ネットで広がるタイヤ探しの幅【種類の多さ?日本未発売の製品も?】

2020年10月30日

タイヤ ネット購入

タイヤを交換したいけど、どのタイヤにするかで悩んでいる人は、ネットで探すのがオススメです。家電製品などは一度量販店でチェックしてからという手もありますが、タイヤはネットが便利なのです。その理由を説明しましょう。

街のタイヤショップは多くが特定メーカーの系列店

タイヤ ネット購入

最近は複数銘柄を扱う大型の総合タイヤ専門店が少しずつ増えてきていますが、現在でもタイヤショップは特定メーカーの系列店となっているところがほとんどです。ブリヂストン系のミスタータイヤマンやタイヤ館、コクピットや、横浜ゴム系のグランドスラムやタイヤガーデンなどのメーカー色が非常に強いショップだけでなく、個人経営のタイヤ販売店でもやはり「○○系」のタイヤショップがほとんどです。

つまり、横浜ゴム系のタイヤショップでブリヂストンやミシュランのタイヤを探すのは難しいのが現実です。また、扱いがあったとしても、オススメ商品は店舗が属する系列メーカーの製品になることが多いでしょう。系列外のメーカーのタイヤを扱っている場合も、仕入れ価格が不利なことから販売価格が高くなりがちです。

大型カー用品店を凌駕するネット販売

タイヤショップに比べ、数多くのタイヤを見ることができるのがオートバックスやイエローハットなどの大型カー用品店ですが、大型カー用品店といえどもタイヤの品揃えと在庫には限界があります。しかし、ネットでのタイヤ販売サイトならば、ほぼありとあらゆるタイヤを見ることができます。また、サイズについてもさまざまなサイズが用意されているため、自分の使っているタイヤが特殊なサイズの場合などは、ネット販売のほうが探しやすいかもしれません。メジャーなブランドのタイヤならカー用品店のスタッフも情報を持っていますが、マイナーなブランドの場合は、ネット上で情報収集したほうが情報量が多い可能性もあります。

日本未発売のタイヤも販売されている

タイヤをネット検索していると日本未発売のタイヤなどを見つけることがあります。日本のタイヤメーカーであっても、すべてのタイヤを日本で売っているわけではなく、海外専用モデルが存在します。そうしたタイヤを業者が独自に仕入れて販売しているのです。

最近は正規販売されているタイヤでも増えてきた、ホワイトレター(ロゴなどが白く着色されている)や、ホワイトリボン(サイドウォールが白いリング状に着色されている)タイヤも、海外モデルにはたくさん存在しています。日本国内のタイヤではなかなか見ることがない特殊なトレッドデザインのタイヤもあるため、ネットでタイヤの検索をしているとそれだけでもかなり面白いものです。

オークションなどで中古タイヤの売買をすると送料が高額だったりすることがあるのですが、タイヤのネット販売は多くが送料無料です。また、取り付け作業を近隣の提携工場で行えるクーポンの購入が可能となっている場合がほとんどです。この場合は「タイヤ&ホイールのセット」と「取り付けクーポン」を購入、タイヤ&ホイールは取り付け作業を行うショップに直接配送されるので、タイヤを運ぶなどの手間も不要になります。もちろん、ホイール付きのタイヤではなく、タイヤ単品での購入でも「組み替え&取り付けのクーポン」を購入、作業を提携ショップに依頼することが可能です。

諸星陽一
  • 諸星陽一
  • 日本自動車ジャーナリスト協会(外部リンク)
  • 自動車ジャーナリストとして専門誌やライフ誌での執筆活動をはじめ、安全運転のインストラクターも務める。1992年~99年まで富士スピードウェイにてRX-7のレースに参戦。セルフメンテナンス記事も得意分野。福祉車両の数少ない専門家の一人でもある。

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