うっちゃんたすのブログ一覧

2020年2月4日の夕刻、走行中に冷却水の量が低下している旨の赤警告灯が点灯し、直ちに停止して冷却水の水位を確認するように促されたため、確認したところリザーバタンクのミニマム以下水位となっていました。

昨年の秋にも点灯したため、予備の蒸留水は積載していたのですが、取り敢えずリザーバタンクの圧力を開放したところ水位が復帰しましたので、そのまま自宅に帰り、整備の匠にS.O.Sの電話を入れました。

「どれくらいの量がどれくらいの時間で減っているか分からないので、明日冷間時に給水して様子を見てください。」との指示がありました。
そして、十数キロ走行の後、ビル駐車場に止め12時間後に戻ってみてみると、ご覧のとおりではないですか。


もちろん、冷却水は想定内でしたが、よく見るとエンジンオイルまで漏れているではないですか。これは尋常ではないと思い、慌てて整備の匠に電話すると、では土曜日の朝一番で拝見しましょうということになりました。

ディーラーに到着すると、整備用のベイは予約車両で一杯のため、HAND　OVERのベイでアップして確認して頂きました。
この時点で分かったことは、
①冷却水とエンジンオイルが漏れている
②双方は偶然同時期に発生したもので、関連性は無い
とのことでした。
その後、約2時間じっくり点検してくださり出た結果は・・・

エンジンオイルについては、E888エンジン特有のオイルパン上部と下部分離構造の間をつなぐガスケットの劣化とのこと。
（このことをUPした際にみんともさんから似たような経験についてお知らせ頂いたとおりでした。ろぜ丸さん、有難うございます！）

エンジン本体（シルバー）とオイルパン（ブラック、樹脂製）


これが原因のあったオイルパンです。外側の縁のゴムパッキンの劣化です。


そして、冷却水についてはリザーバタンク下部の覗いても見えない部分にヒビが入り水滴がついていました。秋にマキシマムまでディーラーで給水したものの、その頃は小さなヒビがだんだんと大きくなり、漏れる量もそれに伴い増えたようです。
こちらについても、上記と同様経年劣化によるもので、A3の1.4Lから始まりS3まで同じパーツを使用している以上、どうしてもエンジンルームに余裕のないS3等は、温度差による収縮や圧力で劣化しやすいそうです。
今回は、このリザーバタンクに接続されているコネクタも冷却水を被って白くなっていたので、コネクタ交換となりました。

これは交換後の冷却水リザーバタンクです。蓋の形状が変更されていました。


整備の匠チームの素早い対応に感謝するとともに、考え得る最小限の修理で済んだことに胸をなでおろしております！

A350-900というとメルセデスにそんな車種あった？となりそうですが、これは昨年JAL羽田ー福岡便から就航したエアバスです。

前回は福岡羽田最終便で真っ暗でしたので、今回は前面ディスプレイから「尾翼」を選択してみました。ディスプレイサイズも大きく迫力のある映像を見ることができます。



離陸時の静音性も高く、ボーイング派の私ですが、シートも硬めで疲れにくいと思いました。
電源は一般的なUSB、海外のコンセントに合わせた万能タイプが設置されており、無料Wi-fi完備です。以上、概要でした。