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カクシカおじさん(プレミオおじさん)の"カクシカくん" [ダイハツ ムーヴコンテカスタム]

パーツレビュー

2018年6月5日

BRIDGESTONE  POTENZA Adrenalin RE003 165/55R15  

評価:
5
BRIDGESTONE POTENZA Adrenalin RE003 165/55R15
 
ダイハツの軽ターボ車向けの新車装着タイヤだった、排水溝が深かかったダンロップのSP Sports 300を43000kmまで持たせて、2012年の6月30日に初めて交換して装着したタイヤが、ブリヂストンのエコタイヤの最初期の製品となるエコピアPZ-XCだったのですが、


購入当時のエコピアPZ-XCのパーツレビューはこちら
     https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/car/879006/4661667/parts.aspx
     (本当は在庫があった旧プレイズを頼んだものの、手違いで他に販売してしまったらしい )

「ブリヂストン プレイズPZ-XC て廃盤なの?」
     https://minkara.carview.co.jp/userid/1144014/blog/26496110/


このエコタイヤ、雨天時のグリップはそんなに不満はなかったものの、非常によく転がっていくこと以外は最悪で、特にトレッド面が硬いのでロードノイズは甲高くて非常にうるさく、さらにエコタイヤの例にもれずサイドウォールが極端に柔らかすぎたため、高速道路を走行しているときなどは道路の凹凸により、長い周期で車体がバウンドしてフワフワと浮き沈みするようなタイヤで、新車装着タイヤとは差があり過ぎ、もう二度とエコタイヤなど使うものかとその当時思って、その次はファルケンのジークス ZE912にずっと乗り換えていました。



その後18万km走行になってから、元々から柔らかすぎるうえに完全に劣化してしまっていた純正ショックから、やっとカヤバのニューSRのショックアブソーバ交換と前後サスペンション部品の一式を交換、

その約1年後にはリヤー側の沈下対策として、ローダウンされていないコンテNA用のリヤースプリングに転換してリヤー側の落ち込みを完全に解消したうえでの走行安定性を追求、さらに今年2018年初頭には3ヵ所のマウントを新品更新し、駆動と足周りは劣化しつつあるロアアームを除いて、だいぶん改善されました。



そして今まで使ってきました、エコタイヤでなかった3本目のファルケンのジークス ZE912が摩耗してきてスリップラインに近づいてきたので、いよいよ新品の夏タイヤにすることを決意、シークスZE912も無くなったので、次はどの製品にするのかかなり迷いましたが、

我が車は高速道路を使った遠出が多いことを特に考慮して、近年登場しましたブリヂストンのポテンザ系の軽自動車向けアドレナリンRE003を装着することに決定。久々のBSの夏タイヤですが早速履き替えまして、その後すぐに北海道旅行へ行くこともあり、とりあえず慣らしも兼ねて200km以上走行しました。

左側の写真が装着直前の新品タイヤ4本、右側の写真が我が車にはめたRE003の大きな溝のタイヤパターンを撮影したものです。軽自動車用の縦溝は3本となっていますが、今まで装着したタイヤの中では最も排水用の溝が大きくて正直びっくりした次第です。このタイヤの大きな排水溝なら、タイヤが摩耗してからもかなり排水性は高いだろうと予測しました。



またこのタイヤ、最初はポテンザ系ということから、かなりガチガチ系のタイヤかと予測していましたが実際に装着して走ってみると、そんなにロードノイズも目立つことも無く逆にかなり静かで、なによりも上級コンフォートタイヤの味付けに近く、柔軟性もありながらカーブでもそれなりに踏ん張れるといった、遠出にピッタリのタイヤでした。

それと掲載しているトレッド面の写真からも分かると思いますが、またリンク先にも詳しく掲載しましたが、エコタイヤだと両サイド部分を斜めに削り落として実質的な接地面積を大幅に減らしていますが、このポテンザのアドレナリンはエコタイヤではないので、両脇いっぱいまで接地面積を確保しているのが分かると思います。

安全性の確保のため大幅に重くなった車体に比べ、未だに相対的に足回りが弱くて不利な軽自動車にとってこのことは重要で、接地面積をタイヤサイズの最大限まで確保したおかげで、大きな溝(排水溝)を確保できたんだろうと思います。路面に吸い付いている感触も感じます。

逆に接地面積の狭いエコタイヤの排水溝を見るにつけ、燃費は多少は良くなるのでしょうが、タイヤが摩耗して来たら制動距離が大幅に延びてくるんだろうなぁ、と私は思っています。



また特に特質に値するのが走行安定性で、我が車の場合では、ほぼ修正蛇を必要とせず、試しにハンドルから手を離しても車は真っ直ぐにずっと走っていく …… と言う感じです。運転はこれまでのジークスよりかなり楽になり遠出時の疲労感はかなり減りそうです。

最初は軽レグノとかなり迷いましたが、とりあえずこのタイヤにして良かったです。

価格も軽レグノよりも若干安いですが、いずれ軽レグノとの比較もしたいと思います。それとこのアドレナリンを装着する際にですが、ほとんどバランスの狂いもなかったようで、この点ではレグノよりも優れているとタイヤ屋は言っていました。




