全国の温泉を色々廻りましたが、お気に入りとなった宿があります。
霧島温泉郷の新燃荘、小野川温泉の吾妻荘等いくつかありますが、岩手県八幡平の松川温泉松楓荘もその一つでした。
横浜からは遠いですが、初代カプチーノや180SXで何度も訪れました。
建物は古かったですが、
温泉は乳白色で素晴らしかったです。
食事も派手な物はありませんでしたが、美味しゅうございました。
また、宿泊者は無料でコーヒーを頂くことが出来ましたが、このコーヒーが絶品でした。
専用のコーヒー挽きマシンで、挽きたてのコーヒーを頂くのが楽しみでした。
特に福岡勤務時代、体調を崩して会社を休職して療養していた際、湯治がてら訪れた時の事が忘れられません。
先日、ふと見かけたネットニュースの記事に衝撃を受けました。
創業280年を迎えた老舗温泉旅館「松楓荘(しょうふうそう)」を経営する岩手県八幡平市松尾寄木の松川温泉(資本金1500万円、高橋晟社長)は事業を停止し、破産申請の準備に入った。東京商工リサーチ盛岡支店によると、負債総額は約6千万円。秘湯として全国から人気を集めたが、新型コロナウイルス禍で経営状況が悪化した。
2013年秋の台風18号の豪雨で1階が浸水し、温泉に泥が入り込むなど大きな被害を受けたが復活。営業を続けていたが、コロナの感染拡大で20年3月ごろから客足が鈍り、同4月から約40日間の休業を余儀なくされた。
厳しい経営が続き、賃金の未払いで従業員が退職。老朽化などで壊れたつり橋や施設が補修できなくなるほど資金繰りが悪化し、サービス低下でさらに客足が遠のく悪循環に陥った。2000年代前半は1億円以上の売り上げを計上したが、22年12月期の売上高は2400万円まで減少した。
部外者である自分などは、何も言う資格がありませんが、松楓荘のスタッフの皆様お疲れさまでした。素晴らしい温泉と美味しいコーヒーをありがとうございました。
Posted at 2024/02/12 16:47:44 | |
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