マイカーでサーキットを走ってみたい!~事前準備編~

2019年8月14日

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本格的なレースが行われているサーキットを走ってみたいと思っている人は多いことでしょう。そのレベルは非常にさまざまなものです。とにかく、サーキットというものを体験してみたいという人から、本格的にレースをはじめたいという人までいろんなタイプの方がいると思います。今回はそうした人の最初の一歩、サーキットに向かうまでの準備と心構えについてのお話です。

まずは他人に迷惑をかけないように準備を

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サーキットを走る際に最も気を付けたいのは、自分の準備不足によって他人に迷惑をかけないようにすることです。一般的にサーキットを走るとなると、自分のクルマ(ノーマル車など)が走れる時間帯で走る、走行会などで走るなどのパターンとなるでしょう。そうした時に整備不足などでオイルをまいてしまったり、ブレーキが効かずに他車と接触したりすると大きな迷惑となります。

お金がタップリとあって、コースを占有して自分一人で走ったとしても、コースを破損したりオイルによって路面を汚したりすると、次の走行時間帯に走る人にまで影響を及ぼすことがあります。たとえば、自分の走った後にどこかのチームが占有をしていたとしましょう。そのチームは何千万円も掛けたレーシングカーをテストするために何カ月も前から予定していたかもしれません。そのテストの機会を自分の不手際でつぶしてしまったら、とても失礼なことになります。サーキットは利用者全員がマナーを大切にして使う施設なのです。

何も経験がない場合は経験豊富なショップを頼る

未経験でいきなりサーキット走行をする場合、まずはショップやディーラーである程度の点検整備をしてもらった方がいいでしょう。車検後すぐだから大丈夫などという考えではなくて、「今度、サーキットで体験走行したいのです」という事をしっかりと伝えて、それに対応してもらうことも大切です。ただ、日産のGT-Rなどはサーキットを走るときに“サーキットモード”を選択すると保証が効かなくなることもあります。こうしたパターンもあるので、注意が必要です。

装備を考えて用意する

サーキットによって異なりますが、富士スピードウェイの場合を例にするとサーキット走行をただ体験するだけの走行ならば、とくにヘルメットの装着などは求めていません。この体験走行は、ペースカーの先導でコースを周回するもので、追い越しはもちろん、前者との間隔をあけて加速を楽しむことも禁止されています。ただ、サーキットがどんな構造になっているのかという事を知ることはできます。

ショップなどが主催する走行会に参加するにはヘルメット、グローブ、長袖&長ズボンの着用が義務となっている場合が多くあります。二輪経験者で二輪用のヘルメットを持っている人はそれで大丈夫なことが多いです。もし新しくヘルメットを購入するなら四輪用を購入することをおすすめします。四輪用と二輪用は構造上異なり、四輪で使うなら四輪用の方が安全性は高くなります。

できればグローブは四輪用のレーシンググローブを購入することをおすすめします。二輪用とは違い操作性がいいのが特徴です。その先に進もうと思っているなら、なおさら四輪用の購入をオススメします。


(諸星陽一)

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