フードロックケーブル コントロールASSYの交換 その①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
8年半の歳月とエンジン内の高熱、それから真冬時の急激な温度変化などで、どうやらボンネットを開けるためのケーブルの根元が、フードロック本体へ差し込んでいるプラスチックの部分がすでに劣化していまして、ちょっと当たっただけで折れてしまいました。
ボンネットを固定するためのこのフードロックもすでに腐食まみれですが、バネの耐久性を除いてこちらはまだ使用には問題ないようですが。
2
間もなく更新作業を行う予定の排気関係のオーバーホールの下準備の作業をしていた際に、僅かに手が当たっただけなのにこの写真のように根元がポキッと折れてしまいました。
すでに先にアップしましたが、排気マニホールドのオーバーホールには、各部品を留めているためのボルト・ナットが、すべて問題なく緩めることが出来るのか確認する作業を本作業前にやっていました。
これらはあらかじめ調べておかないと、現実に作業を始めてから困難に直面し途方に暮れることが予想されたためです。
で8年ぐらいならまだ何とか多少固着はありましたが、すべてのボルト・ナットが緩めるられることを確認しました。
3
そしてこの写真は、取り寄せた新品のケーブルとプラ部分が折れてしまったケーブルの写真です。
新品ケーブルの白色のプラスチック? の部分に切られている溝を、フードロックASSY(写真5の部品)に差し込むことにより、ケーブルを固定するようになっていたことを今回初めて知りました。
4
こちらは急遽取り寄せましたフードロックケーブルASSYと、これの交換に必要な部品一式です。
しかし20万kmを超えてさらに乗ると、まあ次々とこうして壊れてくるところが出てくるのにはちょっと驚かされますが、とにかくゴムと樹脂の部品は走行距離には関係なく、耐用年数は10年と見なくてはならないようです。
まあベンツなんかは冷却水路までプラ(ポリアミド)多用ばかりなので、熱で樹脂が劣化し、いくら走りが良くてもプラ部分がボロボロになって冷却水漏れ多発など、重要機構の耐用年数が低い車は、走行距離が多い私にとってはとても乗れる代物ではなく、ごめんこうむりたいです。
とはいっても、とりあえず交換部品が来るまで応急処置をしましたが、ボンネットが開かなくなっては一大事なので、とっとと交換修理することに。
5
ついでにこちらのボンネットの開閉を司るフードロックASSY、部品代は2500円ほどなので、こいつも固定用のボルトとともに一緒に交換することに。
今までの物もまだ使えそうですがバネが腐食で折れてしまうとやっかいなので合わせて交換します。
6
以前我が車ではアクセルケーブルを劣化する前に新品交換しておきましたが、この交換の引きまわしに結構苦労させられました。
こちらのケーブルも、どうやら前輪右側のタイヤハウスを覆っている黒いプラカバーを外さないと交換できないことが分かり、交換作業はけっこう厄介です。
ここのクリップは、そのプラカバー=フェンダーライナーを留めているクリップのうち、再利用できない2つのクリップをあらかじめ取り寄せておいたもの。
7
こちらのフロントタイヤ部分のフェンダーライナーは、もう4年ほど昔に真冬の東北道走行中に雪の塊にぶつかり、左タイヤ側のフェンダーライナーを破損したのを、やっとこのたび交換するために取り寄せたもの。
右タイヤのフェンダライナーは破損も無いので、高価なこともありシリコンスプレーで艶出しだけやって、再利用します。ただしクリップは劣化が激しいので、すべての箇所のクリップだけは新品にします。
8
やっかいなフェンダーライナーを取り外したところを撮影。
やっとケーブル交換にかかれます。
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