【おすすめの中古車選び】認定中古車のメリット・デメリットとは?

2020年1月10日

20191010

クルマを購入しようと思った際、新車を買うのはそれなりに高い壁が待っています。そこで候補に上がってくるのが中古車という選択。日本ほどクルマを大事に使い、また整備もきちんと行っている国はないので中古車の品質もかなり高いものとなっています。それでも不安がつきまとうのが中古車の購入。さまざまな中古車について、検証していきます。

認定中古車って何? 安心なの?

鍵を持つ男性

認定中古車というのは自動車メーカーやインポーターが決めた一定の条件(年式や走行距離、修復歴、整備履歴など)をクリアしたものを整備点検したもののなかで、認定を受けたクルマを指します。点検整備のなかには、規程の交換部品などもあり、高品質の中古車となっています。一般的な中古車よりも保証期間が長く保証対象部品も広範囲になることが一般的です。

良いことずくめの認定中古車ですが、当然のことながら販売価格は高めとなるため、中古車として最も大きな魅力である価格面ではあまりメリットがありません。比較的高めであっても、いい状態のクルマが欲しい。購入後のトラブルに不安があるという人には認定中古車はかなり魅力的だと言えます。

ときどき耳にする登録済み未走行車って何?

その名のとおり、登録されている(つまりナンバープレートが装着されている)ものの、走っていない(もしくは非常に走行距離が短い)クルマのことを指します。自動車ディーラーがノルマの達成やリベートの確保のために自社で登録したモデルがこの登録済み未走行車と言われます。以前は新古車という言葉も使われていましたが、いまは曖昧だということで新古車という言葉は使われなくなりました。

普通、登録済み未走行車はほぼ新車ということになります。ただ、登録時から次回車検へのカウントダウンは始まっていますので、車検残存期間は短くなります。また、あまり長い期間にわたって未走行なのは決していいことではないことも覚えておいて下さい。

多走行車は乗らないほうがいいのか?

中古車は走行距離が短ければ短いほどいい、とされる傾向があります。たしかに走行距離が伸びれば、各部のパーツ消耗なども増えますので、走行距離が短いほうがいいという考え方はあります。また、数値で計れるのは走行距離ぐらいということもあり、客観視できる走行距離が長い物件を敬遠する傾向にあります。

クルマの状態は走行距離で決まるわけでないので、クルマをきちんと確認できれば走行距離が長くても問題はありません。たとえ、走行距離が長くても、毎年の定期点検などをきちんと行ってきたクルマなら問題がない確率は高くなります。

中古車ですから、どこかが不具合を起こす可能性もあるでしょう。そして起こさない可能性もあります。ただ、ひとつ言えるのは日本車は非常に信頼性が高いということです。そして日本の中古車は世界でも珍しいほど状態が良いという事も言えます。これだけ状態のいい中古車を普通に買える国は他にはないでしょう。


(諸星陽一)

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