洗車で面倒くさいアレやコレを一気に解決する、おすすめお役立ち道具を紹介

2021年8月3日

洗車が楽しくなるアイテム!

夏は虫の付着が増え、梅雨や秋雨の時期は泥跳ねや雨染みが増えます。こうした季節は気温の上昇と日光の強さでボディが熱くなり、汚れが頑固にこびりついてしまうのも困りもの。クルマをキレイに保つためには、こまめに洗車を心がけるしかありません。今回は洗車を楽にするための便利なアイテムを紹介していきます。

この記事のPOINT
水の拭き取りは水切り用ワイパーと人工セームがおすすめ     
自宅洗車ではノズル付きホースとホーススライダーがあると楽
踏み台は天板に立つことができる高さ80㎝以下を選ぶとよい

洗車時間を大幅に短縮する水切りグッズ2選

洗車で手間が掛かる作業のひとつが洗車後の水切りや拭き上げです。洗車機で洗っても、セルフ洗車なら水切りは自分でやらないとなりません。洗車後の水をそのままにしておくとシミになるので、水切りはしっかりすることが大切です。ガソリンスタンドのセルフ洗車などではぞうきんが用意されていることもありますが、拭き上げに時間がかかります。

そこで用意しておきたいのが水切り用のワイパー。おすすめはワイパーゴムが柔らかく、幅広で、ブレードの高さ(ゴム先端から取っ手部分まで)があるものです。こうしたタイプのものなら凹凸のある場所などでも水切りが楽に行えます。価格は2000円前後となりますが、作業性は圧倒的にアップします。



洗車用ワイパーでは除去しきれない水分を除去するのに便利なのが人工セーム革です。乾いた状態ではバリバリに固まっていますが、水分を含ませると柔らかくなって、たくさん水分を吸収してくれます。バンパーとボディのすき間などに人工セーム革をすべり込ませるようにして使うと、奥に入り込んだ水分も吸い出せます。ラゲッジルームにワイパーと人工セーム革を積んでおけば、コイン洗車場やガソリンスタンドのセルフ洗車の拭き上げがグンと楽になるでしょう。

自宅洗車なら使い勝手のいい散水ノズルにこだわりたい

自宅での洗車はノズル付きのホースが活躍します。ホースの先端を指でつぶして勢いをつけてもいいのですが、ノズルの強い水流のほうが断然、作業性があがります。また洗車では強い水流だけでなく、シャワーのように広範囲に水をかけることも大切なので、手元で水流を切り替えられる製品が便利。ガーデニングなどで使われる水流調整とオン/オフができるものが使いやすいでしょう。

また、洗車をしているとタイヤにホースがはさまってホースが動かなくなってしまうことがありますが、これを防止するためのグッズがホーススライダーです。あらかじめホーススライダーをタイヤにはさんでおくとホースの挟み込みを抑えることができます。

高い場所の洗車は「脚立」ではなく「踏み台」がおすすめ

洗車グッズに気をつかう人は多いのですが、意外と忘れがちなのが服装。洗車をしている人で長靴を履いている人はあまり見かけませんが、靴が濡れるのを気にする必要がないので、機動性がグンと上がります。おすすめは日本野鳥の会が販売している「バードウォッチング長靴」で、価格は4800円と少し高めですが、折りたたんでコンパクトに収納でき、ラゲッジルームに入れておいてもさほどじゃまになりません。

また、SUVやミニバンはルーフ周りに手が届かず洗車がしにくいもの。おすすめは天板に立つことができる高さ80㎝以下の「踏み台」です。横幅のある踏み台を選べば作業効率があがりますが、価格は高めで広い収納場所も必要になるので、折りたたんで携帯できるものがいいでしょう。



一方、「脚立」は一般的に天板に乗ることが禁止されているので、それなりに高さのあるものが必要なるうえ、天板に比べて安定性にも欠けるため、洗車にはおすすめできません。

車内の清掃には家庭用の掃除機が便利です。アクセサリーソケットにつないで使える掃除機もありますが、家庭のほうが吸引力が強く作業がはかどります。ハンディタイプの掃除機を使う場合はホースが付いていないものもあるので、ホースのアタッチメントを購入しておくと便利です。思い切って掃除機を買ってしまおうと思っている人は水を吸引できるタイプを買っておくといいでしょう。このタイプならば、洗ったフロアマットなどの水分を吸い取ることもできます。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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