検証

台風が近づいてきてるということで、昨日の夏の晴れの日から一転して今日は朝から雨が降ったりやんだりの天気。
時折ザーッと降る台風特有の降り方なので油断出来ません。




今日、こんな天気になるのがわかっていたので、昨日午後からこちらをお届けにBBへと行って来ました。




入れ違いで会長がお見えになられてお受け取りになられたとのことで、よかったです。
クルマ作り進行中でお忙しそうでしたので、３０分ほどおじゃまして帰りました。
次のRd.3はBBRの車両は非常に華やかになる予定でいまから楽しみです。






さて、そんな今日は天気もよろしくないのを理由にジムもさぼってちょっとカメラテストをしてみました。

まぁ、今更古いD3sをテストするのもどうかと思うのですけど、それはまだほとんど素性をしらない自分としては確かめておきたい部分ですので、一番気になってる高感度がどのくらいいいのかD3と比較して見ました。



テストの環境はデスクスタンドのみの明かりで照明から被写体までの距離は2.5mほど。
うっすらと明かりが当たってる感じの薄暗い状況です。
露出はともにSS1/40  絞りがF7.1で、ホワイトバランスはオート。
核心に迫るべくいきなり感度ISO12800で撮ってみました。



D3s  ISO12800


横1260px（ほぼA4の大きさ）の大きさにリサイズしてありますが、グレーの部分、完全黒の部分、カラーリングの部分ともに想像してたよりかなり良好。
厳しく見れば台座のグレー部分に若干の粗さが見受けられるけど、この感度を考えたら上出来かと。




次にD3を6400の１段増感でD3sとほぼ同じ12800相当で撮ってみました。



正直、いままでこの感度ではほとんど使ったことありません。
過去数回がんばって0.7増感ぐらい。
やっぱりD3sと比較するとかなり粗いのがわかります。
そりゃ仕方ない、もう古いんだもん。
増感で使うって時はほんとに極限な場合と思ってるので、ほぼ使ってませんでした。



大きくして比較するとよくわかります。




粗探しするわけではありませんがグレー部分はかなりザラザラ、カラー部分もボディの淵に入ってる赤のラインのディテールが崩れてきてます。
まぁ、ピクセル等倍で見ない限りなんとか見れなくもないのですけど、D3で１段増感(ISO12800相当）はやっぱりちょっと厳しいかなと思いました。



で、D3sを１段増感のISO25600相当でも撮ってみました。




さすがにザラ付きました。
それでもD3の増感（12800）より粗くないかも。

しかし、この感度を使うことってどのくらいあるんだろ？
って考えると、まぁほぼ無いに等しいかと。
そこまで厳しい環境下での撮影はもっといいのを持ってる人にお願いすればいいだろうし、自分的には12800がここまでのクオリティで使えれば問題ないかなと。
6400でギリギリなんて環境の撮影では泣く泣く0.3、0.7増感してましたが、これで開放されそうです。




しかし、ほんと今はもっとよくなって25600が常用範囲なんでしょ。
来年出るのはさらに上行くんだろうな。
その昔、フィルム時代で1600のフィルム使ってたころなんて25600より粗い粒子だったのに、ほんのちょっと明かりの下でも恐ろしく画質よくきれいに撮れる時代になったものです。
こればかりは自分じゃどうにもならん部分（とも言い切れないのですが）ですからカメラに頼るしかありません。
やっぱり粗いより滑らかなきれいな画質にこしたことありませんからね。


ということで、D3よりD3sは確実に１段分の感度が上がってるということが今更ながら検証の結果わかったのでした。
いままでぶれ覚悟でシャッター遅めで枚数とってその中でアタリを拾うって感じでしたがこれでやっとそのストレスから少しは開放されそうです。