           【2018.6.16 追記】
先日(2018年 6月 9日~15日)にかけて、車で初の北海道旅行をしたのですが、ちょうどその時に季節外れの台風が北海道付近にまでやってきて、十勝~釧路~根室地区は激しい大雨と、雨が上がっても最高気温が10℃以下という低温の気象になりました。


そして北海道の道路に多数みられる、予算が無くさらに気象条件が厳しいためだろうが、

    ~ 北海道内は温度差が激しくしかも真冬は寒すぎるため、
     本土とはアスファルトの成分が違っていて、かなり柔らかいです。
     バイク乗りの方はサイドスタンド使用時などは特に転倒に注意 ~


多数のわだちを全く補修せず放置しているために、たくさんの路面で水たまりが見られましたが (迷惑を顧みない、飛ばし過ぎの対向車からの跳ね上げ水による視界不良に悩ませられた)、新品のこのタイヤのおかげで、一度もスピンすることなく道内を2000km以上走行し、無事に帰宅することが出来ました。

もちろん過信は禁物ですが、やはりこのタイヤの太いセンターの排水溝はダテではなく雨天に強そうなタイヤに思えました。

タイヤのラベリング表示はあくまでほぼ新品タイヤでのテスト結果なので、タイヤが摩耗してくるとエコタイヤに見られるような細めの排水溝では、ウェットグリップは新品時と比べると果たしてどうなのかと個人的には思います。


なお新品装着時に溝の深さを調べるのは失念しましたが、北海道旅行からの帰宅後のおおよそ3000km前後走行した時点で計測してみますと約6mmでした。溝の幅は普通のタイヤの2倍以上もありますが、溝の深さはちょっと浅めの6~7mmのようです。ちなみにエコタイヤは7mm前後、普通のタイヤは8mmほどのようです。


またお天気に恵まれなかったこの初旅行の模様は、後日まとめてブログアップする予定です。
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この記事へのコメント

2018年6月6日 9:34
かなりの高評価ですね。

グリップ感は大事だなと思うのが、高速道路ですね。
かなり走行されるので、タイヤ交換して少し落ち着いたかなと思います。
ボディの方は大丈夫ですか?
ドアの閉まりが悪いとか、ルームライトが途中でつくようになったら要注意です。

次にお会いできる日を楽しみにしてます。
コメントへの返答
2018年6月6日 22:06
ご指摘ありがとうございます。

このRE003のタイヤ、とにかくどの速度域でも車体はぶれないし、車は真っ直ぐに走っていき、しかもハンドルの修正もほぼ無いので、今までのファルケンのジークス912よりもはるかに走りやすいです。

タイヤ屋さんもバランスの狂いがほとんどなかったので驚いていたようで、最高級のレグノよりもさらに狂いが少ないと言っていました。

もしかするとポテンザ系はブリヂストンの中でも、特別に製造されているのかもしれませんね。高速道路の運転はかなり楽になっています。


ところで今まで取り上げていませんでしたが、実はわが職場にたくさんある貨物車の新型軽四エブリバン、

フレームが弱くて車体が柔いのか、はたまたコストダウンのために溶接個所を減らしたのか詳細は不明ですが、とにかく2~3万kmも走ると、サイドドアが非常に閉めにくくなるトラブルが多発しています。他局でも同様だそうです。これ何度直しても完治しないです。

スズキの人ははっきり言いませんが、行き過ぎた軽量化とコストダウンの弊害なのでしょう。


スズキの軽四車のこのような欠点が前月号だったと思うけどマガジンXに書かれていたので、我がコンテ号も歩道の縁石に試しに前輪の左1輪のみ載せてみて、各ドアの締まりにくさとか調べてみましたが、全く問題はなくフレームがしっかり作ってあると一安心しました。

そういえば当方の過去のアトレーの時もサイドドアが閉まりにくいとか全くなかったです。その代わり4WDでは車重は1トン超えでしたが。


コンテの腐食対策は十分しているつもりですが、腐食には十分に気を付けたいと思います。

発電機交換を含めてかなりリフレッシュしたので、不安要素はかなり無くなりましたが、現在一番気になっているのは燃料ポンプの寿命で、もう25万km近くになるのに一度も交換しておらず、しかもコンテでは簡単には交換できないので、年内に交換しておこうと思います。

プロフィール

「我がコンテ号、325327kmにて初めてCVTオイルパンを開封(写真)。

CVTは3~4万kmでのフルード交換ぐらいしかメンテはしてませんでしたが、左端の円形のマグネットにヘドロがこびりついている以外はきれいでした。

当然、新品のストレーナ・マグネット・ガスケットへと交換。」
何シテル?   10/26 21:55
カクシカおじさんです。 ニックネームの由来は、我が愛馬コンテカスタムRSの別称、ダイハツの『カクカクシカジカ』と現在の年齢がおじさんになっているところから...
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