コレは備忘録です。
2018年4月29日 走行距離43kmで納車されたわが愛車ですがいくつかの不具合があります。
散発的にブログに載せていたので、納車時より今までの約2ヶ月の経緯をココにまとめて記載しました。
そのため備忘録として実際の日時、走行距離、状態を備忘録として記録してゆきます。
車輌 日産 マーチニスモS
型式 HR15DE
納車日時 2018年4月29日
納車時r距離 43km
不具合
燃料計が動く(減る)のは、エンジンを切って、さらに再始動するタイミングでのみ。また、針は1/8ずつ動く。
具体的に説明します。
燃料計はこんな感じです。
1/4ずつ目盛りがふってある横長のバーです。
今まで十数台車を乗り継いできた身としては、感覚的には、この横バーの燃料が、連続的に減ってゆくと思っていたのですが、
なんと、なんと、1/8(1/4の目盛りの半分)ずつ減ります。
図にするとこんな感じです。
最初満タンで、次はその間が無くていきなり1/8減った状態、次は2/8(=1/4)減った状態・・・・・
メーカー曰く、コレは正常だそうです。
おいおい、大丈夫か、日産。
検査不正の対応に追われて、それどころではないってか?
まあ、百歩譲って、コレは一応燃料の減る量にあわせて燃料計も動いているからよしとしよう。
しか~~~し
さらにもうひとつ不具合です。
こちらのほうが本題で、非常に困っています。
この1/8ずつ減るタイミングは、エンジンを一旦切って、さらに再始動したときのみです。
つまり、走行中も停止中も、エンジンがかかっているままの状態では、ガソリンは減りません。
「長距離運転時は、こまめに休憩を取りましょう」
ではなく
「長距離運転時は、こまめにエンジンをON_OFFして燃料を確認しましょう」
ですね(笑)
どちらの症状も、他の個体でも見られるようですね。
つまり、個体の特有の故障ではなく、設計段階での不具合の可能性があります。
メーカーの返事は下記です。
ズー太郎様
平素より日産自動車をご支援賜り、誠にありがとうございます。
また、お忙しい中、メールをいただき、感謝申し上げます。
土日祝日は、メールによるお問い合わせ対応業務をお休みさせていただいておりますため、
ご連絡が遅くなり申し訳ございませんでした。
このたびはマーチNISMO Sをご購入いただき、誠にありがとうございます。
しかしながら、燃料計の残量表示の件で、ご心配をおかけしており申し訳ございません。
ご愛車での現象の正常か異常かの判断に追記ましては、
販売会社で実際に現象を確認した上で、ご案内いたしております。
ズー太郎様からいただきました内容は、日産大阪販売本社を通じて店舗に申し伝えいたします。
以前から販売会社にはご相談いただいているご様子につき、お手数をおかけしますが、
改めて販売会社にご相談いただきますようお願い申し上げます。
なお、マーチの燃料計の残量表示につきましては、
エンジンがONの場合に、燃料タンクとメーターの間で通信を行って表示しています。
一度、エンジンを切ってから再始動した場合、エンジンを切ったことで通信が切れ、
再始動により再通信することになるため、停車中のお車の傾斜や、
時間の経過によるガソリンの状態などにより、エンジンを切る前の残量表示から、
多少の増減が出ることはございます。
しかしながら、ご愛車のメーターの表示状態が、正常範囲内かどうかは、
弊室では判断いたしかねますので、恐れ入りますが、
前述のとおり、引き続き販売会社にご相談いただきますようお願い申し上げます。
せっかくご連絡いただきましたのにお役にたてず恐縮ではございますが、
なにとぞご理解賜りますようお願いいたします。
日産自動車株式会社 お客さま相談室
ということで、燃料計の不具合を記録して、メーカーに不具合の改善をお願いします。
それで駄目なら、運輸省に相談することにしました。
以下日時、距離の燃料計の動きの記録です。
2018年7月9日 20:18
停車時(エンジンON) 燃料は残5/8 走行距離215km
停止して一旦エンジンOFF、エンジンを再始動 走行距離215kmのまま
で燃料算が4/8に減
2018年7月12日、エンジンをかけたまま停車。
いったんエンジンをOFFにして、すぐに再始動。全く動かすことなく1分後にはガソリン計が動く。
7月14日
走行中に満タンより66.3kmで燃料計が動きました。
いままで80km走っても100km走っても、エンジンをONのままだと燃料計の状態は更新されませんでしたが、納車後1700km走って初めて走行中に燃料の減りしたがって燃料計が更新されました。
7月15日、再始動すると、前回燃料計うごいてからわずか30kmほど走行で燃料計が減りました。
この不具合の再現性は、納車後1700kmまで、100%でしたが、7月14日にはじめて正常作動しました。今後も、総走行距離で画像をとってデータを取ってゆきます。
順次更新してデータを蓄積して、メーカーに持ってゆきます。
PS
マーチは2針計と1針計があるみたいで、2針計はニスモと共通のようです。
なので、ニスモ専用メーターの不具合というより、マーチの燃料計の不具合の可能性がある。
コレが不具合なら、結構大量に不具合が出るのかな?
