセがありましたが、何とかこちらも免許取得でございます。毎日毎日、大阪の山の中へ通うこと4日間。1日8時間、ひらすら寒さに耐えながらの教習でございました。8人1組での教習だったんですが、8時間のうち7時間はひたすらじっと屋外で見てるだけなんですよ……。退屈で退屈で死ぬかと思いました。
一言で言うと、もう二度と取りたくないです。て言うか、フォークリフトの免許を取りに来てる人って、みんな会社からの指示とお金で取りに来てるんですやん!自腹&趣味で取りに来てるのなんて、自分だけでしたYO……
フォークリフトの免許(1トン以上)を取得したおかげで、こんなバケモノみたいなマシンを操作する資格も得ました。
これはストラドルキャリアと言って、コンテナをトレーラーに積載する為のマシンらしいのですが、こんなのが普通のフォークリフトの免許で運転できるらしいです。……いやムリでしょ。と言うか海のない土地で生活してる限り、こんなの見る機会もないでしょうけれど。
そして次なる目標は大型二種免許でございます!つまりバスです!さようなら結婚資金として貯めていた40万円~。ハローワークの教育訓練給付金制度なるものを使ったので32万円なんですが、先の牽引とフォークリフトと合わせると50万ですね(吐血
大型一種免許だけなら32万円ぐらいで7万円安いのですが。大型一種から大型二種への切り替えでプラス25万なので、それならもう二種いっちゃえということで二種で申し込んでおります。教習はまだ始まっていないのですが、今からとても楽しみです!
……とそんなこんなの近況でございます。まだまだ身心ともに全快とは決して言えないのですが、今年は今まで挑戦できなかった色々なことにチャレンジしていくつもりです。ヨーロッパへ旅行に行く予定もできましたしね!
昨年はとにかく倦怠の欝滞の年でしたが、今年こそは実りの多い年になればいいなと思います……!