【マニア向け?】クルマ好きなら絶対に見るべき映画

2019年7月9日

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私はクルマ好きなら絶対に見るべき映画について、少しこだわりがあります。 まず、クルマが格好良く魅力的に映っている事。そして、意味も無くクルマが壊れない事です。クルマが壊れるもので許せるのはアニメです。アニメならどんなに壊れてもクルマそのものが無駄にはなりませんから。

絶対に見てほしい アメリカ大陸横断映画

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アメリカ横断映画……なんだあ「キャノンボール」か。と思った人も多いでしょう。しかし、私がオススメするのはその「キャノンボール」の原作といえる「激走!5000キロ」という映画。アメリカの東海岸から西海岸まで、警察の追跡を振り切りながら走行するというもの。レースの原題は「The Gumball Rally(ザ・ガムボール・ラリー)」このレースの賞品は、なんとガムボールの自動販売機(ガムボールマシン)。これがトロフィーがわりで、誰も地位や名声が欲しいわけではなく、ただただ走るためにアメリカを横断するという映画です。

登場するクルマはコブラ427、フェラーリ35GTB/4デイトナスパイダー、シボレーカマロZ28、ポルシェ911タルガ、ジャガーEタイプ、そしていい味出しているのがカワサキのKH400。ものすごく有名な俳優や女優の出演はなく、クルマが主役に感じられるのもこの映画のいい所です。

高度成長期の日本がよくわかるクレイジー映画

戦後の高度成長期に圧倒的な人気を誇ったバンドが、ハナ肇とクレージーキャッツです。ジャズバンドの形態をとりながら、コミックソングやコントも行うというマルチな才能を放っていました。クレージーキャッツは数多くの映画に出演していますが、なかでも有名なのがメンバーの植木等が主役を演じた「日本一シリーズ」。その3作目となるのが「日本一のゴマすり男」です。植木等演じる主人公の中等(なか・ひとし)は、外車ディーラーのセールスマンなのですが、セールスの実力は全くなし。しかし、ゴマをすり続けることで人生を渡っていく様子が描かれたコメディ映画。その舞台となっているのが芝浦のヤナセです。現在は建て替えられていますが、旧社屋の雰囲気と登場するクルマ達は感動ものです。

レース映画は見逃せないジャンル

クルマの映画の中で忘れられないのがレース系の映画です。数あるレース系映画の中でも名作と言えるのが「グラン・プリ」。「グラン・プリ」はF1を舞台にした映画で、世界のミフネと呼ばれた三船敏郎も出演しています。マシンの描写などが非常に魅力的。カメラワークを含めてクルマ好き、レース好きが集まって作った映画という印象です。

忘れてはいけないのがスティーブ・マックイーン主演の「栄光のル・マン」です。スティーブ・マックイーン本人がレース好きということもあり、自らがプロデュースして作り上げた作品。実際のレース映像とロケ映像を上手に組み合わせ非常にリアルな作品に仕上げられています。

そして、最近の映画ではニキ・ラウダとジェームス・ハントの関係を描いた「ラッシュ/プライドと友情」も見逃せない作品です。舞台は1976年のF1世界選手権。1970年代のF1を追いかけたドキュメンタリー映画「ポール・ポジション」と一緒に見ると当時のF1の様子がよくわかります。


(諸星陽一)

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