【安全のための必需品!!】初めてのドライブレコーダーの選び方

2018年3月8日

ドライブレコーダーで録画している画像

万が一、交通事故に遭遇した際、発生時の状況を記録するアイテムとして、注目されているドライブレコーダーですが、ここ数年加速度的に普及率が上がっています。そんな注目のドライブレコーダーを選ぶ際に、チェックしておきたいポイントとは?

事故に遭遇してしまった時にこそ、頼りになるドライブレコーダーとは

まず不幸にも事故に遭遇してしまった際、ドライブレコーダーの内容は、証拠として機能します。しかし、それにはある程度の“画質”が必要となります。「フルHD(フルハイビジョン)」と言われる1,920×1,080の解像度があれば、前のクルマのナンバーがはっきりと認識できるので、ひとつの基準として覚えておきましょう。
また、視野の広さにあたる「画角」も重要です。画角は最低でも110度以上、可能なら130度~140度あると安心です。
また、事故の起こりやすい交差点で重要なのが、信号灯火の“色”の記録です。ところが、LED信号機の場合、非対応の機種だと、信号の色が映らない場合もあるため、LED信号機対応の機種を選びましょう。

次に、ドライブレコーダーの記録方式には、主に2種類あり、1つが衝撃を受けた時だけ、その前後の映像を録画保存する「衝撃感知型」。そしてもう1つが、常に映像を記録し続ける「常時録画型」です。
「衝撃感知型」は、記憶容量が抑えられるので、本体価格を安くすることができます。一方「常時録画型」はSDカード等に保存することで、長時間の記録が可能なので、ドライブの記録などにも使えます。また、常時録画型では、データは容量を超えたら古いデータから上書きされますが、衝撃を感知した場合、その前後を含めて上書き禁止のデータとして保存する機能を備えた機種もあります。

衝突事後ごにドライバー同士が話している画像

走行中だけじゃない、駐車中の見張り番としても使えるドライブレコーダー

出かけた先などでの当て逃げやいたずら、心配ですよね。ドライブレコーダーの中には、エンジンを切った後、駐車中にも録画を続ける機能を持った機種があります。
駐車中ということで、気になるクルマのバッテリーへの影響ですが、走行時に比べて撮影間隔を長くしたり、録画時間を数時間に制限したり、本体内に予備バッテリーを備えるなどして、バッテリー負荷を抑える機能を備えている場合が多いです。また、高機能なものでは、バッテリー監視機能を搭載して電圧低下を検知したら録画を停止する機種もあります。

外出先などでの数時間の駐車中であれば、当て逃げやいたずら対策としても、ドライブレコーダーは有効なのです。

駐車中の白い車の画像

その他、ドライブレコーダーにあったらいい機能とは

他にも、ドライブレコーダーにあったらいい機能には、「GPS測位機能」があります。
GPSの情報を受信することで、映像の撮影された場所、日時、走行速度がわかるので、より正確な記録を残すことができます。
また、もし事故によってバッテリーからの電源が切れてしまった場合、録画を続けるためにバックアップ電源を備えた機種だと、より安心できるでしょう。
尚、取り付けに関しては、本体はフロントウィンドウに両面テープで貼り付けるタイプがほとんどであり、電源はシガーソケットを利用したものであれば、自分で簡単に設置できるでしょう。ただし、駐車中の監視撮影も行う場合や配線をキレイに収納したい場合などは、別途取付作業が必要になるので、取付工賃なども事前に確認しておきましょう。

最近では、フロントだけでなくリア用にもドライブレコーダーを設置したり、新しいタイプのドライブレコーダーとしては、サイドと車内もカバーできる360度撮影ができる機種や、レーダー探知機機能を併せ持った機種、バックミラー一体型や、車線逸脱警告など運転支援を行う機種なども登場していますが、いずれにせよ、ドライブレコーダーは、いざと言う時でも、楽しいドライブシーンでも、正確に記録できる信頼の持てる機種を選ぶことを、第一に考えていただきたいと思います。

運転中の画像

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