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今となっては希少なクルマ - WRX STI
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ちょんまげインプ
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スバル / WRX STI
WRX STI_AWD(MT_2.0) (2015年) -
- レビュー日:2017年6月4日
- 乗車人数:5人
- 使用目的:買い物
おすすめ度: 4
- 満足している点
-
*従来の「インプレッサのハイパワー版」という位置づけを脱し、最初から「WRX」として専用の設計がなされていること。
⇒そのためボディの補強やマウント・ブッシュの形状変更など、後でチューニングしづらい部分が予め対処されている。
⇒大きさの割には軽く(1490kg)なった。
⇒幅が広い割に見切りはよく車両感覚も掴みやすい。
⇒車内がとても広い。
⇒トランクも広い。
*カッコよく、クルマとしてのデザインが洗練されたこと。
⇒GC8、GDB、GRB/GVBを通して初めて「エアロがノーマルのままでも十分にカッコイイ車」になったと思う。コイツはむしろリアスポがなくてもいい。
*未だに旧来のEJエンジンを使っているため、昔からのスバル乗りにはチューニングや不具合等が想起しやすい。
*走りは噂通り良い。
⇒やはりDCCDは面白い。GC8の頃はマニュアルだけで、自分で路面などの状況によって決めていたが、オート(気に入ったのはオートマイナス)だとターンが楽に、脱出が安定して決められる。
⇒スポーツABSは、ミニサーキットでは使える。ブレーキングがヘタクソな自分にはもってこい。ただ、ジムカーナだと邪魔。自分の感覚より早めにABSが効いてしまう。
⇒ノーマル(カヤバ)足は割といい。ミニサーキット程度なら、ヘタな車高調にしていろいろ悩むよりノーマルのままのほうがいい。
⇒リアLSDは効きのイマイチなトルセンだが、意外に効く。
⇒ついうっかりVDCオンのままサイドターンをすると、全くスピンに持ち込めない。安全装備としては安心。オフにもできる。
*ミッションが、1速もトリプルコーンシンクロになったおかげか、2→1速のシフトダウンがやりやすい。こういうのは有難い。シフトの入りも良い(当初は「こんなもんか」と思っていたが、GC8に乗ってシフト操作した時にVABの6速のシフトの感触がいいと思った)。
*テンポラリタイヤが積んであるのは安心(パンク修理キットはスペアタイヤにはかなわない)
*純正装着タイヤのダンロップスポーツマックスはなかなか良い。ミニサーキットでも十分にグリップ力を発揮してくれた。街乗りで減らすのは勿体ない。
*WRブルーマイカが新しくなり、よりいい色になった。
*クイックステアリングは多少の力はいるが、回す量が少なくなるので良い。 - 不満な点
-
*とにかくデカい。幅も高さもありすぎ。
⇒北米を意識してるのは分かるが、ホイールベースが先代よりさらに長くなったのはどうかと。逆に縮めてもらって軽くしてほしいくらい。
⇒18インチもの大径ホイールを履いているのに、ボディがデカすぎるのでせっかくの大径ホイールが小さく見えてしまう。
⇒デザイン的にも、あと2センチくらいルーフが低いほうがいい(車の表情で“目”とも言えるヘッドライトの位置が、車のバランスからすると下すぎる)。せっかく幅広の車体なのに、背が高いから車幅が狭く見える。
⇒サイドステップが乗降時に邪魔になる。汚れていると足に汚れがつくし、つい足をぶつけてしまう。サイドステップはもう少し絞ってほしかった。
⇒フロントマスク(ライト~グリル)の処理やカタチが、ランエボXにそっくり。
*操作系にあちこち難がある。
①シート
運転席シートの形状が悪すぎる。GR系よりも悪くなり、普通の車のシートみたいなのになってしまった。これはスポーツ車としては最悪。②シフト
ストロークありすぎ。オプションのショートストロークシフトもそんなにショートにならない。もっとショート化したものを純正装着もしくは選択制にしてほしかった。
③ペダル
・アクセルペダルが低すぎる。ヒール&トーがやりづらい(社外ペダルで嵩上げ)。
・ブレーキペダルが高すぎる。
・クラッチペダルの遊びが多すぎ(ペダル高すぎ)、踏み込むと奥に入りすぎる(「クラッチストッパー」で対策)。
・クラッチペダルの左側の隙間が狭すぎ、普通の靴を履くとクラッチペダルに引っかかる。
④D形状ステアリングは回す時にちょっと煩わしい。
⑤メーター
メインのメーターがごちゃごちゃして瞬時に見づらい。デジタル的な表示は最小限にしてほしい。タコメーターは中心に大きいものをもってきてほしかった。スピードメーターも無駄に280km/h表示で刻みが細かすぎて見づらい。
*駆動システムは選択制にできなかったのか。
⇒全車DCCDつきでなく、選択制にしてもらってDCCDと機械式リアLSDをセットにしてほしかった。DCCDが必要な走りをする人ならリアLSDは機械(多板クラッチ)式が必要なはずだがこの車はリアがトルセン。リアがトルセンでいいという人には正直DCCDなんて要らない装備。社外機械式LSDに替えればいいのだがお金かかるし、ディーラーでもすぐバレてしまう(?)
