東南アジアで人気となっている日本車は何?

2019年6月14日

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成長めざましい東南アジアの国々で人気の日本車はいったいどんなクルマなのでしょう。実は東南アジアと一言で言ってもそれは国によって異なります。今回は代表的な国で人気を博している日本車を紹介していきます。

都市部と郊外部でまったく異なるクルマが走るタイ

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タイは自国ブランドのクルマを持たない国ですが、その代わりに数多くの自動車メーカーがタイに自動車工場を設立。自動車産業の発展はめざましく「東洋のデトロイト」とまで呼ばれるほどです。そうした中、都市部ではコンパクトカーの人気が高まってきています。日本車でいうとトヨタ・ヤリス(ヴィッツ)、日産マーチ、三菱ミラージュなどです。これらはエコカーというジャンルで、補助金などの関係もあり都市部を中心に人気となっています。

ところが郊外に行くと様子が一気に変わります。郊外で人気の車種はピックアップトラックなのです。トヨタ・ハイラックス、日産ナバラ、三菱トライトン、いすゞDマックスなどが人気です。エコカーの恩恵は地方でも受けられますが、道路事情が異なります。タイの郊外、とくに山岳部は未舗装路も多く存在するため4WDのピックアップトラックが好まれるのです。

ASEANで唯一の自国ブランドを持つマレーシア

マレーシアはASEAN圏内で唯一の自国ブランドを持つ国です。タイが誘致により自動車産業の発展をねらったのに対し、マレーシアは自国ブランドの発展を目指しました。マレーシアブランドは、プロトンとプロドゥアです。現在、プロトンは中国の吉利汽車傘下となっています。一方のプロドゥアはダイハツ傘下のメーカーで、ダイハツ・ブーン&トヨタ・パッソベースのマイヴィ、ダイハツ・ブーンルミナス&トヨタ・パッソセッテをベースとするアルザなどを製造、販売しています。純粋な日本車とはいえませんが、マレーシアではこうしたプロドゥアのクルマが人気です。

そのほかの国々では?

フィリピンではトヨタ・ヤリスの4ドア版となるヴィオスやコミューターの名で販売されているハイエースが人気です。コミューターは先日フルモデルチェンジを受けた新型の300系がフィリピンでワールドプレミアされています。

発展めざましいベトナムはマレーシアに続いて自国ブランド「ピンファスト」をスタートさせようとしています。そうした中、人気の日本車は、トヨタのヴィオスやイノーバです。イノーバはIMVシリーズと言われるモデルのバリエーション。モノコックではなくフレーム式プラットフォームを用いることで、コストダウンと耐久性の向上が図られています。

インドネシアも自動車産業が盛んな国です。シェアはトヨタがもっとも高く、そのため人気車もトヨタのアバンザというモデルが人気です。アバンザはIMVシリーズよりもひとまわりちいさなU-IMVと呼ばれるシリーズで、ビルトインフレームタイプのモノコックボディを採用しています。


(諸星陽一)

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