突然の貴重な経験

本日は、東京に出張でした。
午前中のみの会議だったのですが、少し長引き１２時５０分くらいに終了。

職場に戻る必要があった為、急いで品川駅に向かったものの新幹線は行ったばかり。
３０分の空き時間があった為、食事を済ませ１３時３４分発こだま６５９号に乗り込みました。

こだま６５９号は、順調に走行していたのですが、新横浜駅を発車し小田原駅に向かっている最中に今まで新幹線で感じたことのないショックのようなものを感じた直後、速度が落ち始め照明が消え空調が止まり停車してしまいました。

様々な情報をまとめると・・・
６５９号が走行中、架線切断にあった。
切断した架線が原因で沿線の草が燃える火事が発生した。
新幹線の線路脇だから消火活動に時間がかかった。
火事は鎮火したが架線が切断しているから復旧に時間がかかった。
車掌さんが６５９号のパンタグラフをチェックしたら問題を発見した。
このまま走るのは危険な為、異常のあった方のパンタグラフを車掌さん達が架線から離す作業をした。（最終的には専門家が来たらしい）

作業が完了し、照明と空調が復活したのが・・・１７時１８分頃(^^;)
走り始めたのは更に１０分以上経過したあとでした。

６５９号はパンタグラフを一つしか使えない不完全な状態ながら三島駅まで走り終点。
そこから在来線に乗り換え会社の最寄り駅に着いたのは、本来の予定から４時間後でした。


大変だったと言えば大変でしたが、車内は混雑していなかったですし、辺りが暗闇になる前に停電が復旧してくれた為、それ程の苦にはならなかったのが実際でした。


乗客の方々も特に騒ぐことも無く、温和しくしていたことも印象的でした。
ケータイでメールも含めた外とのやり取りも出来るし、ワンセグでニュースも見られ車内にいても情報収集出来るからこそ慌てふためくと言う感じでは無かったのでしょうね。

満員状態や猛暑の中、夜間又はトンネル内での事故で無くて本当に良かったと思います。

まさか自分がこの手の事故に巻き込まれることになるとは思ってもいませんでしたが、貴重な経験でした。