*アクセル開度の開き具合が過激にチューンされ電子的なレスポンスが向上したのはいいが、そもそも物理的なアクセルのレスポンス(ペダルを踏んでからの)が悪い気がする。昔のワイヤー式のほうが良かったのではないか。
*安全装備やメーカーオプションの組み合わせが不親切
⇒サイドエアバッグとカーテンエアバッグはオプションにしてほしかった。
⇒ホイールや羽根、安全装備なども自由に選ばせてほしかった。
⇒昔のRAや先代のスペックC的な、豪華装備のない安価なグレードを設けてほしかった。
*その他
⇒ブレーキとクラッチのラインが共用化されたのは…ブレーキがフェードしたりした時に大丈夫?
⇒ノーマルパッドはダストがすごい。また初期はあまり効かないくせに奥のコントロール幅がない(パッド替えればよいが…)
⇒SIドライブ要らない。
⇒フロントフェンダー左右から熱が抜けるかのようなデザインのくせに、実際には抜けない(カタログだとフェンダーから排熱されるようなイラストがあるが、嘘っぱち)。エンジンルームはかなり熱を持つので排熱にもこだわってほしかった。 - 総評
-
*4ドアセダンでMTでターボで新車で買える国産車といったら、もうコレしかない。
*不満な点は多々あるものの、それらを潰せば問題ない。しかしスバルのテストドライバーさんは本当にこれで良しとしたのだろうか(特に操作系。このシート、このペダルで本当にテストを続けたとは思えない)。
*D型からtypeSが19インチホイールでタイヤが35扁平に、キャリパーが6ポットになるとかいうハナシがあるが、修理や社外品の購入も高くなりそう。普通は新型車が出るとうらやましくてたまらないが、コレばかりはC型のうちに買えてよかった。
- デザイン
- 3
- 走行性能
- 4
-
極低速からの加速ではややモッサリ感があるが、それでも2500回転くらいからトルクが盛り上がる感じがあるので必要十分ではないかと。
ミニサーキットだとちょっと運転が忙しい。大きいサーキットだとちょうどいいかも。
ジムカーナでは、純正のリアLSD(トルセン)でも意外にサイドターンができる(ジムカーナセッティングの社外車高調にしたら、トルセンのままでも8の字くらいできた)。
- 乗り心地
- 3
-
ベースグレードのカヤバ足だが、納車直後は固いなと思ったものの、3000kmくらいから馴染んできたのかマイルドになった。
純正装着のダンロップ・スポーツマックスはかなりサイドウォールが固くそれも乗り心地の硬さにつながっていると思うが、アジアンタイヤに履き換えたらかなり乗り心地がマイルドになった。
走行中の騒音は、ガラスや外板が軽量化のために薄くしているのか、よく聞こえてくる。たまに「あれ?窓あけてたっけ?」と勘違いするほど。高速道路だと、オーディオの音が邪魔されるレベル。 - 積載性
- 4
-
室内は十分に広い。もっと狭くしてサイズを縮めてほしいくらい。後席はかなり前後が広くなり、図体の大きい成人男子が乗っても窮屈ではない。
トランクはかなり奥まで入るので、セダンとしてはかなりの容積だと思う。大人4人乗車で4人分のサバゲ装備を積める。 - 燃費
- 3
-
街乗りでリッター7~8km。
高速でリッター12~13km。 - 価格
- 3
- 故障経験
-
故障ではないが…
*シフトが渋い。1速→2速へシフトする際、1速が固くて抜けないことや、2速が固くて入れられないことが多い。
*納車後しばらく、リアの下側からコンコン鳴ることがあったが、今は収まった。
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