SwitchDesignクーリングシステム (吸気系)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
12時間以上 |
1
【SwitchDesignクーリングシステム】
耐熱板だけではなく耐熱板を冷す事で吸気温度上昇を防ぐシステムです。(斜線の部分になります)
●耐熱板を2重構造にする事で熱の伝わりを抑え(雪国でよくある2重窓と同じ原理)
●更に、耐熱板と耐熱板の間に空気の流れを作って冷やして(外気温に近ずける)いるのが特徴です。
では実際に取り付けて、どのように変わったか…
【吸気温度】
走行中は外気温度+2℃~+5℃ ( ´ ▽ ` )ノ♪効果あり
停車時は+10℃とか上がりますが、走行すればすぐに元の温度まで下がります。
渋滞時対策をするならファンを付けるしかないですが…
停車時に下げても意味ないので、そこまで気にしなくても良いと思います。
走行すればすぐ冷えるし。
吸気系のクーリング対策をやって来たまとめです。
2
【インテークダクト】
ここから空気を取り入れ
3
【インテークダクト】
奥側に開口部を4箇所(ブルーの内張り剥がしが差し込まれている場所)設けています。
エアフロからサクションパイプまでのパイプ全域の冷却をカバー
冷却の他に、雨水対策にもなっていてエアダクトの水抜きの凹みの所に開口部を設けたので↓のインテークダクトサポートパネルを付けてグリルからダイレクトに入ってくる雨を逃がすようにもなっています。
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インテークダクトに空気が入りやすくする為に
【インテークダクトサポートパネル】を取り付け。
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【ショートレゾネーター改】
以前はレゾネーター撤去していましたが
今回は空気の流れを良く、よりダイレクトに取り込めるようにショートレゾネーター化しています。
インテークダクトに開口部を設けている分を補うように追加でダクトホースを付けています。
ダクトホース取り付けにはホースに切れ目を入れて小径にしてバンドで留めているだけで、切れ目は雨水対策でそのままにしてあります。
下に伸びているダクトは、あくまでも空気の通り道を作ってあげているだけで、つなぎ目もルーズで隙間があった方が良いと考えます。(シッカリダクトにしてしまうと冠水で水嵩が増した時などにバキュームされてエアクリーナーに浸水する恐れがあるから)
純正タイプエアクリーナーと組み合わせる事で夏仕様とか冬仕様とか気にせず通年通して使用出来る吸気システムにしてあります。
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【純正エアクリーナーBOX改】
ポリカーボネート製(耐熱温度120℃)のプラダンを上部は1枚、下部は2枚重ねしてアルミテープを貼ってあります。(底面も)
これでエンジンルーム内の熱を遮断。
遮断するだけでは熱が籠るのでインテークダクト開口部からの風(エアフロメインですが)で冷やすようにしています。(ポリカーボネート断面に風が入るようにアルミテープで全ては包んでいません)
純正エアクリーナーBOXには雨水対策で小さな穴が初めから底部に空いています。
※現在はワンオフ エアクリーナーBOX 純正タイプを制作してリニューアルしています。
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エアクリーナー上部のホースは約80℃のクーラントが流れているので.ホース下にステンレス板を敷く事でエアクリーナーに熱が伝わるのを抑えています。
これは絶対にやらないとダイレクトに熱が伝わるので確実に吸気温度が上がります。
アルミ素材は冷えやすい反面熱くなりやすいので、熱くなりにくいステンレス素材を使います。(耐熱板全てに同じ事が言えます)
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【サクションクーリングパネル】
このシステムの核になる部分です。
ラジエーターファンが回ると熱風がモロに下から吹き上げてサクションパイプにモロに掛かるので、ゼロスポーツのステンレス製のパーツは当然熱くなります。
それを防ぐ為にステンレス板で制作して取り付け。
インテークダクトに空けた開口部からの風がこの上を流れる事で直接サクションパイプを冷やします。
このサクションクーリングパネルはL字になっていてエンジン耐熱板にもなっています。
【最初の図】にあるようにもう2枚耐熱板と組み合わせて、エンジン側(高さ30cm)とエアクリーナー側(高さ10cmの両方に耐熱板を付けて、その間をインテークダクト開口部からの風で冷しアンダーパネルから排出される仕組みになっています。
デメリットは…
プラグ交換をする際に耐熱板を外すのが少し大変です(^_^;)
欲を言えば…
もっとセンター側に延ばして助手席側にしかラジエターファンの風が行かないようにすると良いように思います。
今後、手直しする時は改善します。(現在テスト中)
最後に、アルミ製のアンダーパネルでエンジンルーム内の熱気を逃がすようにすればクーリングシステムの完成です。
よく吸気温度が高いとか聞きますが…
耐熱板だけではエンジンルーム内が熱くなるので当然です。
冷やして熱を逃がす。って事が重要。
1ヶ所だけ耐熱板を付けてもあまり意味はなくトータルでやる事で吸気温度を下げられるので良かったらこのクーリングシステムを参考にしてみてください☆
走行時の吸気温度は、平均、外気温+5℃で安定しています♪
真夏でも吸気温度気にする必要なくなりました♪
吸気温度の他に
オイルクーラー設置や強制ラジエーターファンなど…
冷却系の弄りも載せているので参考にどうぞ。(猛暑日でも水温、油温80℃±5℃で安定しています)猛暑日でも85℃以上上がりませんね♪
※過去のクーリングシステム(キノコ型エアクリーナー版)は関連情報URLにあります。
【追記】
BH5ラジエーターファン メイン4枚羽&サブ5枚羽から
YA5ラジエーターファン メイン11枚羽&サブ9枚羽に交換しました。
ファン作動時に少し早く水温が下がるようになり、水温の安定に役立っています。(夏場でも75℃~85℃)
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