
すっかり涼しくなって秋を肌で感じるようになりました。
おかげで深い睡眠がとれるようになり、体調もバッチリです。
そんな秋の夜長にちょっとバイクの話でも。
16歳からバイクに乗り始めて、今年でバイク歴46年目。
1980年代のバイク黄金期に青春だった世代は、若いころにバイクに憧れたり、所有した経験はあると思います。
バイク乗りにはホント良い時代だったと思います。
そんなバイク歴の中で私が大型バイクを所有したのは実は3台だけ。
当時は教習所ではなく免許試験場で、限定解除試験を受けて取りましたが、試験回数は18回目で合格。
当時の試験車両はスズキのSG750とホンダのCB750Kの二種類。
私の場合ほとんどがGS750でした。
どちらも重量ヘビー級ですが、操作はCB750Kの方が楽なように感じましたね。
そんな苦労して所得した大型免許ですが、何に乗るために所得というのではなく、周囲で落ちるのが多かったので、じゃあとってみるかとムキになって取ったのです。
で、思っていたのが当時よく行っていた羽田ホンダさんに置いてあった紫のKH500。KH400を乗り換えようと考えたのですが、KH400の下取りがあまりにも安く諦めました。
12馬力アップのトルクアップには興味ありましたが、すでに時代はレプリカブームだったので早々に興味が薄れました。
最初に手に入れた大型バイクはスズキGS650Gでした。
ナナハンじゃなくてロクハンなのかと言えば、ただ安かっさたという一言。
不人気だったんですGS650Gは。
ハンスムートのKATANAのデザインはこっちが本家。
でも1100のイメージが衝撃的で、こっちは全く見向きもされませんでした。
シャフトドライブだったのも不人気の理由。
日本一周するのに、メンテも楽で燃費も良く、コンパクトで、スポーツツアラーとして最高という理由でした。
当時はそれほど気にしなかったのですが、今見てもデザインはやはり秀作です。
GS系のエンジンは壊れにくくて、とても良かったです。
日本一周を終えてGS650Gを売って買ったのが、これまた不人気のホンダCBX550Fです。
CBX400Fの大人気とは裏腹に、単純に排気量が輸出に合わせて大きくなっただけ。
別に550じゃなくてもいいんじゃないのという感じです。
ただ、本来のCBXは550であり、400はでデチューンだけでなく装備も落ちます。
インボードダブルディスクにリアにはプロリンクサスが標準。
高回転型の400に対して、余裕のトルクで走る550。
乗っていて疲れにくいバイクでした。
本来インテグラでカウル付きのはずが、カウルレス仕様(転倒あり)で安かったので購入。でも優等生過ぎて、やはり2ストが欲しくなり売却しました。
最後になるのがヤマハRZV500R。
これは嫁のスズキRG400γがきっかけで、500γを探したのですが高価で手が出せず。
γを探している時に、たまたま事故でフロントを破損した中古を安く買いました。
フロントフォークを中古に入れ替えて修理。
YZR500を彷彿させる2ストV4パラレルは、凄まじい加速で楽しまてくれました。
実はコンパクトで前から見るとRZ350Rにも見えなくもない。
簡単にフロントが浮くのと、2速であっという間にオーバースピードする加速に酔いしれました。
そんなRZV500Rですがツーリングにも最高で、思ってる以上に乗りやすい面もあり、右直事故で失わなければ、まだ乗っていたかも知れません。
RZVも私も大破してしまい、家族からしばらくバイク禁止令が出ました。
あれからもうすぐ20年。
たった3台ですが大型バイクを堪能できました。
今はスクーターのPCXですが、また二輪に乗れるようになり楽しんでいます。
逆に乗っていなかったら、今になって大型に乗っているかも知れません。
そう考えると、マイナーだけどいいバイクに乗れたかなって思います。
Posted at 2025/10/16 21:58:22 | |
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