
1980年バイクブーム。
私も嫁との縁はバイクでした。
そんな縁結びのバイクでしたが、嫁がバイクに乗っていた期間は5年ほど。
当時はバイクのモデルチェンジが早くて、1年もすると陳腐化する有様で、毎月にように新車が登場し乗り換えの頻度も高い時代でした。
そんな嫁の愛車達をイラストにしてみました。
嫁が独身時代から乗っていたのがスズキの初代RG250γ(新車)。
私も乗っていましたが、3,000回転以下の低速がスカスカなのに、女性がよく乗っているなと思ったのが最初のきっかけ。
イキナリ中免取ってコレに乗ったというのが嫁らしいところです。
その次がヤマハのSRX250F(新車)。
販売当時のキャッチコピーは「シングルスポーツの新しいかたち」。
当時流行していたのはハイパフォーマンス志向のレプリカモデル。
空冷DOHC単気筒エンジンを搭載しながらも、ツインキャブやハーフカウルなどの装備で、「走り」と「スタイル」のコンセプトを両立。特に初心者や女性ライダーにも親しみやすく設計されていました。
120kgの車体はPCX150よりも軽く、当然ハンドリングは軽快そのもの。
ドドドドドドドドド・・・という単気筒の乾いた音が耳に心地よく感じます。
もちろんネックポイントもあって一番は振動問題。
回せば回すほど振動が強くなり、6,000回転以上ではハンドルを持つ手がしびれるほど。
それとチョークがシート下横にあって、使いづらいのもマイナスでした。
その次がスズキRG400γ(中古)。
250γはパワーバンドは狭いけれど、軽快で乗りこなすのは意外に楽なバイク。
一方で400γは加速と音が圧倒的な化け物。
5千回転超えてからの加速は凄まじく、あっという間にレッドゾーンに突入。
マフラーからの音もうるさいのですが、やはり400でトータル性能はピカイチ。
キャブがぐずるのとガソリンがすぐオーバーフローするのが欠点でした。
オイル飛びもひどいので短期間所有だったかな。
スズキNZ250S(譲渡)
RG400γを手離して知人から処分のために貰ったのがNZ250Sでした。
NZ250Sは、スズキの油冷技術を単気筒スポーツに落とし込んだ意欲作で、GSX-R750R譲りの油冷技術を採用していました。エンジンはオフロードのDR250S。
新車価格が高くて当時でも走っている姿をあまり見なかった希少車です。
SRX250Fより振動は少なく熱ダレも少なかった秀作です。
カワサキZ400FX(中古)
言わずと知れたヤマハRZ250と共にバイクブームを牽引した漢カワサキのバイク。
威圧感もすごく大型バイクじゃなくても満足できる人気のバイクでした。
嫁の最後のバイクになりましたが、両足だとつま先立ちでしたが、走り出すととても乗りやすくて楽しかったようです。
ヤマハRD400(私のバイク)
バイクを手放してしまってからは、私のバイクに乗ることが多くなりました。
嫁の運転するバイクの後ろに乗ることも実は多々あってRDが多かった気がします。
RD400は、ヤマハの2ストローク技術の集大成とも言えるモデルであり、後発のRZ250より振動は少なく、トルクもあるし2ストではとても乗りやすいバイクでした。
カワサキKH400(私のバイク)
2スト好きな嫁がちょくちょく乗っていたのが私のKH400でした。
KHは重いけど車体も小さくトルクフルで低速から乗りやすいので、よく乗らせていたのも事実。嫁はRD400よりも乗りやすいと言っていたので、車体が重いのも安定に繋がったようです。
カワサキトリプルは過激で暴れ馬と呼ばれていたけれど、KHは全然そんなことなくツーリングにも使えるオールマイティなバイクでした。
1979年 RD400
1980年 Z400FX
1982年 KH400
1983年 RG250γ
1986年 RG400γ
1984年 SRX250F
1986年 NZ250S
嫁がバイクな乗っていた時期が短期間だったのですが、結構面白いというか、今となってはスゴイ愛車遍歴だったのがよくわかります。
SRXやNZはもはら入手することも維持することも困難なバイクでしょうね。
ちなみに当時の写真からイラスト起こしているので、ファッションも当時のものです。
Posted at 2025/10/09 22:58:52 | |
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オートバイ | 日記