【タイヤ特集】ブリヂストンは痒いところに手が届く!!

2020年7月8日

ブリヂストン タイヤ

日本を代表するタイヤメーカーである「ブリヂストン」は、世界ナンバーワンのシェアを誇るタイヤメーカーでもあります。ブリヂストンが展開しているブランドは日本国内だけを見ても非常に多彩。今回はそのなかで主要なブランドを紹介します。

走りのポテンザ コンフォートのレグノ

ブリヂストンを代表するブランドとして知られているのがスポーツ系の「ポテンザ」です。

POTENZA

ポテンザブランドにはサーキットやラリーで使うことを前提したモデルから、一般公道での使用を前提としたものまで数多くのタイプが用意されています。

一般的なもののなかでもハイグリップタイプが「RE-71系」、スポーティ系が「アドレナリンRE004系」、プレミアム系が「S007A系」となっています。

ポテンザのブランド名はスリックタイヤなどモータースポーツ用タイヤにも使われていて、「RE-11S」や「RE480R」が該当します。これらも公道でも使用できますが、あまり一般的ではありません。


「ポテンザ」と双璧となっているブランドが「レグノ」です。

REGNO

「レグノ」は乗り心地や静粛性を重視したタイヤで、いわゆる高級車やプレミアムサルーンなどを中心に展開されてきました。
基本のレグノシリーズが「GR-XII」です。以前はセダンなどを中心にしたブランド展開だった「レグノ」ですが、現在はミニバン用として「GRV II」と軽自動車用として「GR-レジェーラ」が用意されています。

21世紀になってから発売された新ブランドのプレイズ

2005年に新しいブランドとして追加されたのが「プレイズ」です。

Playz

それまでのタイヤは発進やブレーキ、コーナリング時のグリップや、静粛性や乗り心地を重視してきましたが、プレイズが目指したのは“疲れにくいタイヤ”です。疲れにくいという表現は抽象的ですが、

これを実現しているのは、思ったように動かせる、予想外の動きをしないという、タイヤの性能の素直さです。

燃費を重視しているエコピア そしてカテゴリー別タイヤの存在

グリップや静粛性、乗り心地という基本性能の次に求められたのが“燃費のよさ”でした。燃費のよさが追求されるなかで生まれたのが「エコピア」です。

Ecopia

タイヤで燃費をよくするのには、転がり抵抗を減らすことになります。単純に転がり抵抗を減らすとグリップが低下するので、グリップを確保しながら転がり抵抗を減らすことを実現しているのが「エコピア」です。また、エコピアの性能を引き継ぎつつ、価格も抑えたモデルとして「ネクストリー」というブランドも展開。まさにかゆいところに手が届くラインアップを揃えています。




ヘビーデューティー系のSUVを対象としたモデルが「デューラー」です。かつてのクロカン4WDなどの時代から存在しているブランドで、M/T(マッドテレーン)と呼ばれる泥にも強いモデルも用意されます。また、最近のスタイリッシュ系SUVを対象としたモデルの「アレンザ」というブランドも展開されています。


ブリヂストンのスタッドレスタイヤは「ブリザック」というブランドです。最新モデルは「VRX2」と呼ばれるモデルで、その一世代前の「VRX」も併売されています。また、SUV用のスタッドレスタイヤとして「DM-V3」というモデルも用意されます。ブリヂストンのスタッドレスタイヤは、ミラーバーンやブラックアイスバーンなどでの性能の高さに定評があります。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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