連休初日、まずはスライドドアの路上照明に取りかかる。
3チップ超高輝度LEDにLM317LZと抵抗を使った84mA定電流回路の組み合わせで専用基板を起こして製作。 ルームランプに使用したナンチャッテ表面実装仕様だ。
車体に取り付けて点灯チェックしてみると何かおかしい………思い出した(笑)
そもそもユニット3はミニバン用フットランプシステムの回路図を流用して書き直したモノだ。
前席左右個別と後席の3系統に加え、スライドドアのステップ照明が左右個別、合計で5系統の回路になっていて、カーテシ連動照明(白)はアナログ回路による制御になっている。
エンジン連動の常夜灯(緑)は車速感応で明るさを調整するマイコン制御だが、常時機能しなければならない回路なので自律したアナログ制御にしてあるわけだ。
なのでフェードイン点灯や残照機能などは抵抗やコンデンサによる時定数設定であり、その値を変更せずに使っていたのだ。
前席/後席はそのままで問題無いのだが、ステップ照明回路をスライドドア路上照明用に使用するには非常に問題がある。
パワースライドドア用の設定だったので、カーテシスイッチONから2秒後にフェードイン点灯が始まり、カーテシスイッチOFFから15秒近く残照する。
つまり元々の狙いは「スライドドアが開き始めると同時に後席足元が点灯開始、ドアが半分開いた辺りでステップの照明も点灯開始、スライドドアが閉じると後席足元がフェードアウト消灯、かなり遅れてステップ照明も消灯」である。
この時定数のままで路上照明に使用したので点灯はそのままで良いのだが、ドアが閉まってからでも煌々と光り続け、ボディ外板とドアパネルの隙間からバックライトの様にまばゆい光が漏れ出している(笑)
部品を打ち替えて対処してもいいが、他にも見直したい部分や修正もあったので、ユニット3も基板を再製作する事にした。
サクサクと回路図を書き換えてマスクフィルムを製作してエッチング、穴開けをしてからフラックスを塗布して乾燥。 厚塗りしたので乾燥後は白っぽくなった。
細かいパターン修正や部品の変更、それに部品の定数変更がメインで機能に変化は無い。
ホントは旧バージョンからすでに載っていた「カーテシ連動照明キャンセル機能」も今回はちゃんと使う様にしよう。
スイッチ1つ付けるだけだし…
Posted at 2011/05/03 02:10:40 | |
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