パソコンが無くなって感じたこと

先月末ごろから、自宅パソコンの調子が悪くなり、ＡＣアダプターを接続しても、バッテリーに全く充電しないという症状が出ていました。

ＡＣアダプターを接続しない状態なら、バッテリーで問題なく動作するのですが、バッテリーの残量が少なくなってＡＣアダプターを接続しても、全く充電は行われず、充電のランプと、バッテリーのランプが、不規則に点滅するという状態になっていました。

左側の矢印が充電の表示、右側がバッテリーの状態（残量）を表示します。

これは、修理後の正常な状態ですが、修理前は、このふたつがストロボのように点滅していました。

原因は、ＡＣアダプターの故障でした。本来よりも強い電流がパソコンに流れ、パソコンの電源回路が損傷し、充電できなくなったのです。

ある意味、電源回路が壊れることで、パソコン本体を守ってくれたのです。

思えば最近、充電ランプ（写真左のランプ）が消えたり点いたりすることがあったり、ＡＣアダプターが妙に熱くなったり、僅かに「チリチリチリ」という音が聞こえたりと、気になる兆候がありました。もっと早く、異常に気付くべきでした。

これが新品のＡＣアダプター。壊れたものよりコンパクトで軽くなっています。但し、コードが若干短くなりました。

今回のトラブルで、約半月、パソコンが手元にない生活となりましたが、改めて感じたのが、情報収集が出来ない、ということです。道路情報、天気情報、生活関連の情報、最新ニュースなど、多くが「詳しくはＨＰをご覧ください」という物ばかり。みんカラなどのＳＮＳや、メールの受発信も、パソコンやスマホ、タブレットなど、インターネットに接続できる機材が無ければ、行うことができないのです。本当に、現代はネットが中心になっていると実感しました。

最近、ようやくスマホを導入しましたが、まだ全く使いこなせていない状態です。予備機の役割をさせることも出来るでしょうから、早く使い方を覚えようと思いました。

しかし、前述のような不便さや、世の中から切り離されたと感じる一方で、なんとなくほっとした、不思議な気持ちにもなりました。

今回、パソコン無しの生活を余儀なくされて、パソコンなどのネット端末は、現代においては無くてはならない物ではあるけれど、たとえ無くても生きてはいける、という感想を持ちました。過度に依存したりすることのないように、うまく使いこなすことが大事なんでしょうね。