田宮

　全国紙・読売新聞が運営するニュースサイト「YOMIURI ONLINE」の配信記事から『山本昌さん感動…ＲＣカー専用施設が全天候型に』に注目。
　
　先だって元ドラゴンズ・山崎武司氏のカーレース参入を記事にしたが、長く同僚エースとして活躍した山本昌氏は、同じクルマでもラジコンを趣味にされているそうだ。


　共に一時代を成した名選手にして、野球とは全く無関係の趣味を愉しまれている。いや、全く無関係の趣味に没頭して、上手くリフレッシュできていたからこそ名選手たりえたのだろう。

　狭小な人間関係に押し込められ、偏屈した価値観に歪められた競技エリートに陥らぬよう、間違っても「趣味はバクチとクスリです」なんてことにならぬよう、人生の幅を最大限に拡げ、引退後の生活を穣かなものとしてほしいものだ。


　さてさて記事に拠れば「タミヤ掛川サーキット」は、ラジコンメーカーとしても最大手たるタミヤが運営する広大な施設で、高速レーシングコースだけでなくロックセクションが整えられたオフロードコースもあるという。

　先だって我がカブリオ(＝電動幌タイプ)が、初めてスケールモデル化されたラジコンが発売されたこともあり、早速この施設へ出掛けて走らせてみよう………と言いたいところだが、生憎ラジコンのカブリオは完成していない。

　というか、キットそのものが手許に無い。
　発売前に、秋葉原の大規模販売店に直接出向いて予約を入れていたのだが、待てど暮らせどなしの礫。完全に無視されたようだ。


　お店の第一印象が、常連しか相手にせず素人には敷居が高い「嫌な感じ」を覚え、ちゃんと連絡が来るのだろうかと不安を抱いていたら、案の定その通りになってしまった。

　タミヤへは、このような立派な施設を整えることも大切だが、欲しいと思った人に自社製品が遅滞なく届くよう、ラジコン初心者にも相談し易い雰囲気を演出してもらえるよう、販売店への指導を徹底して貰いたい。


　「スーパーラジコン」……・使えない店だ。二度と頼むかバカ。
　改めて気持ちを切り替え、密林内ででも探すことにしよう。