オーテックに電話をしたら、シムラさんが政治家のようなお答えをしてくださりました(笑)。
燃料計に関しては、日産のマーチのままで、オーテックで架装したものではないので、日産のマーチに準じたものだとのことです。
K13のマーチのユーザーで、この燃料計の挙動(不具合)に疑問を感じた人はいないのか?
マーチは町乗りで短い距離を移動する人、つまり、こまめにエンジンをON-OFFするユーザーが多いので、いままで問題にならなかったのでしょうか?
マーチ全体の不具合となると、メーカーはさらに頑なに”シラ”を切りとおすのだろうか?
それともコレは不具合ではない、そういう仕様だと言い切るのだろうか?
今の時点での印象では、燃料の残量のチェックは、メーカー曰く
「エンジン始動直後「
と、
「その後(エンジンがかかっている間)」
の2種類行われる様です。
LEDのバルブ切れのチェック機能の ”Cold Check"と”Warm Check"のようなものでしょう。
つまり、マーチはこの”Warm Check"が働いていないか、あまりにディレイ機能での(走行中に燃料計が上下に変化してしまうことに対する)安全マージンをとりすぎて、実際、燃料の残量を反映できていない、
という感じです。
今回思い知ったのは、
ユーザーの声はディーラーまでしか届かない。
ディーラーの声は日産には届かない。
日産はユーザーからの問い合わせには決して答えない。
つまりは、
ユーザーの声は日産には決して届かない
ということです。
日産から返事が来ました。
今回ご要望いただきました書面での回答とは、何に対する回答になりますでしょうか。
前回ご案内いたしましたとおり、
現時点で、ご愛車のメーターの表示状態が、正常範囲内かどうかは、
弊室では判断いたしかねます。
お車の状態につきましては、実際に販売会社でお車を拝見した上で、ご説明いたします。
また、弊室では基本的に書面での回答はいたしておりません。
いただきました内容は日産大阪販売本社を通じて店舗に申し伝えいたしますので、
お手数をおかけしますが、改めて販売会社にご相談いただきますようお願い申し上げます。
よろしくお願いいたします。
日産自動車株式会社 お客さま相談室
だってさ。
「何に対する回答になりますでしょうか」
って、なんだかほとんどケンカ腰か、もしくは、おちょくっている態度ですね。
お前ら、頭おかしいのか?
エンジンをONした直後しか燃料計の変化は反映されない。
燃料満タンから80km走行しても90km走行しても燃料系はピクリとも動かない。
エンジンを一旦OFFにして再始動したらいきなり燃料計が動いてディーラー側もびっくり。
他の車輌でも確認が取れている。
ただ、ディーラーではコレは正常か異常かわからない。
メーカーは答えない。
昔レガシーの2Lturboのツーリングワゴンを新車で買ったとき、納車時より、10-15秒くらいキーをまわし続けないとエンジンがかからない状態でディーラーに持っていったら
「正常です」って即答されて、結局1万円近くするオイル添加剤を自腹で入れさせられた。
当時のカーグラの長期レポート車のレガシーも同じ症状だったので、なんとなく納得してしまった。
今回も正常なんだろうな。
たとえ、実際その状態を確認して、プロであるディーラーもびっくりするくらいの、不自然な作動状態でも。
この状態を直せって言っているのではなく
「正常ですか?正常じゃないですか?」
聞いているだけなんです。しかも一ヶ月も前から、ずっと。
スバルくらいに即答で、
「正常です」
って言ってくれたら気持ちがいいのに(笑)。
「わかりません」
っていいながら、その状態を確認したディーラーもびっくりしている、ってのも、さらにメーカーに対して疑心暗鬼になる一方です。
マーチのニスモSって、本当に良い車です。
開発者の車に対する情熱というか、変態的愛情というかがなんとなく伝わってきます。
なので、初期不良も別にかまわない、直せばよい。
設計不良もかまわない、これから対処すればよい。
でも、私以外の人間から見ても明らかにおかしい不具合を、メーカー側がわからない、といってうやむやにするのは、なんとなく納得できない。
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