渡蘭

昨日に引き続きスポーツ紙・スポーツニッポンが運営するニュースサイト「スポニチ・アネックス」の配信記事から『明大・柳ら東京六大学選抜入り　来月ハーレム国際大会』に注目。


　なんだ、また似たようなタイトルの記事を引用しやがって……と思われるのを承知で、少々お付き合いいただきたい。
　来月は12日から大学日米野球、15日から都市対抗野球、そして都市対抗野球と並行してオランダ中部の商工都市・ハーレム市において国際大会「第28回ハーレムベースボールウィーク2016」が開催される。



　『ハーレムベースボールウィーク』は、オランダ王立野球・ソフトボール協会の主催で2年に一度開かれる。
　参加チームは毎回4～6程度と不定、予選リーグおよび決勝の方法や試合設定数も年によって異なる。
　また参加チーム自体も年齢や所属が様々で、日本代表チームを例にとれば、かつてのオリンピック代表と同じく社会人チーム(第22・23回)や、三菱グループの企業連合(第11・12回)、学生チームでは京滋学生野球連盟選抜チーム(第25回)・九州学生野球選抜チーム(第26回)・日本大学野球連盟選抜チーム(第24・27回)が参戦している。

　そして第28回大会は、我らが東京六大学野球連盟選抜チームが派遣されることと相成った。


　大学日本代表(＝日本大学野球連盟選抜)は、日米野球を優先させて国内残留したため、東京六大学野球連盟単独での選抜チームを編成したようだ。

　とは言え昨日の記事の通り、東京六大学野球連盟からも、日米野球へ8名の選手が参加する。
　東京大のエース・宮台／明治大の正捕手・牛島／明治大の3年生投手・斉藤以外の5名は、13日新潟での試合後に大学日本代表チームを離れて急ぎ渡蘭、NPB年間ホームラン記録を持つバレンティン(スワローズ)の出身地・蘭領キュラソー島との開幕試合(現地時間15日1900時プレイボール)に臨む。

※ブログ主の事実誤認で、侍ジャパンの全試合に参加した後、19日に合流

　長距離移動に加えて相当な過密スケジュールで、ベストなパフォーマンスを発揮できるか心配を禁じ得ない。一方で、東京六大学勢がゴッソリ抜けた大学日本代表のパフォーマンスにも不安を覚える。

　そこは持ち前のタフさ・負けず嫌いを最大限発揮して、渡蘭後の日程を乗り切って欲しい。
　また東京六大学選抜チームを見送る東京大：宮台／明治大：牛島・斉藤の3名には、15日以降の対米戦で存分に暴れ回ってもらいたい。



　なお、第28回ハーレムベースボールウィーク2016では日本代表の他、オーストラリア・台湾・オランダ・蘭領キュラソー島の代表5チームが覇を競う。