1954年(昭和29年)から続く、東京モーターショーの歴史

2019年10月16日

TMS

いよいよ2019年10月24日より第46回の東京モーターショーが開催されます。今回の東京モーターショーは東京オリンピック・パラリンピックの関係もあり、会場が分散するという状況です。ところで、この東京モーターショーはどのような歴史を持つのでしょうか? 

最初は屋外で開催 そして無料だった

東京モーターショー

第1回の東京モーターショーは、「全日本自動車ショウ」という名称で1954年・昭和29年に開催されました。終戦から9年で自動車ショウを開催しているというのも日本の復興がいかに早かったを伺える出来事です。会場となったのは日比谷公園で、入場料は無料でした。展示車両は267台とかなりの台数ですが、そのほとんどはトラックやオートバイ、乗用車はわずか17台でした。クルマが夢であり、あこがれの的だった時代です。

第4回までは日比谷公園で開催されましたが、第5回(1958年)は日比谷公園が工事で使えなくなった為、後楽園の敷地内にあった競輪場で開催されました。この競輪場があった場所は現在の東京ドームにあたります。なお入場料は第1回、第2回が無料、第3回は初日から3日目までが20円で後半は無料、第4回が20円、第5回が50円でした。

晴海時代へ、そして入場者100万人突破

観客

第6回(1959年)からは会場が晴海にあった東京国際見本市会場で開催されます。第10回(1963年)までは「全日本自動車ショウ」の名称、第11回からが「東京モーターショー」の名称となります。入場料は年を追うごとに少しずつ上昇します。第6回は50円ですが、第8回からは100円となります。また第10回~第12回まではプレミアムショー、第13回(1966年)~第19回(1972年)まではチャリティショーと銘打って初日に高額なチケットを販売、正規入場料との差額を寄付するという方式を採用しました。第9回では入場者数が100万人を超えて、104万9100人となりました。第6回では317台だった出展台数は、第20回(1973年)には690台に増えます。

時代に翻弄され紆余曲折する東京モーターショー

高度成長期が終焉を迎え、排ガス規制が厳しくなるなど時代は自動車にとって辛い都市となってきたのが1970年代です。1973年の第20回までは毎年開催だった東京モーターショーは、以降は西暦の奇数年に開催する隔年開催となりました。第21回、第22回の入場者数は100万人を割りますが、第23回(1979年)からはふたたび100万人オーバーを記録します。

1986年から日本はバブル景気に突入します。1987年の第27回の入場者数は129万7200人でしたが、会場を千葉県の幕張メッセに移した1989年の第28回では192万4200人、1991年の第29回では200万人を超え、201万8500人を記録します。しかし、景気の後退は入場者数に影響します。徐々に減る入場者対策として、1999年の第33回から乗用車&二輪車ショーを奇数年に開催、2000年から商用車ショーを偶数年に開催することになりますが、このパターンは2005年で終了します。商用車ショーも東京モーターショーにカウントされていますので、従来の乗用車、二輪車、商用車を一斉展示するように戻った2007年が40回となります。

2011年の第42回で東京モーターショーは東京に戻ります。会場は臨海地区の東京ビッグサイトです。幕張開催最後となった2009年の第41回では61万4000人だった入場者数は、第42回では82万2600人に増加、第43回では90万2800人となります。

新聞2017

展示の様子

第44回は81万2500人、台風が影響した第45回では77万1200人と入場者数を減らしました。今年2019年の第46回は2020年東京オリンピック・パラリンピックの準備のため会場に制限があり、東京ビッグサイトを中心とした臨海地区の数カ所で開催。無料で楽しめる部分もあり、ふたたび100万人規模の集客を目指します。


(諸星陽一)

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