貨物車に関する豆知識!乗用車との違いや税金面での優遇はあるのか?

2019年8月23日

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ピックアップトラックのハイラックスやワンボックスのハイエースバンなどは、貨物車と言われるジャンルになります。いわゆる乗用車とは何が違うのでしょう?人気が上昇しているモデルだけにその差や気をつけるべきことを紹介していきます。

乗用車となにが違うのか?

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よく乗用車と商用車という分け方を見かけますが、これはあまり的確ではありません。というのもバスなどは乗用の商用車になるからです。商用車の対義語は自家用自動車、乗用車の対義語は貨物車という事になります。今回はこの貨物車について解説します。

貨物車というのはその名のとおり、貨物を運ぶための自動車です。貨物車として認められるには荷室や荷台の大きさなどの規制があります。詳しい数字は省略しますが、室内長より荷室長が長いことなどが求められます。貨物車のカタログを見ると室内寸法の記述はなく、荷室(荷台)の寸法が記述されています。また乗用車のカタログには記載されない最大積載量も記載されています。

運転免許は?

運転免許に関しては取得した時期によって非常に細かくなってしまっていますが、普通免許を持っていれば誰でも運転できるという事ならば、乗車定員10名以下、最大積載量2トン未満が該当します。もちろん、クルマの大きさなどには制限があります。普通に考えるならば、ハイエースバンやハイラックス等は問題なく普通免許で運転できます。

車検は1年で税金は安め 特に気をつけたいタイヤの種類

乗用車の車検は初回は3年、以後は2年ごとですが貨物車の車検は毎年となります。
ただし、軽自動車の場合は初回が2年、以後も2年ごとです。軽自動車以外のクルマの場合は頻繁に車検を受けなくてはならないので、面倒な部分はあります。

税金面では乗用車に比べて安価になります。自動車税の税額は基本、最大積載量によって変わります。ただし乗車定員が4名以上の場合は加算されることになっています。といっても加算額は最大8,000円ですので、さほど高いものではありません。乗用車の場合は排気量で自動車税が決まるので、その差はかなり大きくなります。

貨物車はタイヤのロードインデックス(荷重指数)が乗用車よりも高く設定されていることが多くあります。そのため、乗用車用タイヤを装着すると車検に通らなくなることもあります。プロショップでタイヤ交換をするときは確認をするはずですが、ネットで購入する際はサイズだけでなく、ロードインデックスの確認も怠ってはいけません。


(諸星陽一)

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