徹底的黒子 - Cクラス ステーションワゴン
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ヵゝゎレナω
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メルセデス・ベンツ / Cクラス ステーションワゴン
C220d ステーションワゴン アバンギャルド_RHD(AT_2.0) (2018年) -
- レビュー日:2023年4月7日
- 乗車人数:1人
- 使用目的:その他
おすすめ度: 5
- 満足している点
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・操作した通りに動くこと。
・過不足なく路面や車体の情報を伝えること。
・豊かなエンジントルク。 - 不満な点
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後席や荷室がもう少し広いといい。
- 総評
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国産車、欧州車のプレミアムカーと呼ばれる車は以前の仕事柄一通り運転しましたが、メルセデスは言うなれば「徹底的な黒子」です。
例えば、「さすがクラウンだなぁ、乗り心地や静粛性が高いなぁ。」「おお、このカーブを抜ける時がBMWっぽくて気持ちいいなぁ」といったふうに、それぞれの個性を感じますが、この車に限らずメルセデスの多くの車は、「ああ、そう言えばこれベンツだった。」程度。
出汁や素材が良ければ、味付けは特別目立ったことをしない、スタンダードなものでも美味しいし飽きがこないように、この車は運転そのものが楽しく、本当に疲れない。
運転という操作、もっと言えば、移動に集中できる。
機械として、人間が操作した通りに動くというのは最初に求められる機能ですが、自動車は特にそれが難しいようです。
アクセルをこれくらいの勢いでこれくらい踏むと、これくらい加速するだろう、
この速度でこういうカーブを走るときには、こうやってステアリングを切れば気持ちよく曲がれるだろう、
という作業が無意識で出来てしまう、機械としての良さがメルセデスは秀逸だと思います。
思い通りに動かすためにはその元情報が正確でなければいけませんが、メルセデスはその点が秀でているんだと思います。
剛性、というと、単にボディが堅い、足回りが堅い、をイメージしがちですが、例えば簡単な棚を作るときでも、その部品ごとのバランスや組み付け部分のボルトの太さや穴径、締め付けるトルクによって、「それぞれは堅いけれど、頼りない。」ということになります。
そういった意味も含めての各部の剛性が突き詰められていて、路面の衝撃を吸収するサスペンションやシートが初めて本来の仕事を成すことができるんだな、というのを実感します。
結果として、運転していて本当に疲れにくい車です。
単純に「乗り心地がいいから」「パワーがあるから」ではない、モノづくりの姿勢が感じられます。
- デザイン
- 4
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AMGエディション?のバンパーやホイールのモデルで、スポーティにまとまっています。
内装はもう少しおとなしくてもいいかな?
- 走行性能
- 5
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ディーゼルモデルのため、ダウンサイジングターボにありがちな車格に見合わない軽快なエンジンという訳でもなく、低回転から十分なトルクがあります。
操縦安定性は総評の通り! - 乗り心地
- 4
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エアサスのドライビングモード?が選べるのですが、コンフォートでは少し柔らかすぎて、スポーツでは少し硬すぎで、間のモードが欲しいです。
ディーゼルモデルということもあり、静粛性・振動などについては、そこまで秀でてはいません。かといってうるさい、ブルブルする、のではないのが不思議。
おそらく「あえてゼロにしない」ように設計しているのではないかと思います。 - 積載性
- 2
- ゴルフバッグはシートを倒さないとスムーズに積めません。親子3人でゴルフに行くのには困らない程度。
- 燃費
- 4
- 街中でもリッター10km/L程度、長距離だと20km/Lを超えます。十分です。
- 価格
- 4
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安い車ではないですが、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
自分が乗っていたレクサスGSよりも質感なども高いです。
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