露店

　消費者庁がtwitter等を通じて発信する「子ども安全メール　from　消費者庁」 から、本日付『夏祭り・縁日で買える玩具等の取扱いに注意！』に注目。

　玩具の設計に、特段資格は必要ないものと思われるが、やはりそれなりの技術的心得が無ければ図面は引けない。
　玩具設計に携わる者に心有れば、技術者としての責務・倫理に照らして、その設計が妥当なものか、素材に有害物質が混入していないか、廃棄に至るまでの期間に見合う耐久性を備えているか、顧みて欲しいものだ。



「技術士法」第45条の2：（技術士等の公益確保の責務）

技術士又は技術士補は、その業務を行うに当たつては、公共の安全、環境の保全その他の公益を害することのないよう努めなければならない。




　加えて製品の安全を云々する以前に、粗悪な玩具を販売する露店の多くが、いわゆる「テキヤ稼業」と想像する。

　粗悪な玩具で子どもが負傷するに留まらず、そのお代が”鉛の弾を弄ぶ黒い玩具”や”幻覚を呼ぶ小麦粉”に化けてやしないかという疑念を振り払えない。


　子どもには、刹那の欲求で下らない玩具に金銭を支出する愚を戒め、祭礼の核心であるところの神仏に親しみ、歴史的な経緯を学ぶことに重点を置くべきと考える。